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バーニングフォース - (2011/09/22 (木) 00:28:55) の編集履歴(バックアップ)


バーニングフォース

【ばーにんぐふぉーす】

ジャンル 擬似3Dシューティング
対応機種 アーケード
発売・開発元 ナムコ
稼働開始日 1989年
備考 バーチャルコンソールアーケード:2009年7月14日より配信/800Wiiポイント

概要

  • ナムコ製作の擬似3DSTG。当時スペースハリアーやナイトストライカーが好評だったため、それを意識したものと思われる。
    • 当時各メーカーが(出来はともかく)多数の擬似3DSTGを製作している。
    • 実際随所にナムコらしい原色の色使い・個性的ではあるが自己主張に乏しい女の子キャラクターが登場する。
      • そのおかげで食いつきがいまいちだった。

システム

  • 舞台はエアプレーンやエアバイクを操縦する学校であり、5日間の訓練に1日の実戦、計26エリアをクリアする事が目的となる。
    • 訓練の5日間は午前・午後・夜・夜明けに分かれている。
    • 午前と午後はエアバイク、夜はエアプレーンの操縦を行い、夜明けはボーナスステージ。夜にはボスが出現する。
    • エアバイクは重力に従い平面移動しか出来ないが、ジャンプ台を使って一時的に空中移動できる。
    • 午後のエリアをクリアするとエアバイクをエアプレーンに換装するデモと共に、小さい女の子の教官がボスの弱点を教えてくれる。
  • 基本操作は8方向レバー2ボタン。ショットボタンで各種アイテム取得により変化するメインショット。ミサイルボタンで使用回数制限のあるミサイルが撃てる。
    • ミサイルはミスしても補填されない。

長所

  • 川元義徳によるBGMは評価が高く、テクニクビートNAMCO×CAPCOMでも使用されている。
    • また太鼓の達人シリーズでも本作の楽曲がメドレーとしてリミックスされている。

短所

  • 雰囲気を出すために基本画面の装飾が請っているのはいいが、おかげで残機表示や残ミサイル数がわかりにくい。
  • 一度ゲームを始めるとエンディングまで登場しないものの、デモ画面で押されている主人公の天現寺ひろみがプレイヤー層を絞った。
    • フェリオスと同じ失敗。同年でやらかした失敗を何故繰り返す。

総評

 サウンドは優秀だが、ゲームの出来については特に語るべき点は無い。可もなく不可もなく、いたって平凡なステージ構成。狂ったような難易度があるわけでも、初見で楽にクリアできるわけでもない、繰り返しプレイ推奨の覚えゲー。ギャルゲーSTGの走りではあるが、凡ゲーと言っていいだろう。

余談

  • エアバイクには詳細な設定があり、名称はサインダック10-B、定価$41,100、総重量175kgとなっているが、製造年月は決まっていない。
  • 本作の主人公は後に『NAMCOxCAPCOM』で『バラデューク』の主人公「トビ・マスヨ」と共に参戦している。

家庭用移植

  • メガドライブ版(1990年10月19日発売、ナムコ)
    • 唯一の家庭用移植。ライフ制の導入や、AC版では日本語だった文字表示が英語表記になっているなどの変更点があるが、移植度はそれなりに良好。