「サムライスピリッツ 天草降臨」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【さむらいすぴりっつ あまくさこうりん】
ジャンル | 対戦格闘 | |
対応機種 | アーケード(MVS) | |
販売・開発元 | SNK | |
稼動開始日 | 1996年 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
判定 | なし | |
レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | |
配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2012年2月4日/926ポイント アーケードアーカイブス 【Switch】2017年4月13日/823円(税8%込) |
|
ポイント |
旧SNK版サムスピの集大成 前作のシステムを踏襲しつつ「怒り爆発」「連斬」等新システム追加 新システムの一部は後のシリーズの基本に 急速にコンボゲー化が進んだ |
|
サムライスピリッツシリーズ |
時は1789年。
各地で冷害や洪水、大火、飢饉が打ち続く中、島原の地に不気味な城が忽然と姿を現した。
その城の主の名は天草四郎時貞。
一度は魔界から復活し、野望半ばにして倒されたはずの天草四郎が、またしても現世を征服すべく蘇ってきたのだ。
島原半島を飲み込み、日に日に巨大化していく魔の城。
人々はいつしかその魔城を「天草城」と呼び、恐れながらも、救いを求め、崇めるようになったという。
しかし、それがさらなる災厄を呼び込もうとは、まだ誰も知る由もなかった…。
(OPムービーより)
一七八九年
寛政の改革が人々を圧迫せし頃一つの魔性の魂が燐火を上げて甦った。
大地を揺るがし 出現した城は島原の人々を 災いに染めていった。
それに呼応するが如く己が身を修羅に変え定めに生きる者達が現れた。
+ | バサラウィルス参考動画 |
前作『斬サム』が「10年早すぎた世紀末ゲー」と評された反省から、新機軸を盛り込みつつもバランスの改善を図ろうとした点は評価できるが、人によってはサムスピがコンボゲー化する元凶となったとも評されることとなった。
ただし作品そのものは「2Dサムスピの最終形態」ともいえる評価で、特に「怒り爆発」「一閃」システムは後のシリーズにも受け継がれた完成度の高いものであった。後に悠紀エンタープライズ(一部が後に『アルカナハート』で知られるエクサムを立ち上げる)が本作をベースに『サムライスピリッツ零』を製作したことにもそれが現れているといえよう。
しかしサムスピシリーズ自体は後の『ポリサム』やRPG『武士道烈伝』で著しく評価を落とすこととなってしまった。