「ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【どらごんすれいやーふぉー どらすれふぁみりー】
ジャンル | アクションRPG | |
対応機種 |
ファミリーコンピュータ MSX、MSX2 |
|
開発元(共通) 発売元【MSX/MSX2】 |
日本ファルコム | |
発売元【FC】 | ナムコ | |
発売日 |
【FC】1987年7月17日 【MSX/MSX2】1987年10月 |
|
ドラゴンスレイヤーシリーズリンク |
ドラゴンスレイヤーシリーズの4作目。
「ドラスレファミリー」という風変わりなサブタイトルがついている。ちなみに海外タイトルは『LEGACY OF THE WIZARD』。
ドラゴンスレイヤーシリーズ初であり、かつ日本ファルコム初の家庭用ゲーム機オリジナル作品である。やや遅れて発売されたMSX版とMSX2版はファルコムの自社ブランドとして発売されたが、FC版はナムコからの発売となっている。(*1)
『ザナドゥ』『ロマンシア』に似たシステムのアクションRPGではあるが、スプライト機能のあるハードに限定したことによりアクション要素はより高まっている。
拠点となる「ゼムン・ウォーゼンの家」からメンバーを一人選んでダンジョンに向かい、最深部に潜むキングドラゴン「ディルギオス」を撃破するのが最終目的となる。
家では探索メンバーの切り替えや、セーブ&ロード(パスワード制)を行うことが可能。ウォーゼン一家は各キャラで性能が異なっており、ダンジョン内には「特定のキャラでないと先に進めない地形」も多数存在する。そのため「敵を倒してお金やアイテムを集め、家とダンジョンを何度も往復しながら少しずつ探索可能範囲を広げていく」というのがゲーム全体の流れである。これがサブタイトルである「ドラスレファミリー」の所以。
+ | ウォーゼン一家一覧 |
斬新な要素こそないが、適度なアクション性と探索要素を併せ持った本作は「地味ながらも手堅くまとまった佳作」と言えるのではないだろうか。
次にファルコムが家庭用オリジナル作品として製作したのは本作から7年後に発売したドラゴンスレイヤーシリーズの最終作『風の伝説ザナドゥ』(*2)である。
さらに付け加えるとファルコムブランドとしての家庭用ゲーム機デビュー作は1994年6月10日発売のSFC版『ぽっぷるメイル』である。『ぽっぷるメイル』と『イースV』を発売した後、2006年発売のPSP版『ぐるみん』までファルコムブランドによる家庭用ゲーム機向け作品は一切発表されなかった。
自社販売ではないが『ファルコムクラシックス』シリーズ(*3)も存在する。しかしこちらは企画のみで自社開発ではないという話もある。