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チョロQ2 - (2015/04/11 (土) 14:42:37) の編集履歴(バックアップ)


チョロQ2

【ちょろきゅーつー】

ジャンル レースゲーム
対応機種 プレイステーション
メディア CD-ROM
発売元 タカラ
開発元 タムソフト
発売日 1997年2月11日
定価 5,800円(税別)
プレイ人数 1~2人
チョロQゲームリンク

概要

  • ぜんまい式ミニカーチョロQを題材にしたレースゲーム第2弾。

前作からの変更点、追加要素

  • チョロQタウン
    • 様々な建物が立ち並ぶ街。チョロQを動かして探索する事で新たな要素が解禁されていく。
    • パーツショップやペイントショップ、ボディショップ等の店やジムカーナやゼロヨン等のミニゲーム施設等がある。
    • ガレージがスタート地点だがある事をするとお城をガレージにする事が可能。
  • ジムカーナ
    • 指定されたコースをどれだけ速く走れるかを競う施設。
    • コースから外れた所を走るとコースアウトとなりやり直しになる。
    • コース内に設置されているパイロンに触れるとタイムが加算されるため触れないように走る必要がある。
  • ゼロヨン
    • 前作ではフリーランの項目を探さないと行けなかったが、今回は一つの施設として独立した。
    • 直線のコースを走りタイムを計測できる。マシン性能をチェックするのに便利。
  • カジノ
    • スロットマシーンのゲームができる。勝つと賞金が貰える。
  • 新たなパーツ。
    • ブレーキはチョロQの停止に使われるパーツ。強化するとすぐに止まれるようになる。
    • ビッグタイヤは多少の段差なら乗り越える事ができる大きなタイヤ。コースによってはショートカットする事も可能。
  • レース以外の2P対戦モードの追加
    • チキンレースは波止場の淵までの距離を競うゲーム。海に落ちるとアウト。
    • バトルクラッシュは制限時間以内により多くのコインを集めたほうが勝利するゲーム。
  • 引き継ぎ要素
    • メモリーカードに前作のセーブデータがあると引き継ぎが行える。
      • 内容は所持マシンから6台、そして所持金が最大1000G*1。序盤は資金繰りが厳しいこともあり、かなり楽に進められる。

評価点

  • チョロQタウンは様々な場所を探索する事ができてイベントも豊富。気分転換にも向いている。
    • 前作のレースだけしかする事が無い問題を解決した。
  • コース関連
    • コースは幅が広くなり初心者が躓くほどの難易度のコースが減った為、初心者でも楽しめるようになった。
    • 海の中や地下鉄の線路上等普通は走らない所を走る、トンデモコースも登場する等、前作よりもコースのバリエーションが豊かになった。
    • 条件を満たす事により旧コース(初代チョロQのコース)のほとんどを走ることができる。
      • ビッグドームは処理落ちが無くなりまともなレースができるように改善される等、細かい調整がなされている。
      • ただし、難易度が極めて高く、スーパーグランプリで戦えるくらいのスペックがないと太刀打ち出来ない。
  • レースにより賞金が増えた為、前作ほどお金稼ぎをする必要は無くなった。
  • ボディが80種以上と増量しただけでなくペイントもRGB値による変更が可能となり色の幅が大きくなった。
    • ツートンカラーも4種類に増加した。

欠点

  • スーパーグランプリ登場の条件が若干分かり難い。
    • ワールドグランプリ開催中に季節が変化しており、(第1戦は春、第2,3戦は夏、第4,5戦は秋、第6,7戦は冬)それぞれの季節に対応した「○の山」(○は各季節が入る)にすべて入賞しないと、スーパーグランプリが開催されないが、ワールドグランプリに集中していると各季節のコースの存在に気付き難い。(特にワールドグランプリでは走ることのない秋の山、冬の山)
      • 一度機会を逃してしまうともう一度そのコースに対応したグランプリまで進めなければならない。
  • あくまのタイヤ(666000G)を買うのが非常に大変
    • 『チョロQ3』に比べ、レース1位でもらえる最大賞金が低く、タカラくじという名の賞金チートがないため、純粋にお金を貯めるかカジノで大当たりするしか方法はない。
      • 最大のレース1位でもらえる賞金は旧コースの3000Gであるため、単純計算で222回1位を取る必要がある。
      • 無接触ボーナス(500G)を狙えば回数が減るがそれでも大変。
  • 可変フレームレートなため、動きがヌルヌルしてなめらかなコースもあれば、ガタガタで走りにくいコースがある。
    • 前作同様に同一コース内でも動きがヌルヌル⇔ガクガクといきなり変化するため、初めてレースで走行した場合、まず混乱してしまう。

総評

  • 今作は20万本を売り上げ、タムソフトの評価を上げたといってもいい名作である。
    • 今でも、「好きなチョロQシリーズは?」という質問において、今作や次作の『チョロQ3』を挙げる人も多い。