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SIMPLE2000シリーズ Vol.99 THE 原始人 - (2013/07/06 (土) 22:54:16) の編集履歴(バックアップ)


SIMPLE2000シリーズ Vol.99 THE 原始人

【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむ99 ざ げんしじん】

ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 プレイステーション2
発売元 D3パブリッシャー
開発元 ヴァンテアンシステムズ
発売日 2006年4月27日
定価 2,000円(税抜)
ポイント 今日も増える運ぶ戦うそして落ちて死ぬ
SIMPLEシリーズリンク?


概要

D3パブリッシャーによる廉価版ゲームシリーズ『SIMPLE2000』の1作。
サルの群れのリーダーを操作し、村を発展させ、自己進化を目指す。

特徴

本作を一言で表わすと「『太陽のしっぽ』+『ピクミン』」である。

  • ステージは5種類あり、順に攻略する事になる。各ステージにはボスが存在し、倒すと「キーアイテム」を入手、主人公達はサルから次第に「人類」へと進化して行く。
  • 主人公はサルのリーダーであり、常に群れを率いる。連れ歩ける部下の人数はステージ内にある特定のアイテムを取るとアップする。
    • 主人公は死んだ瞬間ゲームオーバー。仲間は戦死しても、村に戻れば補充できる。
  • ステージ内には植物や素材などのアイテムが落ちている。敵を倒しても、肉や羽などを入手できる。
    • アイテムは村に持ち帰る事ができ、「文明度」がアップする*1
      • 村を発展させる為の素材は木・石・鉄の3種類があり、持ち帰った数に応じて発展形態が変わる。またこれらの素材は「お金」も兼ねており、装備品のアイテムと交換できる。
    • アイテムには「持つのに必要な部下の人数」が決まっている。部下はアイテムを持っている間は戦闘に参加できない。
  • メニュー画面に「図鑑モード」がある。入手・開発したアイテムや、倒した敵が記録されて行き、解説を読む事ができる。
  • 難易度はイージー、ノーマル、ハードから選択可能。セーブデータは3個所まで。

評価点

  • 村の発展段階や途中から追加される施設、持ち帰ったアイテムによって開発できるアイテムなどの成長・収集要素が豊富である。コンプリート系のやり込みが好きな人にとっては中毒性の高いゲームであるだろう*2
  • 視点変更、ズーム、オートマッピングといった機能は完備。マップは3Dの多断層式で、1ステージごとに広大な造りである。

問題点

  • 仲間はステージ内の「地割れ」「水」に落ちると即死する。
    • 仲間の移動AIは基本的にバカで、自動的に地割れを避けようなどとはしない。画面外でいつの間にかポロポロ落下して死んでいたという事も珍しくない。
    • 仲間の隊列を決める「陣形」という概念はあるが、おかげで展開系の陣形は使いにくいものとなっている。
  • 夜になると画面が真っ暗になり、進めづらくなる。松明を使えば明るくできるが、入手できるのは後半である。
    • 2番目のステージである「地底世界」は、元々暗い上に夜になるとますます物が見えなくなる。
  • 仲間は一定の人数がいないとそもそもステージの先に進めない作りになっているので、少人数プレイなどの制限系のやり込みには向いていない。
  • 基本的に「新しいアイテムを拾って村に戻って」の繰り返しなので、作業感は捨て切れない。
    • また村では行ける場所の名前が縦一列に並ぶ為、後半に施設が増えると選択に手間取る。
  • エンディングはグッドとバッドの2種類があるが、1度グッドを見るとバッドはもう見る事ができなくなる。

その後の展開

  • 後に同じ開発元による本作の発展型『THE ネコ村の人々 パグ代官の悪行三昧』が発売された。
    • SIMPLE DSシリーズにおいて『THE 原始人DS』も発売。PS2版に比べて収集要素が強化されているが、ステージ数は減少している。