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トップシークレット - (2012/03/19 (月) 08:41:02) の編集履歴(バックアップ)
トップシークレット
【とっぷしーくれっと】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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カプコン
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稼動開始日
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1987年
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ポイント
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ジャンプができないラバーリングアクション 小回りが効きにくい操作性の厄介さ
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概要
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1987年にてカプコンからアーケードにリリースされた横スクロールアクションゲーム。
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かつての『戦場の狼』にも出演していたスーパージョーを操り、銃器とワイヤーを駆使して敵基地に乗り込むというストーリー設定。
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一人~二人交互プレイ可能。全5ステージ構成の二周END。
主なルール
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一般的なアクションゲームと同様に「特定地点までジョーを進ませる」というのが大方の目的となる。
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ステージによってはボスがおらず地点まで進めばクリアとなる場合と、ボス的な存在がおりそいつを倒せばクリアとなる場合がある。
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本作は一般的なアクションゲームに比べると、上方向に地形が配置されている局面が大幅に多く、下記のワイヤー操作を使いこなすテクニックを前提とした内容になっている。
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使用コントローラーはレバーと2ボタン。レバーにてジョーの移動操作。ボタンは各自、ショットボタンとワイヤーボタンに使用する。
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レバー左右で移動。レバー下でしゃがみ動作。
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ショットボタンにてジョー前方にショットを撃つ。しゃがみ中に撃つ事も可能。
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ワイヤーボタンでワイヤーを放つ。レバーニュートラルでボタンを押せば前方ワイヤーが放て、レバー上か斜め上を入れながらボタンを押すとその方向にワイヤーを放てる。
ワイヤーには以下の効果がある。
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ジョーの上に地形があった場合、ワイヤーを上方向に放つとそれに引っ掛けられ、再度ワイヤーボタンを押せばワイヤーを巻き取って上地形に登る事ができる。
ワイヤー巻き取り中にレバーを入れると、ワイヤーを切断して落下する事もできる。
このゲームにはジャンプ動作というものはない。よって、ワイヤー操作を駆使しないと上地形に一切進めずにゲームが詰む事を意味する。
ワイヤー巻き取り中は大幅な隙が発生するので、ただ闇雲にワイヤーを地形に引っ掛けるだけでは大きな危険を伴う点に要注意。
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ワイヤーを特定の敵に当てると、ダメージはあたえられないがひるませる事ができる。
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ワイヤーをアイテムボックスに当てるとそれを破壊し、アイテムに当てると長距離から吸い込む形でそれを入手できる。
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時折画面上からパラシュートの付いたアイテムボックスが出現し、それをショットかワイヤーで破壊するとアイテムが出現する。
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アイテムの種類は「スコアアップ系」と「ショット性能強化系」の2つがある。
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残機制の途中復活で全部なくなればゲームオーバー(途中コンティニュー可能)。
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ミス条件は「ジョーが敵や敵弾、一部のトラップに触れる」「各ステージに表示された制限時間が0になる」「ステージ5イベントを失敗する(下記)」のいずれかとなる。
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ミス後の復活時では、ジョーが画面上からパラシュートを装備した状態でゆっくりと落下する。この時にワイヤーボタンを押せばその場に復帰できる他、落下中にレバー左右にて地形に落ちきるまでは移動調整ができる。
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ステージ5の特定場所において「カウントダウンが始まりミサイル発射台の奥にある発射装置を破壊しなければならない」イベントがあり、
発射装置を破壊できないままカウントダウンが0になってしまうと残機1消費に加え、ステージ4に戻されるという痛いペナルティがある。
批評点
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ACとしてはかなり珍しいと思われるラバーリングアクションを採用した作品である。
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本作の製作者はかつてコナミからリリースした、ラバーリングアクションであった『ロックンロープ』というゲームに関わっていた経歴があり、
本作はロックンロープの基盤スペックではできなかった要素を取り入れたという経緯があるとの事。
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ラバーリングアクションは後の『海腹川背シリーズ』などにも採用されているのは一部有名な話。本作はそれらに多少の影響をあたえた存在なのかもしれない。
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小回りの効きにくい操作性故に難易度は相当高い部類。
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まず、何といっても自力でのジャンプができないのが厄介である。
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他のアクションゲームではジャンプ一つで済みそうな動作でも、このゲームではそれができない為、「何て事はない雑魚敵の攻撃や、数ドット程度の地形の差の前でも死の危険性を伴う」というのが当たり前な状況。
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ワイヤーを行うにも隙が大きく、「単に地形にワイヤーを引っ掛ければどうにでもなる」感覚での操作は自殺行為となる。
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ワイヤーを切り離している最中は、再度ワイヤーを放つ事もショットを撃つ事もできない。その為、「空中に浮くと無防備状態」で、終始気が抜けない環境に追い込まれやすい。
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また、ワイヤー中でも敵は遠慮なく発生し一切自重しないまま殺しにかかってくるので、その最中に襲われると抵抗するのは極めて厳しい。
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ワイヤー関係以外でも、「ジョーの移動がやけに鈍足で、ショットを前方以外の方向に撃てない」という性能も難易度の高さに拍車をかけている。
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例えワイヤーを使わない場所でも「敵の物量攻撃に押されてミス」という状況もあり得るのが怖い。
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グラフィックやBGMに関する評価は高い。
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「軍事的な兵士や兵器が多く配置された緊張感溢れる戦争らしさと、それでいてどことないコミカルさも併せ持つ」世界観の描写は優秀で、グラフィックの書き込みも繊細である。
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ややポップ調でありながらも世界観とぴったりマッチしたBGMの数々も上質でゲームを盛り上げてくれる。