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ナルキッソス ~もしも明日があるなら~ ポータブル」を以下のとおり復元します。
*ナルキッソス ~もしも明日があるなら~ポータブル
【なるきっそすもしもあしたがあるならぽーたぶる】
|ジャンル|アドベンチャー|~|
|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|
|発売元|角川書店×ホビボックス※|~|
|開発元|レジスタ|~|
|発売日|2010年6月24日|~|
|定価|通常版:5,040円&br()DXパック:6,090円|~|
|レーティング|CERO:B(12歳以上対象)|~|
|分類|''''|~|
※((「カドカワ バイ ホビボックス」と読む。))
**概要
-ホスピスがテーマの作品、死から生を見つめる作品として人気の『ナルキッソス』シリーズが、フリーソフトから追加要素として「最終章」と「プロローグ」「エピローグ」を追加してPSPに移植された。
-本編のシナリオ自体は良作、音楽や歌も高評価。
-システム周りもレジスタが下請けをしているため使いやすい。

**問題点
//-人が必ず死ぬので重い。その上長いため、全読するには忍耐が必要。
//人死にでgdgdいってたら殆どのゲームが当てはまるぞ
-キャストが上手い人からいまいちな人までいるがボイスの個別オフは出来ない(主人公だけはオフ出来る)。
-本編はいいが外伝のシナリオがいまいち何を書きたかったのかわからない(本編とはライターが違う)。
--死神の花嫁だけ選択肢が出てくるが選択肢の意味が最後以外必要ない。そもそも『ナルキッソス』シリーズ自体ひたすら読んでいく事に特化した話のため選択肢の存在はいらないのだが。
-肝心の「最終章」も、ホスピスの7Fが出来るまでを書いた話だが例によって例のごとくヒロインは必ず死ぬので非常に重い話。
--また「最終章」で語られる老人ホームの描写(草創期とはいえ家族4人で回せるものではない(現実の老人ホームでも慢性的な人手不足に陥っており「老老介護」になることも珍しくない))など、違和感を感じるシーンも多い。
---突き詰めれば第1章・第2章の本質である「病人が病人に何かを残す(病人から生きている者に残すには重すぎてその者の人生を縛るため)」ともリンクできた部分なのだが。
-また全編通して、キャラデザが緒方剛志に変更されているのも反感が大きかった。


**総評
-フリー版だけで十分だという事が確認出来た皮肉な作品。
--価格的にもフリーソフト版のほうがタダだし、唯一有料配布の「3rd(外伝)」にも第1章・第2章の物語が収録されているため「外伝」部分の価値は400円ほどしかない。その事から「最終章」「プロローグ」「エピローグ」の部分で4000円以上取るのはボッタクリとしかいえない。
--「メインはショップ特典の同人誌」とも言われていたり……。
-そもそも角川書店の拝金主義と、片岡とも氏のねこねこソフト時代から続く「どんぶり勘定」と揶揄されながらもプレイヤーに作品を通して伝えたい事や利益を度外視してもプレイヤーへのサービス(そのためにねこねこソフトは一度活動休止したのだが)を優先する精神が致命的に噛み合っていないのだが。
//角川になんの恨みがあるか知りませんが、企業として利益を求めるのは当然。拝金主義というのは不必要な批判になりませんか?
//クソゲーまとめよりもカタログに書いたほうがまともだったのでは?
//その上良作にも依頼がありますが…。

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