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依頼内容はバカゲーの根拠の追記です(カートゥーンの原作通りの描写はバカゲー要素ではありません)。
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現在この記事は、[[判定変更議論依頼]]で判定なしへの変更を依頼されています。
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//PS2以外にアメリカではGC版やXbox360版もあり内容も若干異なっているようですが筆者はPS2版のみしかプレイしていません。
*トムとジェリー ヒゲヒゲだいせんそう
【とむとじぇりー ひげひげだいせんそう】

|ジャンル|アクション|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AYZ0MJ22L.jpg,width=160)|
|対応機種|プレイステーション2|~|
|メディア|DVD-ROM 1枚|~|
|発売元|サクセス|~|
|開発元|Entertainment|~|
|発売日|2004年1月29日|~|
|定価|4,800円(税別)|~|
|プレイ人数|1~2人|~|
|レーティング|CERO:全年齢対象|~|
|判定|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|
|ポイント|原作に忠実なノリ&br;ボリュームは薄め|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
2004年1月29日にPS2ソフトとしてサクセスから発売された国内未発売のニンテンドウ64の『Tom and Jerry in Fists of Furry』の続編。

**ゲーム内容
-3Dマップをトムとジェリーのキャラを操作して、相手を攻撃し体力が無くなったら負けといういわゆる箱庭格闘ゲームと言った所。
--普通に攻撃する他ステージ毎に異なるアイテムや武器を拾って投げたりする事でダメージを与えられる。
--先に指定された本数を取れば勝ち。

-操作は×でジャンプ、○でアイテムを拾う、捨てる、相手を掴む、△でパンチ、□でキック、R1でガード、R2とL2同時押しで挑発とパワーアップ。
--相手や投げアイテムを拾ったら△で山形、□で水平に投げれる。ボタンを押し続けるとチャージが出来、ガード不可に加え状態異常が加わる。
---相手が投げてきたアイテムはタイミング良く○ボタンを押すとキャッチして投げ返す事が可能。
--空中で□を押すとヒップドロップ。

-ステージ毎に異なるアクシデントが起き、巻き込まれるとダメージを受ける。

-相手にダメージを与えたり挑発をするとパワーゲージが溜まり、満タンになると一定時間パワーアップする事が出来、攻撃力アップ、相手からのダメージを無効((相手がパワーアップ状態の時は食らう。))、アイテムのチャージが直ぐ溜まるようになる。

-ステージ上に?マークが現れ、それを取るとダメージを完全無効にするバリアか、一定時間ダメージを徐々に減って行く毒状態になる。
--毒状態は相手に触れれば移す事が可能。

-モードはひとり、ふたり、なかま、チーム、オプションの5つ
--ひとりはキャラを選び、キャラ毎に決まった5ステージを勝ち抜いていく普通のモード。
--ふたりは好きなキャラで対人戦やCOMと対戦が出来る。ハンデ設定も可能。
--なかまはふたりと内容は一緒だが2VS2の交代式の対決。
---L1ボタンで控えのキャラに交代出来、何れかのキャラがノックアウトになると勝敗が決まる。
--チームはプレイヤーチームとCOMチームで2VS2の対決。
--オプションはラウンド数や制限時間、難易度等の設定が可能。

-参戦キャラ
--前作から続投キャラ
---トム
---ジェリー
---スパイク(本作ではブルさん表記)
---タイク
---ニブルス
---ブッチ
---アヒルちゃん
--新規キャラ
---イーグル
---ライオン
---ネコロボット
---モンスタージェリー
--初期ではトムとジェリーのみだがひとりモードを各キャラでクリアして行く毎に解禁される。
---ネコロボットとモンスタージェリーはラスボスキャラで、ひとりモードでは使用不可。

**評価点・バカゲー要素
-原作に忠実なノリ
--キャラがペッチャンコ、お尻が燃える、尖った物で刺されて騒ぐ、爆発物で黒焦げになる事は勿論、ステージの壁等のオブジェクトが壊れる演出は原作そのままなので思わず笑ってしまうだろう。
--ステージも台所や海辺など原作の舞台を意識した13ステージが登場。
--アイテムではトマトや卵等の食べ物、ネズミ捕り、ダイナマイト等の爆発物、剣士のレイピア等75種類以上のアイテムが登場。
---拳銃系は残念ながら無い。

-豊富なキャラ
--お馴染みのキャラに加え1作のみの登場となっているイーグルとライオン、チャックジョーンズ編以降に何度か登場しているネコロボットまで参戦。
--キャラ毎に若干だが性能差もある。
---トムとブッチはバランス型の性能、ジェリーのような小型キャラは素早く小回りが効き易い反面攻撃力が低くリーチが短い、スパイクのような大型キャラは攻撃力に優れるが動きは鈍い上、体も当たり判定も大きい。
--特定の条件やパスワード入力により水着や騎士等一部のキャラのコスチュームが解禁される。

**問題点
-ボリュームは薄め
--ひとりモードと対戦しか無く、格闘ゲームに良くあるタイムアタックやスコア的なものも無いので物足りない。

-ロードが非常に長い
--起動して最初に目に付く問題点でありその時間はなんと約20秒。
--しかも頻度に入り一人モードだと1ステージクリア後にロード→ステージ紹介→ロード→戦闘開始といった具合で非常に長い。
---逆にセーブは短い。

-ネコロボットが対人戦では最弱キャラ。
--少々特殊なキャラでアイテムが使えない代わりに独自の攻撃方があるが何れも火力が低く使い辛い。
--□ボタンで砲弾を山形に3連射するが撃つまでが長く、その間は無防備状態。また比較的避け易くガードも可能。
--○ボタンで一定時間その場で留まって周囲に炎を吹きその間は相手からの攻撃を受けない。
---一見厄介な攻撃だが後隙が大きく、また地味に長いのでその間にステージのアクシデントに巻き込まれたり、挑発でゲージを溜められたり、アイテムをチャージして待機していたりと対処されやすい。
--パワーアップ状態では空中を飛びひたすら砲弾を発射するが火力が低く、遠いと避けられやすい。
---これらによりあらゆる面で不利なキャラになっている。
--COM相手でも、同じラスボスであるモンスタージェリーに比べると行動がパターン化されているので対処しやすい。

-2VS2形式のバトルでは控えのキャラは少しずつ体力が回復するが、制限が無いので時間無制限だとお互いの戦法次第では試合時間が長引いてしまう事も。

**総評
前作から正統に進化しつつ原作のノリをそのままにした作品。~
ボリュームは薄く一人でのプレイは物足りないかも知れないが、トムとジェリーを知っている人同士でわいわい盛り上がるには良い作品かもしれない。

**余談
-アメリカでは『Tom and Jerry: War of the Whiskers』としてGC版、Xbox360版も発売されておりこちらでは4人での乱戦が可能になっている。

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