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ニューレインボーアイランド - (2012/05/21 (月) 11:39:59) の編集履歴(バックアップ)


ニューレインボーアイランド

【にゅーれいんぼーあいらんど】

ジャンル アクション
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 タイトー
開発元 ドリームス
発売日 2005年12月29日
価格 5,040円(税込)
ポイント レインボーアイランドのリメイク移殖
もはやリメイクというより別物
ゲームシステムのアイディアは悪くないのだが…


概要

  • 1987年にてアーケードにリリースされたタイトー原作のアクションゲーム『レインボーアイランド』をリメイク移殖したニンテンドーDSソフト。
  • 「ストーリーモード」「インフィニティモード」は一人プレイ専用。「VSモード」に関しては最大四人までの通信対戦プレイに対応。

主なモード、及びルール

ストーリーモード

  • 本作のメインと呼べるモードであり、原作の一部分を再現しつつも大幅なリメイクが加えられている。
    • 本作ではDSの上下画面が繋がった状態でゲームが表示される。よって、縦長寄りの画面表示となる。
      • 原作では上下にしかスクロールしなかったが、本作では上下左右のいずれかの方向にスクロールする様になっている。
    • ゲーム開始前に難易度とプレイヤーキャラを選ぶ事になる。
      • 難易度は「イージー」と「ノーマル」からの選択できる。選んだ難易度によって敵の配置などに変化がある。
      • 難易度選択の後にプレイヤーキャラを選択できる。ゲーム開始時では「バビー」と「ボビー」しか選べないが、特定条件を満たせば隠しキャラ選択が解禁される。
  • ステージ構成は4ラウンドに分けられたワールドが全部で10あり、総計で10ワールド × 4ラウンド = 40ラウンドが用意されている。
    • 1~3 + 4の倍数ラウンドは「特定の場所まで移動すればゴール(ラウンドクリア)」という、原作同様のクリア方式となっている。
      • 但し、本作は原作の上方向だけではなく、右方向に進む事でクリアになるラウンドも存在する。
      • 4の倍数ラウンドのゴールには耐久度と攻撃性能が高いボスが待ち構えており、こいつを倒せばそのワールドはクリアとなる。
    • ワールドセレクト制を採用しており、ゲームオーバーになるとそのワールド以前のすべてから再開したいラウンドを選べる。
      • また、ゲームオーバーしたラウンドからのコンティニューが無制限に可能である。
  • 操作方法に関して。
    • 本作は主にタッチペンと十字キー操作がメインとなる。
      • 十字キー、もしくはプレイヤーキャラをタッチしながらスライドさせると、プレイヤーキャラの八方向移動。
      • 画面内のどこかをスライドさせると虹攻撃。
      • LかRボタンを押しながら画面内のどこかをスライドさせると特殊虹攻撃。
      • ABXYのいずれかのボタンを押すとスクロールの位置をある程度調整できる。
    • ゲーム中にSTARTボタンでポーズをかけると、右利き操作か左利き操作のいずれかを選択できる。
      • 上記の操作は右利きでの操作となる。左利きの場合は十字キーとABXYボタンの操作が反転する。
  • 本作における新操作。
    • 移動操作。
      • 本作のプレイヤーキャラは泡の中に閉じ込められ常に宙に浮いている状態となっている。
      • よって、原作におけるジャンプ動作は本作にはなく、地形に挟まれない限りは画面内を自由に空中移動できてしまう
      • 移動中に操作を止めてもすぐにはブレーキがかからなくなっている。それを踏まえないと思わぬ危険を伴いやすい。
      • 上記の操作方法でも述べたが、移動には十字キー操作とスライド操作の両面に対応している。スライド操作は虹攻撃にも対応しているので、多くの場面では十字キー操作で行うのが好ましい。
    • 虹攻撃操作。
      • 原作における「攻撃ボタンを押せば虹攻撃が出せる」という操作はなくなり、本作は画面内のどこかをスライドすればプレイヤーキャラの位置に関係なく虹攻撃が出せるというものに変更されている。
      • もちろん、DSの仕様上スライドできるのは下画面のみとなるが、それ以外の制限は一切なく下画面内ならばどこにでも虹攻撃が可能となる。
      • 原作の虹攻撃は扇形だったが、本作はスライドした形がそのまま虹となる為、手書き感の強い形状となりやすい。
      • 虹攻撃には主に4種類の攻撃方法がある。それに関しては下記にて。
  • 虹攻撃の種類。
    • 画面下には「虹チカラ」と「OVERゲージ」の2種類のゲージが表示されている。
      • 虹攻撃を行う度にこれらが消費されていき、最悪ゲージが切れると虹攻撃が出せなくなるという事態に陥る危険性もある。
      • ゲージの回復方法はとしては、虹チカラはしばらく虹攻撃をやめると自動回復し、OVERゲージはフルーツアイテムを取得する事で一定数回復させる事ができる。
      • 虹攻撃の攻撃種類に関しては以下の通り。
  • 「虹攻撃(通常)」
    • 虹チカラを少量消費して行う通常攻撃。OVERゲージには一切の影響はない。
    • ある程度の連射が可能だが、スライドできる距離が大幅に限られる。DS本体の画面サイズにもよるが、一攻撃あたりの虹のサイズは2~3cm位となる。
    • 発生させた虹をタッチするとそれを下に落として、敵を巻き添えで倒す事が可能。原作でいうところの「虹落とし」に該当する攻撃手段となる。
  • 「虹リング」
    • 虹チカラを少量消費して行う特殊攻撃。OVERゲージが満タンではない状態でないとこの攻撃は出せない。
    • LかRボタンを押しながら、敵を閉じ込める感じで円方にスライドするとそいつを閉じ込められる。
    • 閉じ込めた雑魚敵をスライドにて他の敵にぶつけると、そいつを巻き込んで倒す事ができる。
    • 巻き込んで倒した敵は必ず「ダイヤアイテム」に変化する。本作におけるダイアアイテムは一部の例外(特殊アイテム取得時)を除けばこの方法でしか出現しない。
  • 「ホイホイ虹」
    • 虹チカラを少量消費して行う特殊攻撃。OVERゲージが満タンではない状態でないとこの攻撃は出せない。
    • LかRボタンを押しながら、三角型にスライドすると周囲の敵がそこへ群がってくる。その状態でスライドした虹をタッチすればまとめて倒す事ができる。
  • 「OVER虹」
    • OVERゲージが満タンの状態限定で出せる必殺攻撃。
    • OVERゲージが満タンの状態でLかRボタンを押しながらスライドすると、OVERゲージが消費されるがその間は長い虹を描く事が可能となる。
    • この状態で星型にスライドすると画面内の敵を全滅させる効果がある。
  • その他の原作との相違点。
    • リメイクだけあってグラフィックやBGM周りが原作よりも華やかになった。
      • グラフィックなどは華やかになっているが、前作にあたる『バブルボブルDS』のNEW AGEバージョンに比べると、キャラや背景の大きさが原作寄りのサイズとなっている。
    • 残機付きのライフ制を採用しており、ダメージを1回もらっただけではミスにはならなくなった。
      • 初期プレイ時におけるライフ数は使用しているキャラによって相違があり、残機数は「2」となっている。
      • ライフ制とはいえダメージ後の無敵時間は短いのでダメージ覚悟の突撃クリアは危険である。
    • 「泡」と「トゲ」の追加。
      • ラウンド中には「泡」が定期的に上下左右へと浮いている。このゲームには風圧の概念があり、泡の浮き方向によってプレイヤーキャラの移動に慣性が働いて操作にクセが生じる場面がある。
      • 「トゲ」は純粋なるダメージ対象であり、これに触れるとライフが1消費されてしまう。結構多く配置されているので、あまり突進していると敵以上の猛威となる恐れがある。
    • ダイヤの出現方法の変更。
      • 上記の虹リングの項でも述べたが、原則として虹リングによる敵巻き添え以外でダイヤを敵にする攻撃手段は存在しない。
      • 原作では「虹攻撃に乗り落とした巻き添えで敵を倒す」方法でダイヤが出現したが、本作ではその方法で倒してもダイヤは落とさなくなっている。
      • また、原作の「星アイテムを取り、散らばる星に敵を当てて倒す」方法でもダイヤは落としてくれない(星アイテム自体は本作でも健在)。
      • 虹リング以外でダイヤを出現させるには、「画面内の敵をすべてダイヤに変えてしまう」「取るだけでダイヤが全部取得できてしまう」系等の特殊アイテムを取得する方法がある。
        但し、両者共に出現率が低いので運が悪いと出現する事もなくワールドをクリアしてしまう恐れがある。また、後者アイテムに関してはワールド7と10には一切出現しない*1
    • 制限時間ペナルティの変更。
      • 原作ではしばらく時間が経過してもラウンドをクリアできないでいると「下から水が迫っていき、それに触れるとミス」というペナルティがあったが、
        本作では「敵の動きが早くなりクリアが困難となるが、水は迫ってこない」というものに変更されている。
    • 上記のステージ構成の項でも述べたが、本作は上下だけではなく左右にもスクロールするラウンドがあり、ゴール地点が右に設置されている場面がある。
    • 原作では「ミス後の復活は特定の場所からの再開」だったが、本作では「そのラウンドの最初からの再開(ボス戦も例外ではない)」となっている。
  • シークレット情報。
    • 全10ワールド構成の本モードだが、ただクリアするだけではその内の7ワールドまでしか進めず、ステージ8~10(ラウンド29~40)はプレイできない。
      • ワールド8以降に足を踏み入れるには、それまでのワールドにてある条件を達成しなければならない。ヒントはずばり「ダイヤ」である。
      • この辺は原作とほぼ同様の隠し条件となっているので詳細は割愛する。

インフィニティモード

  • 残機1つで敵をどれだけ倒せるかを競うモード。
    • このモードにはクリアの概念はなく、ミスするまでの間にて無限に沸いてくる敵を数多く倒していかなければならない。
      • 7つのワールドから好きな場所を選んでゲームスタート。後は生きるか死ぬかのサバイバルに立ち向かうのみである。

VSモード

  • 対戦プレイに特化したモード。
    • 環境が整っていれば二人~四人までの対戦プレイが可能。プレイするには人数分のDS本体と本ソフトが必要となる。
      • 各プレイヤーが「プレイヤーキャラ選択」「ワールド選択」を行えばゲームスタート。
      • それぞれが個別のワールドでストーリーモードと同じ様にプレイし、クリアまでの速さを競っていく。
      • 自分の画面内で倒した敵を相手の画面内に送り、相手のクリアを妨害する事も可能となる。

データ削除

  • プレイしたデータを削除する。取り扱い注意。

評価点