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LunarBall」を以下のとおり復元します。
*ルナーボール
【るなーぼーる】
|ジャンル|テーブル|
|対応機種|PC-8800|
|発売元|ポニーキャニオン|
|開発元|コンパイル|
|発売日|1985年|
|ポイント|宇宙ゲーム|

**概要
-あなたは考えた事がないだろうか。もしも、人類が遠く宇宙に生活圏を移したら、ゲームセンターなどの娯楽施設はどうなるのだろう。ゲーム性はそのまま維持されるのだろうか。
--そんな疑問を解消するかのようなゲームがこのルナーボールである。ルナーとは月面、ボールはビリヤードのボール。重力の少ない空間でのビリヤードゲームを楽しむ事ができる。
-ファミリーコンピュータにも1985年12月5日に発売されている。黄色いロムカートリッジが印象的。

**システム
-プレイヤーは銀色に輝く自分のボールを使ってビリヤードをプレイする。
--全20ステージ(FC版は50ステージ)。ステージはシンプルな長方形の台からL字・O字・なんとも形容し難い妙な形状の台。ホールの位置も台の端だったり中央だったりと様々。
--ビリヤードだが独特のルールは完全無視。とにかく手持ちの玉で台の上にある全ての玉をホールに突き落とせばクリアとなる。
-摩擦係数を弄る事が可能。0~255まで調整可能。
--数値が少ないほど摩擦は小さくなって行く。そのため、0にするとボールは何が何でも止らない。手持ちの玉と、接触した玉全てがホールに落ちるまでゲームは終わらない。逆に255にすると最大パワーでついても手持ちの玉はびくともしない。
---摩擦係数を少し調整するだけで既存の攻略が通用しなくなるのは中々に面白い。
-ゲームオーバーせずに全台を攻略すればエンディングを迎える。
--PC-8800は20ステージだが、FCは50ステージ全て攻略する必要がある……。

**総評
 「宇宙でビリヤード」と言う、冷静に考えてみれば大変面白そうな事を体験できる不思議ゲームである。コンピューターテーブルゲームならではの題材と言えるだろう。余計なルールを無視してただ単純にボールを穴に落すと言うシンプルな構成も、一歩間違えれば複雑になりそうなゲーム画面をシンプルに仕上ている。~
 そして現実ではありえない滅茶苦茶な台。そこまで弄れなくても良いだろと言うほど弄れる摩擦係数。本格ビリヤードとは程遠く、極端なゲーム性があるかと言うとそうではないが、斬新かつ単純明快なこのシステムはプレイヤーに強烈なインパクトを与えた。

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