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ピンチ50連発!!」を以下のとおり復元します。
*ピンチ50連発!!
【ぴんちごじゅうれんぱつ】
|ジャンル|シネマティックピンチ切り抜けアクション|&image(http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/kpfj/img/ico_software.jpg)|&image(http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/kpfj/img/img_hard.jpg,height=160)|
|対応機種|ニンテンドー3DS&br;(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)|~|~|
|メディア|ダウンロード専売|~|~|
|発売・開発元|モバイル&ゲームスタジオ|~|~|
|発売日|2014年9月24日|~|~|
|定価|500円|~|~|
|判定|なし|~|~|
**概要
次々と襲いかかるピンチをヒーロー的ひらめきとアクションテクで切り抜けていく、シネマティック・ピンチ切り抜けアクションゲーム(公式サイトより)。~
連続で展開する全50ステージに待ち受ける罠を突破し、謎の島からの脱出を目指す。~
何度も失敗をしながら攻略方法を模索する昔ながらのアーケードゲーム風2Dアクションである。~

**特徴
-基本操作は十字キーとAでジャンプ、Bでダッシュ。
--攻撃アクションは存在せず、ジャンプで敵を倒したりすることも出来ない。純粋に敵や罠を回避するテクニックが重要となる。
--一定時間ダッシュすると疲れたり、ある程度の高さから落ちると受身を取るなどして、しばらく動けなくなってしまう。
--水に浸かれば泳げるが、表示されるゲージがなくなれば溺れ死ぬ。また、ツタを登ったり崖につかまっている際も一定時間で疲労し、一定の高さから落下すると死亡してしまう。

-ステージは全て地続きになっており、立て札に書かれた数字で現在のステージが分かるようになっている。

-プレイ中は経過時間が計られており、全50面をクリアした時のタイムとリトライ数でオンラインランキングを競うことが出来る。
--また、プレイ中は常にリプレイが記録されており、タイトルから見直すことが出来る。

**評価点
-タイトルに偽りなく、連続で襲い来るピンチを切り抜けていく過程が楽しい。
--基本的にはテクニックと記憶が重要な覚えゲーで死にゲーという昔ながらのスタイルのアクションゲームであり、一見突破できそうにない仕掛けも知恵とテクニックで切り抜けていく爽快感あふれるゲームとなっている。
--キャッチコピーの通り罠を突破するには「ひらめき」が重要であり、20面あたりまで来ると仕掛けを見破ることが重要になってくる。プレイヤーの頭脳が試される。
--プレイヤーキャラには慣性や息切れといった独特の挙動があるため、他のアクションに比べるとクセが強いが操作性は良好。これらを考慮したテクニックも必要になる。
---基本操作以外の操作方法やアクションは一切説明されないため、色々試しながら攻略していかねばならない。

#region(仕掛け一例(ネタバレ注意))
-トロッコは押すことで慣性がつき、坂道を下ると高速で走る。乗った状態で十字キー下を入れると頭を引っ込め、走っている方向と逆に十字キーを入れるとブレーキをかけられる。
--頭を引っ込めて天井のトゲを回避したり、ブレーキをかけて下の道に飛び移るといった仕掛けが登場する。
-後ろから岩が転がってくるが、道の先は崖になっていて向こう側に飛び移ることが出来ないステージ。
--どうするのかと言うと、岩が道の先まで来ると崖下から移動する足場が出てくるので、これを利用して渡る。しかし岩は崖直前まで来るのでどうにかして避ける必要がある。
#endregion

-失敗してもすぐやりなおす事が可能で死にゲーながらストレスは少ない。
--やりなおす際はステージの最初からだが、1ステージの長さは1分程度なので何度もやりなおす事になっても苦になりにくい。
--オートセーブ方式で到達したステージから再開出来るため、中断しやすいのもストレス軽減に貢献している。

-オンラインランキングがあるので、よりタイムとリトライ数を縮めて上位を目指すのも楽しい点と言えよう。

-BGMは基本的に無音だが、ここぞと言う時に緊張感のある曲が流れ出すため、緊張感を煽ることに成功している。
--ステージを突破するとクリア音が鳴り、クリア出来たことが実感出来るようになっている。無音のおかげでこの演出が際立ち、爽快感に一役買っている。
---一方、プレイヤーの死んだ際の断末魔や息切れの音も際立つため全体的にSEの印象が強い。
--ゲーム開始時には男性コーラスによる「ピンチ~ピンチ~ピンチ~♪」で始まるメインテーマが流れるが、ここはちょっと笑いどころと言える。
---また、スタートボタンでポーズした際にも「ポーズ♪」という(ちょっとかわいい)音声が流れるが、ポーズするたびにちょっとずつ違うという小ネタも。

**賛否両論点
-難易度の高さ。
--死にゲーなので当然とも言えるが、難易度は高め。特に40面以降のステージはかなりキツめの難易度になっている。
---この手の死にゲーにはよくあるが、後半は針だらけのステージが多くなる。針で囲まれた足場や移動する足場と針の組み合わせといった厭らしい仕掛けが出てくる。慣性があるため、避けたと思ったら滑って当たってしまうことも。
--歯ごたえのある難易度ととるか理不尽ととるかで大きく評価は変わってくる。

**問題点
-低価格な事もあって、グラフィックはそれなり。昔のFLASHのようなグラフィックでチープに感じやすい。
--もっとも、挙動は割と細かいので気にならない人も多いと思われる。

-前述の通り全50ステージをクリアしてランキングを競うだけなので、ボリュームはそこそこ。テクニックを磨く以外のやりこみ要素もない。
--ランキング争いやテクニックを磨くのに興味がない人だと1回クリアしたらそれっきりの可能性がある。
--これも価格を考慮すれば仕方ない部分である。むしろ昔ながらのゲームなら当たり前と言えるが。

**総評
コミカルながら昔ながらのゲーム性と高い難易度がプレイヤーの挑戦意欲をかきたてるアクションゲームである。~
その高い難易度を突破するにはやる気と根気が必要となってくるため、見た目以上に硬派なタイトルである。~
難しいゲームを制覇することを楽しみとするゲーマーは挑戦してみてはいかがだろうか。

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