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SIMPLE1500シリーズ Vol.35 THE シューティング」を以下のとおり復元します。
*SIMPLE1500シリーズ Vol.35 THE シューティング
【しんぷるせんごひゃくしりーず ぼりゅーむさんじゅうご ざ しゅーてぃんぐ】
|ジャンル|シューティング|&image(http://sce.scene7.com/is/image/playstation/slps02910_jacket?$pkgL$,width=160)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|D3パブリッシャー|~|
|開発元|サイバードリームズ、C.I .I .|~|
|発売日|2000年8月3日|~|
|定価|1,500円(税別)|~|
|配信|【PS3/PSP】2010年3月24日/300円&br;【PSV】2012年9月4日/300円|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|SIMPLE1500シリーズとしては良い物&br;シューティングとしては今一歩及ばず|~|
|>|>|CENTER:''[[SIMPLE1500シリーズリンク>SIMPLEシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
才能発掘支援番組「D's Garage21」公募企画の商品化第一弾のゲームで、ポリゴンを使用したオーソドックスな横シューティング。~
光る点もあるが、それを活かしきれているとは言い難い。~
なお開発元の一つである『サイバードリームズ』([[リンク>http://web.archive.org/web/20010205005100/http://www.cyberdreams.co.jp/]])は『[[ダークシード]]』などを開発したCyberDreamsとは無関係な同名の日本の有限会社である。
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**ゲーム内容
-ベーシックな全5ステージのSTG
--道中の敵を突破して最後にボスを撃破すればクリア。
--武装はバルカンとミサイルの2つがメイン。ミサイルはロックオンすることで最大16発まで連続発射可能。敵に当てるかミサイルを外すと
残量が戻る。

--自機にシールドがあり、敵に接触したりダメージを受けたりすると減少し、シールドが0になると残機が減る。

-オーバードライブゲージ
--方向キーとR1ボタンの同時押しでその方向に高速移動するブーストと、バルカンと同時にR2を押すことで敵を貫通する強力なレーザーを発射することができる。
---ブースト使用時のバックファイアにも攻撃判定があり、敵を破壊可能である。
--上記機能を使用するとオーバードライブゲージが上昇し、一定値を超えるとオーバーヒートになってしばらく使用不可能になる。
--オーバードライブゲージは時間経過で低下する。
--ブースト発動中のバックファイアで敵を倒すか敵弾をすり抜けると点数に倍率がかかる「ESCAPE BONUS」が入る。この時に表示される倍率ゲージ(画面左下に表示)を維持させることで最大99倍まで増加する。

-トレーニングモード
--短いステージが用意され、各々に「全ての敵を倒せ」「バルカンのみで敵を倒せ」「攻撃せずに回避しろ」などのノルマがある。
---短い上に何度でも行えるため、ゲーム本編を始める前の練習にちょうど良い。
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**評価点
-トレーニングモードの存在
--ゲーム中の要素をしっかり練習できるため、初心者がプレイを始めても上達がしやすい。

-オーバードライブゲージによる機能
--移動と攻撃、どちらにも使用可能なブースト機能は特徴的で面白い。

-ポリゴンは粗めだがそれを感じさせない
--ポリゴンの粗さを、うまく背景やテクスチャで誤魔化している。

**問題点
-使いどころのないミサイル
--ロックオンしてから発射する必要があるが、普通に使用すると時間がかかって雑魚敵がミサイルに当たる前に画面外に行ってしまう。
--正面にしかロックオンできないため、後ろから来る雑魚には無力。
--ボス相手に正面を取れたときは、ミサイルよりオーバードライブのレーザーの方が有効なので出番はない。

-ブーストを使用する必要がほぼない
--制御が難しい上に無敵時間もないため、下手に使うと事故の元になる。
--ブーストのバックファイアで敵を倒すとスコアにボーナスが入るため、高スコア狙いであれば使用する必要が出てくる。((ちなみにスコアの桁数が13桁もあるのはスコア稼ぎを意識したものと考えられるが真相は不明。))

-最大の敵は敵機のFOX4
--敵の弾に当たってもある程度は持ちこたえられるが、敵機と接触するとほぼ一発でアウト。
--画面後方や画面の真ん中からも出現してくるため、まずは体当たりを回避することになる。
---このため、雑魚敵は無理に倒そうとせず逃げ回る方がクリアするだけなら楽である。
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**総評
要素を活かしきれていない面は否定できないが、SIMPLE1500シリーズとしてはある程度遊び応えのあるゲームである。~
しかし、同じジャンルを見渡すと良作・名作は数多とあり、今作を取り立てて遊ぶ意義は見出せない。~
あくまでSIMPLE1500シリーズの中の当たり作品という立ち位置である。

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