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ザ・ハスラー」を以下のとおり復元します。
*ザ・ハスラー
【ざはすらー】
|ジャンル|テーブルゲーム|
|対応機種|アーケード|
|発売・開発元|コナミ|
|稼働開始日|1987年|
|判定|なし|
|ポイント|完成度の高いシンプルなビリヤード|
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#contents(fromhere)
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**概要
アーケードのビリヤードゲーム。~
1962年に公開され反響を呼んだ映画『ハスラー』の続編、『ハスラー2』により巻き起こった第二次ビリヤードブームに便乗したものと思われる。~
というか、デモに出てくる場面とキャラが『ハスラー2』そのまんま。~
(海外版はさすがにまずいと思ったのか、キャラの顔は別物に作りかえられている)

FCの『[[エキサイティングビリヤード]]』のリメイクとも言われるが、同時制作だったと思われる。

**システム
-ナインボールとローテーションを選択。基本ルールは通常のビリヤードと同様。
--ナインボール: 9番ボールを四隅のポケットに入れた者が勝ち。
--ローテーション: ボールの番号がそのままポイントになる点数制のゲーム。

-ゲーム中にチェックボタンを押す事で球の番号を確認する事ができる。
-画面左側に台を真上から見下ろした状態が、右側に白球(手持ちボール)視点が表示されている。
--これにより微妙な角度のショットが可能。見下ろし画面だけでなく、白球視点もあるためミスショットをおこしにくい。
-白球を突く角度を調整する以外にも、白球を突く場所を選択できる。
--フォローショットやドローショットと言った、白球が他の球に当った後の挙動を選択できる。

-ショットを打つたびに主人公と思われる人物がショットを打つシーンが描写される。
--パターンは5種類程。意味は無い。

-2クレジットで協力プレイ可能。
--どちらか片方がゲームオーバーと同条件になると二人ともゲームオーバー。コンテニューには2クレジット必要。

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**評価点
-球がはじかれる効果音は心地よく、BGMもなかなかにオシャレ。

-途中で挟まれるデモ画面も短いのでテンポを悪化させる事は無く、むしろビリヤードの性質上、ちょっとした休憩時間のような丁度良い緩衝材になっている。

-この頃に擬似3Dを駆使した白球視点があるのは珍しく、臨場感に満ちている。

-BGMは『エキサイティングビリヤード』と同一の物を使用しており、評判は良い。

**問題点
-『エキサイティングビリヤード』にあった対戦が無い。
--『エキサイティングビリヤード』のNPCは長考で有名なので、やむ得ない処置と言えなくも無いが。

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**総評
特に語るべき事の無い極普通のビリヤードゲーム。~
NPCや2Pとの対戦機能は無く、ただひたすらに1人でゆっくりとビリヤードを堪能する事だけに特化したゲームである。~

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**移植
-海外版の『Rack 'Em Up』と言うタイトルでXbox 360のGame Roomに移植されている。が、BGMに難があり、仕様も異なっているらしく劣化移植と言える。

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