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マーセナリーズ」を以下のとおり復元します。
*MERCENARIES マーセナリーズ ~ Playground of Destruction
【まーせなりーず ぷれいぐらうんど おぶ ですとらくしょん】
|ジャンル|アクション|CENTER:&amazon(B000065C92)|
|対応機種|プレイステーション2|~|
|発売・開発元|エレクトロニック・アーツ/Pandemic Studios|~|
|発売日|2005年4月28日|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|

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**概要
-近未来の''北朝鮮''を舞台としたオープンワールドのTPS。
-プレイヤーは傭兵となって、各勢力の依頼をこなしていく。
-開発はガスマスクのロゴが印象的な、スターウォーズ・バトルフロントなどで高評価を得たPandemic Studiosが手掛けている。

**ストーリー
21世紀初頭、北朝鮮の総統チョイ・キムは韓国へ和平協議を提案。これは韓国の太陽政策を認めるということであり~
韓国側も、北朝鮮軍の解体を条件としこれを承諾。朝鮮半島の平和的再統一の期待が高まり、人々の総統への人気は一気に高まることとなった。~

しかし・・・キム総統の息子であるチョイ・ソン将軍はこれを良しとせず、北朝鮮での和平調印式においてクーデターを決行。~
これによりソンは、韓国の元首、そして自らの父であるチョイ・キムの殺害を遂行。独裁政権を築き、鎖国へと突入したのである。~

時が経ち、世間の人々から記憶も薄れていたある日のこと。座礁していた北朝鮮の船舶を救助したオーストラリア海軍は~
船内に核兵器を発見。ひそかに国外へと流していたのである。すぐさま多国籍軍は北朝鮮に侵略、そのさなか30発の核弾頭が近いうちに発射されることが判明した。~
国連はただちにエグゼクティブ・オペレーションズ(通称ExOps)へ傭兵を依頼。~

今、未来をかけた"''世界で最も危険で過激な場所''"での戦いが始まる。~

**システム
-プレイヤーは民間軍事会社であるExOpsの''傭兵''となり、それぞれ特徴のある3人から1人を選ぶ((これは日本版だけの特別仕様であり、北米版では外見のみの違いしかない))。~
「マティス・ニルソン」:体力が高く足が速いが見つかりやすい。得意言語/ロシア語・英語~
「ジェニファー・ムイ」:マティスとは逆に、体力が低く足は遅いが見つかりにくい。得意言語/中国語・英語~
「クリストファー・ジャコブス」:両者の中間。爆発物に多少の耐性がある。得意言語/ハングル語・英語
-勢力は、国連軍・韓国軍・中国軍・ロシアンマフィアの4つ。それに加え、全勢力と敵対する北朝鮮クーデター部隊の計5つ。
-「''支援要請システム''」で、各種物資・砲撃・爆撃・制空権確保などを駆使してミッションを進めていく。
-北朝鮮を除く4つの勢力にはそれぞれ「''友好度''」が存在し、彼らの要請にどう応えていくかが攻略のカギとなる。
-各勢力の兵器に乗り込めば「''カモフラージュ''」状態になり、味方と認識される。上手く偽装し敵地に潜入することもまた大事な攻略要素となる。
-プレイヤーは各勢力の依頼をこなすと同時に、トランプのカードに見立てた「''Deck of 52''」((元ネタは、イラク戦争のお尋ね者トランプカード))と呼ばれるソンの取り巻きである重要人物を捕えて、~
最終的にソンを捕縛することが目標となる。

**評価点
-非常に高い自由度。勢力の依頼を無視して町を散策するもよし、各本部を爆破して全勢力を敵に回すもよし、建物を片っ端から破壊するもよし。~
そこら中で敵対勢力が争っており、それに乱入するのも眺めるのもまた自由である。
-登場するオブジェクトはほとんどが破壊できる。できないのは樹木や岩など、基本的に自然物が多い。
-支援要請による敵勢力を一気に撃破する爽快感が魅力。もちろん町を荒野へと変貌させることも可能
-銃器や乗り物が豊富で、その多くは実在するものである。また、地名や一部の建物・兵士の装備なども実在するものが登場している。(平壌国際空港・寧辺の原子炉など)
-基本的にロードはシームレス。一部マップ切り替えやミッション開始を除いて(後述)快適にプレイできる。
-各勢力の兵士やマフィアはその国の言葉で喋る。普段聞きなれないロシア語や中国語などは新鮮。「四塁打!」

**問題点
-ミッション開始とゲーム開始時のロードが30~40秒と長い((北米Xbox版は10秒ほど))。ただし、一回のロードは長いものの回数は少なく、~
ミッションがいったん始まれば、次のミッションを受けるまで読み込みは無いのでそれほど苦にはならない。
-ハードスペックの限界と、荒廃した町の表現の両立を考えた仕様ではあるのだが、全体的にもやがかかっており、~
遠くの視界が悪い。特にスナイパーライフルを使うときが見辛い。
-バグで、時々字幕が非表示になったり、SEが出なくなることがある。
-日本版のみのバグで、プレイヤーが使った時のショットガンの音が出ない。NPC使用時は問題ない。
-北米版では、例えば中国陣営の司令官の会話は、中国語が得意なムイしか理解できず、他キャラだと理解できないといった字幕が出るのだが、~
日本版では誰を使っていても、翻訳を全て字幕表示させてしまったため、せっかくの得意言語設定が生かされていない。

**総評
北朝鮮が舞台、しかも現実に割と近い設定であり(もちろん''全て架空の話''である)、色々な意味で危険かつ冒険心あふれる作品。~
しかしそのぶっ飛んだ設定とは裏腹に、内容はしっかりと丁寧に作り込まれている。~
物理演算を使用しており、爆発や破片が綺麗に飛び散る様子は決して手抜きを感じさせない。~
ただただ銃を撃ちまくるというのではなく、支援要請で地形を変化させ、ヘリコプター、戦車を乗り回し町を駆け巡るのは非常に気持ちがいい。~
GTAと比較されることがあるが、こちらは破壊や兵器を使えるといったところでちゃんと差別化は図られている。戦場版GTAといったところだろうか。~
一味変わったゲームをしてみたいという人はぜひプレイしてはいかがだろう。

**余談
-この内容なだけに、韓国では発売されなかった。~
後に開発であるPandemicは、ベネズエラを舞台とした続編、マーセナリーズ2を出している。全く自重する気はないようだ。
-オープニングムービーには本物のニュース映像が使われている。
-Xbox版も出ているが北米版のみ。
-タイトルからバイオハザードシリーズを思わせるが、もちろんこのゲームと一切関連はない。マーセナリーズはもともと傭兵の意味である。

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