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GuitarFreaksV6 & DrumManiaV6 BLAZING!!!!
【ぎたーふりーくす ぶいしっくす あんど どらむまにあ ぶいしっくす ぶれいじんぐ】
概要
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「GuitarFreaksV & DrumManiaV」シリーズ(Vシリーズ)の6作目。
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そして、今作は提供版権を中心に、EXTRA STAGEにはgood cool、猫又MASTER、98などが登場。そして、まさかのイトケンの登場に期待を大いに寄せた。
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ギタドラにはありそうでなかったⅡDXと同じ認定試験制度を導入したQUEST MODEの搭載に期待を抱いたが…これがギタドラにおけるひどい貢ぎ要素の強い解禁作業の始まりを告げることになってしまう。
評価点
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STANDARDモードが2曲保障
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ポップン、太鼓の達人と同じシステムを採用。
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メリットは高難易度曲を特攻しても、もう1曲遊べる。
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BATTLE MODEの4曲完全保障があるため、存在意義が低くなるものの、プレイヤーにとっては嬉しい特典である。
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QUEST MODEの登場
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様々な指令のクリアを目指すモード。
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登場するクエストは「難易度15以上の曲をフルコンボでクリア」等の技能系の物から「最も短い読み方の曲」等のクイズ形式の物まで様々。
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またこちらのモードでは認定試験等もあり、プレイヤーの実力等を知る一つの目安となる。
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ありそうでなかったものを登場させたが、貢ぎ要素が非常に強かったのが最大の問題点となってしまう。
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ギタドラカルトクイズ
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Questモードの一種
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問題に出された対象曲をプレイするとポイントがもらえる
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ポイントを集めて競いあうという一風変わった企画。
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ただし、これをやっても解禁曲といったものはない。
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あくまでお楽しみ要素である。
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新たなコンポーザーの参加
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本作では『ロマンシング・サガ』等のゲーム音楽で知られる伊藤賢治が初参戦し、楽曲「OVER THE LIMIT!!」が登場。楽曲の質だけでなく、クリップも世界観にばっちりと完成度は非常に高く、プレイヤーからも好評だった。浅田靖も今作からの参戦。vampire kilerを提供した。
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豪華な版権曲
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今作はDragon Ashの「Fantasista」、DragonForceの「Through the Fire and Flames」、ガンダム00のEDを担当したTHE BACK HONEの「罠」、ナイトメアの「Lost in blue」など、今作はメジャーなところからの収録が多い。
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ⅡDX制と同様のSKILL METERを採用
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これを使用することで、達成率がプレー中でもわかるように。
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ただしこれを使用すると、クリップが縮小されてしまう。
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悪魔城ドラキュラのコラボ
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悪魔城ドラキュラ THE ARCADEをプレイしたe-amusementのデータを持ってギタドラをプレイするとvampire killerが無条件解禁される。
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5/18に上記のデータがなくても一斉に無条件解禁される。
問題点
QUEST MODEにおける重大な問題点
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廃人仕様の課題
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上級者にとってみれば決して悪くない仕様だが…
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言い換えれば初心者にとって挫折するような課題が数多く存在すること。
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簡単なものは特定コンボ数とかだが…難しいのはSTELTHでクリアとか、EXCELLENTでクリアになっていたり。
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もっとひどいものはDAY DREAM 赤DMをPERFECT率98%でクリアという無理難題な課題まで用意されている。
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ULTIMATEフォルダも存在するが、出現までにある程度貢ぎが必要とされるため、作業ゲーと化してしまう。
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解禁にもある程度貢ぎが必要とされる
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ENCORE CONQUEST以外で次に解禁条件が厳しいのはLightという新曲。
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ファン数をなんと10000000人溜めなければ解禁不可能。
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それなりの貢ぎが必要とされる。特に新曲が組み込まれているから、なおさら作業感の強い解禁方法となってしまったのだが…後述のENCORE CONQUESTの解禁方法はもっとひどい。
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QUESTモードの隠し曲「ENCORE CONQUEST」
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QUESTモードを極めた者だけが拝める曲にENCORE CONQUESTという曲があるのだが
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解禁条件がファンの人数を9,999,999,999人(最大)まで溜めるという上級者もびっくりの条件
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総クレジットはなんと単独機種でも500クレジット以上やらなければ解禁不可なとんでも条件だった!
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曲の内容はアンコール曲のメドレーなのだが、無理やり繋げた感が否めない曲となっており頑張って解禁したプレイヤーをがっかりさせた内容となっている。
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更にギタドラ共にスキル理論値に入るので避けては通れない曲となっている。
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以上のことから、運要素はなく、実力のみが試されるモードだったのだが…廃人仕様で初心者にはかなりとっつきにくい。その上新曲までの貢ぎが大幅に必要であることから、プレイヤーのやる気を削ぐ羽目になった。また、緩和されても膨大な貢ぎが必要なのは変わらず。人によってはV7まで待つプレイヤーも。このモードの存在により、運要素は必要としないものの、凶悪な貢ぎが必要とされる企画が増えるきっかけとなってしまった。また、このモードは両機種で行った場合は間違いなくギタドラ史上最強最悪の貢ぎプレイが必要とされるモードであった。不評かどうか理由はわからないが、V7では削除された。
その他の問題点
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EXTRA RUSHの演出面が物足りない
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最初のEXTRAでは『ロマンシング・サガ』で有名なイトケンこと伊藤賢治が参戦。この登場に大いに盛り上がった。
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アンコールの曲数は増え、更に96ちゃんと肥塚氏のコラボである98(96+肥塚氏のあだ名である王子→02=98)、猫又MASTERが新規参戦、更にギター側は難易度の頂点に達し、6曲連続でレベル90以上の譜面を含む曲が登場したものの、前作に比べて盛り上がりが欠けている。
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特別演出用のINFINITY STAGEは無い。
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一応BLAIZING STAGEは存在するものの、ENDINGに近い存在となっている。
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驚愕の高速オルタ譜面が登場
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猫又MASTERの「Driven Shooter」という曲。特にGF側が問題。中盤までは簡単なのだが、中盤以後はあのover thereとR#1を超える速度の高速オルタが襲いかかる。
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上級者ですら黄色譜面をクリアできない人が続出。赤でさえ、S判定を取れる人が極僅かだったという。
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なお黄色譜面は2009年12月にフルコンボが達成されたものの、8か月の歳月がかかっており、いかに黄色でも凶悪なのかが伺える。
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もっとも赤譜面がフルコン出来ているか詳細不明。
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なおXGではその「Driven Shooter」を超える速度のオルタが登場。もはやIMI不明な高速オルタが襲いかかる。
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ドラム側も「Jungle」「Sonne」など曲に対してパッドが足りていない程ノートが詰め込まれた譜面が続発し、Vのインターフェースによる高難易度の限界を思わせる作品でもあった。
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存在意義が問われるアンコールチャンス
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今作は一定ポイント数を溜めるとアンコールチャンスが出現する。
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溜め方はEXTRA専用曲でPERFECT率94%で4point、93で3point、92で2point、91以下(要検証)で1point入り、合計20pointでENCORE/premium encore進出条件が緩和される。
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更にENCOREチャンスの時に緩和された条件に満たせなかった場合は、同じように今度は10point溜めると更に緩和条件が緩くなるハイパーアンコールチャンスが登場する。
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ENCOREが発生するまで、アンコール→ハイパー→アンコール…と繰り返される。なおアンコールに進出すると、今まで溜めたポイントはリセットされる。
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赤譜面でも容易に進出できるので一見おいしいものであるが…
(問題点)
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普通にやっていたら気づかない。というか、気づかせるような演出が少ないのが問題。
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一応EXTRA STAGEの色の変化でアンコールチャンスになるが、EXTRA STAGEの色を変えたところで気づける人は少ないだろう。
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しかし、それより進出条件の厳しいpremium encoreの召喚は最適と言える。
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おそらく今作からDMのENCORE/premium encore進出条件をV2以前に戻したことが、このアンコールチャンスを生まれさせるきっかけになったのでは?
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BLAIZING CAMPIONSHIP
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いわばギタドキングとグランプリモードを組み合わせたもの。実質ギタドキングとなるもの
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4つのコースから選べるが、1つでも選んだら後戻り不可能。
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大会は全4回。と過去のギタドキングやグランプリと比べても少ない。
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決勝進出条件もギタドキングに比べて厳しくなっている。初心者・中級者が気軽に選択できる大会ではない。
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一応新曲も組み込まれているが、NILはなぜか無条件解禁されなかったという謎仕様。
総評
V3~V5に比べるとシステムや演出のクオリティが下がってしまい、出尽くした感は否めない。特にQUEST MODEの搭載が却ってプレイヤーのやる気を削ぐ羽目になった。しかし前述の通り、伊藤氏の参戦や豪華な版権曲ラインナップなど、決して盛り上がりに欠けていたという訳ではなかった。この頃がギタドラシリーズのピークとも言える。この後想像を絶する暗黒期を迎えるとは誰が予想できただろうか。
と同時に全てがグレードアップした新筺体GuitarFreaksXG & DrumManiaXGが登場。最高の臨場感で新たなギタドラの歴史を刻んだのだが…稼働当初はV7の方が良かったという結果に。しかし、後半期になってから、XGがV7を遥か上回る結果となった。