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Wii Fit - (2019/06/03 (月) 12:23:58) の編集履歴(バックアップ)
Wii Fit
【うぃーふぃっと】
ジャンル
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フィットネス
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対応機種
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Wii
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発売・開発元
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任天堂
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発売日
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2007年12月1日
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定価
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8,800円(バランスWiiボード同梱)
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判定
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なし
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ポイント
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家族で健康。お家でヨガ
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Touch! Generationsシリーズ
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Wii Fit Plus
【うぃーふぃっと ぷらす】
発売日
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2009年10月1日
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定価
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2,000円(ソフト単体) 9,800円(バランスWiiボード同梱)
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判定
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なし
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ポイント
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いろいろ追加されたが、ポニテは失われた
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概要
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フィットネスミニゲーム集。BMI算出や重心位置を測定したり、簡単なテストでバランス年齢を算出したりする「からだ測定」機能の他、ヨガや筋トレのプログラムを中心に全48種目のモードが収録されている。
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左右別々に重量を認識する特殊な体重計「バランスWiiボード」に乗る事で、身体の重心位置や体重を測定する。また、ミニゲームなどの操作もこの重心位置の移動によって行う。
特徴
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本作はダイエット目的での使用も想定されており、目標体重の設定が可能。
また、効果を増すには毎日プレイし続ける事が大事であり、それを促す機能をいくつか用意している。
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トレーニングやミニゲームにはそれぞれ所要時間が設定されていて、プレイするとそれを「運動貯金」として1日単位で集計する。
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からだ測定で計測した体重を棒グラフで表示。運動貯金の履歴も閲覧できる。
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体重はBMIで表される。キログラムは前回測定時との差に使われている。
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前回測定時より太った場合は「いいわけ」を言わされることもある。
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「いいわけ」はしっかり記録され、グラフと一緒に表示される。
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ゲームの案内は、バランスWiiボードの「ウィーボ」くんが担当(『脳を鍛える大人のDSトレーニング』の川島教授のような立ち位置)。体重減少の停滞期に励ましてくれたり、ダイエットの豆知識を教えてくれたりする。
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キャラクターとしての擬人化やデフォルメはされていない見たまんまのデザインだが、仕草や愛嬌で売るタイプ。
トレーニング
バランスWiiボードの測定結果やスコアなどにより、種目ごとにそれぞれ4段階の評価がつく。
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ヨガ
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トレーナーの指示に従って所定のポーズをとり、そのままの姿勢でバランスを保つ。基本的にはバランスWiiボードを使うが、一部ボードを使用しないため評価のつかないものもある。全15種類。
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筋トレ
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トレーナーの指示に従い、バランスを意識しつつ部分筋トレを行う。一部、バランスWiiボードではなくWiiリモコンを使用するものもある。なお、フレンチプレスには評価がつかない。全15種類。
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腕立て・ジャックナイフ・身体水平支持の3種目はトレーナーとハイスコアを競うチャレンジモード付き。
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有酸素運動
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軽めの運動をそれなりの時間継続して行わせる運動が用意されている。全9種類。
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バランスゲーム
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バランスWiiボードによる重心コントロールで操作するミニゲーム。全9種類。
『Plus』での主な変更点
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21種類の新作トレーニングと5種類のからだ測定テスト種目が追加。無印版のセーブデータも引き継げる。
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「マイメニュー」機能が追加され、あらかじめ設定された「おすすめメニュー」や自分でプログラムを組む「セットメニュー」などを使って、少ない待ち時間で連続してトレーニングを行えるようになった。
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消費カロリーの記録と目標消費カロリーの設定ができるようになった。
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「ウエスト」と「歩数」を記録できるようになった。ただし、自己申告制。
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女性トレーナーの髪形がポニーテールでなくなった。
評価点
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ヨガについては、身体バランスを好転させるのに「効果があった」とする声が多い。
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筋トレの方は「ヌルい」という評判もあるが、いずれもバランスWiiボードによる重心位置の確認機能はそこそこ面白く、普段意識しないため参考になると好評。
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有酸素運動などについては、TVの前に陣取ってデバイスに縛られる必然性の薄いものが多い。
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入力デバイスが特殊なだけあって、単純なミニゲームも新鮮なプレイ感覚で遊べる。
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トレーニング以外のミニゲームも各部の筋肉を細かく使うため、地味に健康的。
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起動の手間こそかかるが、自動で体重を記録し、その上で見やすくグラフ化してくれるため日々のトレーニングのモチベーション維持に貢献してくれる。
問題点
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バランスゲームなど全種類含めても、やはり飽きやすい。せっかくの機械を重くてデカくてジャマなだけの体重計にしたくなかったら、ゲームとして買うのは控えた方がいい。
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当然の事ながら、TVの前にそれなりに広い空間を用意しなければ快適にプレイできない。部屋の状態如何では、欲しくとも置けないという状況になるだろう。理想を言うなら、自分専用のTVも1台確保したいところ。
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脳トレと同様にゲームでの効果が実際に効果があるのかについては疑問符も多い。
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繰り返しプレイする事によって成績は上がるものの、それはあくまでゲームとしての運動でありダイエットに繋がっているとは証明されていない。
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特に筋トレやヨガにおいて重要とされるフォームはボードにかかっている重心だけで判定しているため、間違ったフォームでも高得点が取れてしまうこともある。
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また、筋トレによるダイエットは鍛えたい部位の筋繊維を破壊するだけでなく、日単位での休息も必要なため、同じ筋トレを毎日続けるというのは厳密にはNG。
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本当にダイエットしたいなら普通に運動しろと言われればそれまでなのだが。
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有酸素運動及びバランスゲームのスコアの評価が相対評価ではなく絶対評価である。
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初心者が苦労して取った10点と、上級者が調子が悪くて取ってしまった10点とでは当然価値が異なるのだが、どちらにせよ低スコアならばプレイヤーの分身である「Mii」はうなだれる。最高記録を更新したとしてもうなだれる。
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目標スコアが明確になっていないというのも大きい。「Mii」は何を望むがゆえにプレイヤーの意思に背いてうなだれてしまうのか…?
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筋トレ及びヨガの評価基準が極端。
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筋トレとヨガは100点満点で評価されるのだが、50点でやっと星2つ。星3つ以降は70点、90点がボーダーラインとなっている。
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トレーニング中はトレーナーが「体がふらふらしています」「その調子」などと言ってくるが、点数はボードにかかっている重心だけを見て評価され、トレーナーのコメントは点数に一切干渉しない。ゆえに体がふらふらしているなどと言われても、減点されるほど重心がぶれていなければ100点を取れることもある。
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逆に重心がほとんどぶれていないが基準ラインから完全にはみ出しているので0点、などといったケースもある。
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無印版は、トレーニングとトレーニングの間の待ち時間や、Wiiリモコンを持ったり置いたりといったプレイアビリティの低さが少し目立つ。
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この点については、『Plus』のマイメニュー機能でいくらか改善できる。
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『Plus』のセットメニューは1種類しか記録しておくことができず、もう一歩かゆい所に手が届かない。
総評
本来はヨガも筋トレも、やり方さえ知っていれば自らの意思で実行できるものだが、しかしこれが現実にはなかなか継続できない。
そこに切っ掛けの一つとして登場して脇から支えてくれるのが本作であり、バランスWiiボードである。
ヨガで体の調子を整え、時にはゲームで息抜きしながらBMIやバランス年齢などの経日変化を励みにできれば、ダイエットは恐らく良い方向で成功させられるだろう。
明確な目的意識を持って生活の一部に組み込むつもりで購入するソフトであり、それ以外の人間にとっては無用の長物となる。
ツールとしての使いやすさに少々問題がある上、ここまで徹底した目的特化型ソフトをゲームとして評価するのは難しいが、決して悪い商品ではない。
余談
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『Wii Fit』および『Wii Fit Plus』に付属する「バランスWiiボード」は3,000万台以上を売り上げ、「世界一売れた体重計」としてギネス世界記録に認定された。(参考リンク)