「ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者」を以下のとおり復元します。
//主観的な記述が多すぎるように見えたため、一部の記述をCOしました。
本項では、ファミリーコンピュータ ディスクシステム『[[ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 前編/後編]]』のNintendo Switchにおけるリメイク版について解説する。~
リメイク元については当該記事を参照。
----
*ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者
【ふぁみこんたんていくらぶ きえたこうけいしゃ】
|ジャンル|アドベンチャー|&image(https://store-jp.nintendo.com/dw/image/v2/BFGJ_PRD/on/demandware.static/-/Sites-all-master-catalog/ja_JP/dwbf6cbe43/products/D70010000038631/squareHeroBanner/a9f0cca25404a1ed2746bfb11471fa65a5015f40562cdd6f7576df647d9e010f.jpg?sw=990&strip=false,height=150)|
|対応機種|Nintendo Switch|~|
|発売元|任天堂|~|
|開発元|任天堂&br()トーセ&br()MAGES.|~|
|発売日|2021年5月14日|~|
|レーティング|CERO:C(15歳以上対象)|~|
|プレイ人数|1人|&image(https://store-jp.nintendo.com/dw/image/v2/BFGJ_PRD/on/demandware.static/-/Sites-all-master-catalog/ja_JP/dw73850fa1/products/VM_HAC_R_AW3CA_JPN/heroBanner/a75266387e00ba36b37a95e6a9b6392d88b2904c52182f265641d6d0a8d2d03fe0bb1eaefefaffae761bb5833b92bee712c217206cd64a3bdfc492afac2c1f06.jpg?sw=1368&strip=false,height=150)|
|定価|単品ダウンロード:4,378円&br()コレクターズエディション:10,978円|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|ポイント|33年の時を経てリメイクされた待望の初作&br()良質なストーリーをさらに盛り上げる新演出の数々&br()台詞がフルボイスとなり、まさにドラマ感覚&br()FC版での進行上の難点もバッチリ改善&br()懐かしいネタも満載&br()割高感は否めず|~|
|>|>|CENTER:''[[ファミコン探偵倶楽部シリーズ]]''|


----
#contents(fromhere)
----

~
#center(){{
 &big(){''僕は……。誰だ……。''}((FC版では「我、甦らん・・・・・。」))
 }}
~
----

**概要

1988年にディスクシステムで前後編ディスクとして発売された『[[ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者>ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 前編/後編]]』(以降FC版)のリメイク版。~
続編である『うしろに立つ少女』がSFC版向けにリメイクされたのに対し、本作はFC版の発売以降リメイクの動きが一切なかったため、本作が待望の初リメイクとなる。~
続編の『[[ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女]]』と同時発売となった((元は『ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女』だったが同時発売のためかナンバリング表記はなくなっている))。単品としてはダウンロード版のみで、パッケージ版は2作を1枚に収録したゲームカードと、設定資料集、サントラCD、復刻版チラシの同梱した限定版「コレクターズエディション」のみ。

ストーリー及びゲーム全体の特徴は上記のリンク先を参照。本稿ではFC版からの変更点を中心に記載する。

----
**FC版からの変更点
''『うしろに立つ少女』と共通する部分''
-すべての台詞がフルボイスとなった。
--その他大勢に該当するような人物でも、各々別々にキャスティングが充てられている。
--基本的にテキストはFC版を踏襲しているが、三人称視点のナレーション(いわゆる地の文)が大幅に削られ、対象となった箇所の大部分が主人公視点での独白に変更・もしくは誰か他の人がいる場合、その人がそれに合わせたような形で話す。
---例・取れないものを取ろうとすると・・・~
FC版では とれません → 本作では 主人公「(これは取れそうもない)」 主人公「(やめておいた方がよさそうだ)」 等

-オプション画面にて、プレイヤーの望んだスタイルに合わせて幅広くカスタマイズすることが可能。
--上記の台詞の声の有無が切り替え可能で、また「レトロ」にする事でファミコン時代のようなピコピコな文字表示音にすることも可能。
---ファミコン時代のようなピコピコ音で文字表示されるのが好きな人にも配慮した仕様。
--BGMも旧作のものと切り替えが自由に可能。
---声やBGMなど、それぞれボリューム調節でき、自分の好みのバランスでプレイできる。

-「聞く」などのコマンドは元々項目が絞られていたが、FC版よりも更に絞り込まれているので選び間違えによるムダな二度聞き等の手間が発生しにくい。

-文字の表示速度を「遅い」「普通」「速い」「一括((ウィンドウ表示される分が一気に出る。))」と調整可能。
--「一括」以外の場合、文字送り中にボタンを押すことで、その回の台詞が一括表示される。
--更に台詞送りのオート機能まで搭載。

-バックログ機能で台詞が記録されており前に戻って確認できる。
--うっかり意図せず見切る前にボタンで送ってしまった場合や、もう一度確認したい場合などに便利。
--ボタンで声も再度再生できる。

-主人公の名前に漢字が使えるようになった。
--『うしろに立つ少女』の方を既にプレイしている場合、データを参照しその名前を使うか確認してくれるので、入力の手間を省くことも可能。

-回想シーンや移動時などに新しいグラフィック描写が追加された。
--他に持ち物のグラフィックも全てに用意されている。

-LRトリガーボタンで台詞を高速スキップできるようになった。
--ただ、これに関しては位置的な問題点もあり。

-「調べる」「取る」をカーソルで調べると、特定の箇所を選ぶと、その名称が表示されるようになり、何度もハズレたメッセージを聞く手間が軽減された。
--当たりポイントでも、主人公の観点でそれが何だかわからない場合、名称は「???」と表示される。
--ただし、死体調べに関しては、そのカーソルの当たりが表示されない中で判断して調べなければならない。

-セーブデータは3枠ある。
--これとは別口に章をクリアした時にその最初からできるオートセーブ枠が1つある。


''本作独自の部分''
-二度被って聞いた場合は、簡略化されるようになった。
--特に長い内容になる場合は再度聞こうとすると「もう一度聞きたいか?」等と聞かれ、キャンセルできるようになった((『うしろに立つ少女』では、SFC版の段階で取り入れられている))。

-ストーリーの上で不透明だった部分や不足な部分に新しい台詞が補填され、ストーリーの中身がよりわかりやすくなった。
--FC版では時間の流れが解りづらかったが、本作ではイベントの進行に伴い昼間から夕方・夜へと変わるようになった。

-必須ではないが進め方次第で分岐するイベントが追加された。

-『うしろに立つ少女』のSFC版同様全11章に分けられ、各々にサブタイトルが挿入されるようになった。

-『うしろに立つ少女』のSFC版同様に、プレイアビリティが大幅に改善された。
--重要事項はメモされるようになり、その説明が入った後は任意で手軽に確認可能。
--フラグ進行に伴って増加したコマンドは文字色が黄色になるため、見落としにくくなった。
--セーブは「調査やめる」コマンドのみだが、ロードはいつでもできるようになった。
---また「オートセーブ」という形で、その時点でプレイしていた章の最初からできる機能もある。

-村人など、顔の出なかったキャラに全員立ち絵が与えられた。
--熊田医院の看護婦にも若い女性の姿が与えられ、セリフによるキャラ付けも施された。出番自体もぐっと増えたことも相まって、実質オリジナルキャラといっていいほどまでに存在感を増したが、テキスト回りはファミ探らしさを損ねておらず、出しゃばり過ぎないようにも配慮されている。

-電話での入力桁数が旧作では市外局番を含めた10桁だったが『うしろに立つ少女』と同じ7桁になった。
--元々市外局番まで使うような用はなかったので、あまり気にならない部分ではあるが、ファミコン当時は本作に限らずこのようなゲームの電話で自分の家にかけて遊ぶのが特に低年齢層では恒例だったので、それができなくなっている。

----

**評価点
''『うしろに立つ少女』と共通する部分''
-「調査やめる」が進行に関与する場合、他のコマンドを全部(「調査やめる」の同列単位で)試すとコマンドの「調査やめる」が黄色に変化し、選択すべきコマンドであることがわかりやすくなった。
//--FC版では、それがノーヒントな上に選択肢の数が膨大だったこともあって、これにより進行がしやすくなった。また、その選択肢も少なく絞られた。
---FC版経験者なら特に迷わないが、初プレイだった場合いくらか試した後に促されるのでなかなかリアルなやり取りになる。

-いろいろ細かい部分が補填されている。更に同じ場所でも場面場面で異なるアングルでのグラフィックが与えられるなど細かい所まで凝っている。
--綾城家の門の前や玄関をこまめに介する様になった。
---留守の家の中にいきなり入っていたり、後編ではいつも最初から居間に入る((FC版の後編で綾城家は居間に限定されていた。))といった不自然さが緩和された。
--天地の部屋は、玄関先から呼び鈴を押して入るようになった。
---後編で玄関先で天地と会話する((FC版の後編では天地のマンションは玄関先に限定されていた))不自然さが緩和された。
--熊田医院も、入り口からドアを開けて入る描写が追加されている。
---また、完全に閉まった状態での病院前というシチュエーションまで追加されている。
--神田弁護士事務所も事務所前が追加された。
---それに伴い秘書に門前払いを食らうシーンも追加されている。

-回想シーンなどにもイベントスチルによる描写が大量に取り入れられた。
--FC版では、そのすべてがテキストによるものだったので、より状況が解りやすくかつ、ストーリーに入り込みやすくなった。

-グラフィックにLive2D技術が導入されており、人物の立ち絵や背景が常時動く。
--人物は髪が風で揺れ動いたり、ペンで文字を書く様子が一行ずつ丁寧に描かれているなど描写が細かい。
--背景も雲や海、木々が緩やかに流れるように動いている。
---これと相まってセミの鳴き声といった環境音も非常にリアルで、臨場感にあふれている。


''本作独自の部分''
-カーソルの当たりポイントが示されるようになったので、進行がだいぶスムーズになった。
--FC版ではカーソルで調べて進むポイントで、その当たりの部分が数ドットしかないほどシビアなポイントが何ヶ所もあった。

-FC版の後編における殺人現場では「カメラが引きで描かれており死体の近くに寄ることができなくなっている」ため間接的にプレイヤーに想像させる形となっていたが、本作ではFC版の前編同様にカメラが死体にズームするようになっている。
--これによりインパクト抜群だった恐怖の殺人現場の場面が更に強化された。
--死体を直接調べる際に、目視でも怪しげなポイントを見定めやすくなった。

-土蔵内の3D迷路は引き継がれている((続編の『うしろに立つ少女』ではSFC版でカットされた。同時発売のSwitch版もカットされたまま。))が、操作性が大幅に改善されスムーズに進めるようになった。
--具体的には、メニューを出していない状態では自由に移動し、メニューを出すと移動が止まってコマンドを選択できる。

-特定のシーンでBGMの使い方が細かくなっていたり、ラストシーンでの恐怖演出にも変更が加えられより恐怖感が増している。

----
**賛否両論点
-ビジュアル面が大幅に強化されフルボイス仕様となった一方で、画風の変化やBGMのアレンジなどに伴い恐怖感が薄れたり、キャラに抱いていたイメージと違うという声もやはり見受けられている。

----
**問題点
''『うしろに立つ少女』と共通する部分''

-ジョイコンのトリガーがスキップボタンになっており、持ち方によってはうっかり触れてしまって意図せずスキップを誤作動させてしまう。
--一応バックログ機能で読みなおしは可能。

-SFC版や今回同時発売の『うしろに立つ少女』同様、FC版前編終了後に後編開始冒頭に挿入される前編のあらましのナレーションがそのままであるため、若干不自然になっている。

-シリアスなシーンで余計なものが調べられるようになっている。
#region(詳細(ネタバレ注意))
-本作の場合、主人公の過去が明らかになる場面で「見る・調べる」のコマンドがあり、電機やガスのメーターや隣の家の洗濯機などが調べられてしまう。
--勿論意図的にやらなければいいだけだが、原作には存在しないだけに蛇足に感じるのは否めない。
#endregion


''その他''
//#region(詳細(クリア後のネタバレ注意))
-クリア後の解放要素がBGM鑑賞機能の「音楽鑑賞」のみであり少々寂しい。
--イベントスチルが閲覧できるギャラリー機能があっても問題は無かったと思われるのだが、常時動くという仕様によるものなのか存在しない。
---コレクターズ・エディション付属の資料集では各イベントスチルや単体の背景絵が収録されてはいるが、絵が常時動くという仕様であるだけに、ゲーム中で鑑賞できないのはもったいない。
--SFC版をベースとした『うしろに立つ少女』にはクリア後のお楽しみとして性格判断と相性診断があり周回プレイの楽しみもあるのだが、本作にはそれもない。
//#endregion
//クリア特典が一切ない程度の情報なので隠す必要はないかと。

''本作独自の部分''
-テキスト面での加筆が行われているとはいえ、全体的なボリュームもオリジナルであるFC版準拠であり、豪華フルリメイク仕様とはいえ現代のゲームとしては割高感は否めない。

-サブタイトル追加の弊害
//#region(ネタバレ注意)
--サブタイトルが追加されたのはいいが、1つだけ早期に先バレしてしまうものがある。
---実際にそれが発生するのは、少し後なので章開始時にサブタイトルで告知してしまうと、突然発生するインパクトが薄れてしまう。
//#endregion
//ハッキリ明記してないので隠す必要はないかと。
----

**総評
33年もの長い時を経てのリメイクということで、一気に現代のレベルまで昇華され、更に洗練されたBGMやグラフィックのクオリティはファン必見。~
FC版では文字のみだった部分の回想シーンもふんだんに新規のグラフィックやアニメーションが取り入れられ、当時の感動や恐怖はより鮮明なものになった。~
ストーリーに関しても、FC版では不足していた部分に新たにアレンジが加えられ、より一層物語の完成度を高めつつも、元々の良い部分はしっかりと活かすというリメイクとして理想的な形になっている。~

またシステム面でも、声やBGM、表示の仕方などを自分好みに調整でき、幅広い人が望むプレイスタイルに対応してカスタマイズできる点もあり、ほとんど文句のつけようがない。~
多くのファンが長年待ちに待った期待にそれ以上の形で応えた良リメイクと言えるだろう。


----

**主なキャスティング

#region(詳細)

主人公(緒方恵美)

橘 あゆみ(皆口裕子)

天地(杉田智和)

駅員(千葉繁)

田辺 善蔵(樋浦勉)

綾城 キク(宮沢きよこ)

綾城 完治(木下浩之)

春日 あずさ(田中敦子)

綾城 二郎(堀内賢雄)

山崎 茜(石飛恵里花)

熊田医師(岩崎ひろし)

熊田医院の看護婦(佐藤舞)

玄信住職(塾一久)

平吉(魚建)

綾城 香(寺依沙織)

藤宮 由紀子(小清水亜美)

綾城 和人(川田紳司)

石野 麗子(山本彩乃)

大西 克子(森なな子)

駄菓子屋の老婆(片貝薫)

明神山の村人(小島英樹)

山本 元子(沢田泉)

綾城 ユリ(潘めぐみ)

サンボラのマスター加藤(志賀麻登佳)((サンボラは『うしろに立つ少女』で登場するショットバー。ストーリー上では必須ではない。もちろんかけても何の意味もない。ファンサービスと思われる。))

#endregion


----
**余談

-2019年9月5日に公開されたニンテンドーダイレクトでは2020年発売予定となっていたが、結果的には延期となった。
--この時に本作の開発中画面が公開された。それは最初の殺人現場に出くわす直前の場面が先行して紹介され「7/30(SAT)」という表記があった。
---1988年7月30日は本当に土曜日なのは勿論のこと、その殺人が行われたのは前日の29日であるわけだが((その29日に「キクが満月の夜に甦る」という村人の話を聞いたり、その日の終わりに「今夜が丁度満月」と善蔵が言う。))1988年7月29日は本当に満月だった。~
つまり相当細かいところまで、拘っているのが垣間見える。~
あゆみは現役の高校3年生でもあるのだが、探偵助手として作中の事件の調査をフルタイムで行えているのは夏休みの期間だからと思われる。


-本作が発売されたのは、奇しくもFC版の前編がディスクライターで書換え開始された日と同じ5月14日となった((本当にそれを意識するならパッケージ版発売の4月27日や6月14日に合わせると思われるので、これに関しては単なる偶然という見方が強い。))。

-オリジナルでは110番のみだったが、SFC版『うしろに立つ少女』同様に119、117、104なども有効になった。
--また『うしろに立つ少女』のサンボラにもかけられるようになった(当然FC版ではその存在自体なかった)。
---元々市外局番まで使うような用はなかったので、これのために7桁に変更したものと思われる。

-橘あゆみ役の皆口裕子は、SFC向け周辺機器「サテラビュー」で1997年2月に配信された「BS探偵倶楽部」で本作に先んじてあゆみを演じている。
--機器の普及率が低かったため作品自体がマイナーだったものの、旧作を意識したキャスティングになっている。
---坂本氏は「橘あゆみの声=皆口裕子」に拘りがあったとのことで、24年という長い年月を経ながら再度起用された。

-FC版にはなかった小ネタも盛り込まれている。いずれも懐かしさを感じられるものばかり。
--綾城二郎の生年月日が昭和24年4月27日になっており、この4月27日とはFC版の前編パッケージ版が発売された日である。
---また昭和24年というのは、作中の昭和63年に対して二郎の年齢39歳で逆算したもの。
---上述の二郎の免許証が「昭和65年の誕生日まで有効((実際の日付では平成2年にあたる。))」。更に種別表示が一列構成((1996(平成8)年に「自動二輪」が「大自二」「普自二」に分割され二列構成になった。現在は更に「中型」「準中型」も加わっている。))。
---当時は「昭和が終わる」という想定などしていなかった時代で、昭和が60年以上続いていたこともあって昭和○○年表記が大多数(西暦表記すら稀)だった。
--八束町に「コスモス自販機((100円硬貨を入れ中央にある大きなボタンを押すと、おもちゃの小箱が出てくる。))」を模したものがある(名前は「コロモス」と変名されており、本物は赤っぽい色だが作中では緑になっている)。
--土蔵の中に、ファミコン本体やディスクシステムの箱が置いてあり、ちゃんと調べると特別な反応がある(上記の通り緊迫したはずの現場には不釣り合いだが)。
---しれっと「1日1時間ならやってもいいだろう」という懐かしいネタも…((因みに「ファミコンは1日1時間」のルーツは任天堂ではなくハドソンの高橋名人が第1回全国キャラバンの会場で来場した子供たちに同行した親たちの理解を得るために発言したこと。))~
片やディスクシステムの箱は「ある意味骨董品だ」と自虐的且つメタ発言もある。
--コメディアン「ザ・ドリフターズ((元々はミュージシャンだったが、コミックバンド化を経てその後コメディアンとして一世を風靡。リーダーいかりや長介、仲本工事、高木ブー、加藤茶、志村けんの5人と、元メンバー荒井注(1974年4月に志村けんと入れ替わる形で脱退)、付き人ながら出番の多かったすわしんじの7人が有名だが、グループ自体は彼らが加入前から存在していた。中でも看板番組となったTBS系『8時だョ!全員集合』(1969年10月~1985年9月)は視聴率50%超を記録した現在も語り継がれる伝説のバラエティ番組。その偉大な足跡は語りつくせるものではないので、詳細は個人で検索されたし。))」の名前が隠れている。
---空木探偵事務所のあるビルの1階(事務所は2階)に「志村不動産」
---明神駅の掲示板の張り紙に「荒井商店」と「高木金属加工有限会社」右上の看板に「テレビは…Boo」
---八束町の駄菓子屋が「仲本商店」隣に「仲本パン」
---とある回想シーンの片隅に見える喫茶店が「カトー」
---八束町アパートの部屋の1つの表札が「碇矢((リーダーいかりや長介の本名は「碇矢長一」。))」


-FC版同様にテレビCMも行われた。


#region(CM(『うしろに立つ少女』含む))
&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=mshl7haTlvE)
#endregion

復元してよろしいですか?