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ダンジョンクリエイター - (2013/08/12 (月) 00:11:00) の編集履歴(バックアップ)
ダンジョンクリエイター
【だんじょんくりえいたー】
ジャンル
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ダンジョンRPG+制作ツール
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対応機種
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プレイステーション
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発売・開発元
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エレクトロニック・アーツ・ビクター
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発売日
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1996年5月31日
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価格
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7,140円
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ポイント
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自由度があまりない
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概要
『ウィザードリィ』などでおなじみの3DダンジョンRPGを製作できるコンストラクションソフト。
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PSである点を活かしてダンジョン、モンスターなどをポリゴンで再現。システムは不思議のダンジョンシリーズなどのようなターン制を採用している。
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3Dダンジョンものには付き物のトラップなども製作可能。
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初回限定盤では雑誌編集者が作ったダンジョンをプレイすることができるデータディスクが付属している。
評価点
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モンスターやダンジョンのテクスチャが豊富。
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モンスターは60体だが、ほぼ自由にテクスチャを変更できるためバリエーション豊富にできる。
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モンスターは攻撃時やダメージ時、死んだ時などの鳴き声を設定可能。
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中には「いてっ」「な、なんじゃこらー!」などの面白ボイスも用意されている。
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特撮でお馴染みの怪獣の鳴き声なんてボイスも用意されている。例を挙げるとアンギラスやモスラなど。
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アイテムの購入額と売却額を個別に設定できる。
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ステータス画面で装備を変更するとキャラクターのグラフィックも変化する。
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BGMは良曲が多い。
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上級者向けのターン制限ダンジョンも制作可能。
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制約は多いがキャンペーンモードのクリアデータがあると、主人公をドラゴンにすることができる。
問題点
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エディタの操作が煩雑かつエディタ自体もダメダメ。
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アイテムやモンスターなどの一覧が表示されない。一覧を見るには項目選択後、「修正する」を選択しなくてはならず、修正を終えて戻ると一覧も閉じられる。
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このため、複数に渡って修正が必要な場合、余計な操作を強いられ面倒極まりない。
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なぜか宝箱は斜めになっており向きを変更することもできない。配置によっては変な向きで開けることになる。
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各エディタごとに数値入力の方式が違う。各桁ごとに設定できるものもあればポイントを増やしていく形式のものもある。なぜ統一しなかったのか。
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アイテムやトラップは同じ名称のものは製作できない。
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RPGツクールでは同じ名称でも敵と味方で別性能にするといったテクニックがあるが、本作では不可能。
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1フロアに置けるモンスターはたった4種類。せめて10種類は…
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サンプルダンジョンはキャンペーンモードをクリアしないとロードできない。
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せっかく凝ったストーリーを作ってもエンディングはまったく同じ文章が表示される。ここが本作が自由度が低いと言われる所以である。
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人を助ける形式でも、助けた人によって台詞が固定であり、その台詞を確認する手段が実際にエンディングを達成するしかないのも痛い。
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トラップ解除アイテムの使い方次第で予期せぬ不具合を生む可能性もある。
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このゲームは扉もトラップ扱いなので扉の鍵を作るには扉の鍵という形のトラップ解除アイテムを作る必要がある。
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しかしトラップ解除アイテムはどんなトラップも無効化できてしまうので鍵のかかった扉といった本来使うはずだった場所で使わずに別のトラップ解除で使ってしまい最悪クリア不能に陥る可能性がある。
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さらに動く床等のトラップでトラップ解除アイテムを使って本来行くことのできない場所に行かれてしまい予期せぬショートカットを生む可能性もある。
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キャンペーンモードのドラゴンを育てるのが作業過ぎる、しかも毎回行くたびにダンジョンが変わるので面倒。ほとんどのダンジョンは深いので最後まで行けないことがしばしば。
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しかも一度中断されるとマップがクリアされるので自分でメモなど書くしかない。面倒きわまりない。
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さらにドラゴンが成長した時の余剰ポイントは次に繰り越されない。そのためダンジョンを深く攻略せず浅い階層を何度か潜った方が効率がいい場合も‥。
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ラストダンジョンは限界まで作っている関係でとてつもなく深い。
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移動速度、振り向き速度などが非常に遅い。テストプレイでも時間がかかる。
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平行移動がない。
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エディットデータのセーブ/ロード、階層移動時のロードも遅い。この時に自動で進行状態がセーブされるが、このセーブも含めると30秒以上は待たされる。
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ロードの長さはオブジェクトの多さに比例する模様。
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キャンペーンモードのダンジョンの中には複数階層を使った立体的な仕掛けもあり階層移動のロードは非常に気になる。
総評
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コンシューマでは数少ない3DダンジョンRPGコンストラクションソフトだったが、長すぎるロードや快適性を欠くエディタの仕様など残念な部分が目立ってしまった。
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クソゲーと酷評するほどではないものの、細やかな不満点が多い。