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本稿では『Dragon's Dogma』とその拡張版にあたる『Dragon's Dogma Dark Arisen』を紹介しています。判定はともに「なし」です。
【どらごんずどぐま】
ジャンル | オープンワールドアクション | ||
対応機種 |
プレイステーション3 Xbox360 |
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発売・開発元 | カプコン | ||
発売日 | 2012年5月24日 | ||
定価 | 7,990円(税込) | ||
プレイ人数 | 1人(ネットワーク機能対応) | ||
レーティング | CERO:D(17歳以上対象) | ||
廉価版 |
PlayStation3 the Best / プラチナコレクション 2013年2月14日/2,990円(税込) |
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判定 | なし | ||
ポイント |
簡単アクションで派手な戦闘部分は高評価 現実と釣り合わない開発側のビッグマウス オープンワールドと呼ぶには底が浅い ミスマッチすぎるB'z |
日本では馴染み薄いオープンワールドゲームにカプコンが挑戦した作品。
同社は次世代機で『Dead Rising』等の箱庭を自由に行き来する作品は手掛けていたが、オープンワールドを全面に押し出したのは本作が初となる。
TESシリーズやFalloutシリーズ、トゥーワールドシリーズなど、MMORPGライクなオープンワールドゲームが世界的な人気と評価を得ている現状を前に、国内メーカーが初めて本格的に乗り出した、と言ってよい。
基本は剣と魔法の世界であり、全体的なデザインは悪く言えば使い古されているものの、手軽で爽快な戦闘面では独自のテイストが光る。
多人数プレイは出来ないものの、非同期なオンラインシステムを搭載している。その交流にもSNSと連動させたりするなど、プレイヤー間の交流性は強い。
キャラクターメイキング
重量概念
戦闘
ジョブ
+ | 簡単なジョブ解説 |
ポーンシステム
ポーン共有
ウルドラゴン
グラフィック
キャラクターメイキング
簡単かつ派手な戦闘
ポーンシステムと難易度がかみ合っていない
同じ敵にばかり会ってしまう
武器強化の手順
キャラメイクが破綻するムービー
NPC関連
+ | 以下ネタバレ |
ウルドラゴンについて
なぜかタイトル画面でB'z
玉石混淆のDLC
謎の黒帯
全編英語音声オンリー
オープンワールドとは名ばかりの狭さ・世界観の薄さ
移動が面倒
シナリオが説明不足
アイテム管理が不便
状態異常が分かりづらい
オープンワールドを前面に出したものの、実際はオープンワールドを謳うには非常に苦しい作品であることは否めない。
どちらかというと
寄り道要素が非常に多い一本道RPG
、といったほうが適切だろう。
オープンワールド云々を抜きにしてもゲームバランス・移動・演出などユーザビリティに欠ける要素が多い。
ただ、簡単操作で様々な敵と爽快かつ達成感のある戦闘を繰り広げる感覚は、オープンワールドゲームの中では頭一つ抜きん出た要素といえる。
この戦闘面の魅力やノウハウは後述の『Dark Arisen』や『ONLINE』に受け継がれていくこととなる。
【どらごんずどぐま だーくありずん】
ジャンル | オープンワールドアクション | ||
対応機種 |
プレイステーション3 Xbox360 |
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発売・開発元 | カプコン | ||
発売日 | 2013年4月25日 | ||
定価 |
パッケージ版:4,990円(税込) ダウンロード版:【PS3/360】3,990円(税込) / 【360】2,720MSP |
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プレイ人数 | 1人(ネットワーク機能対応) | ||
レーティング | CERO:D(17歳以上対象) | ||
ポイント |
操作のレスポンスの上昇及びプレイ時の快適さの向上 新エリア「黒呪島」と数種の武具追加 日本語ボイス追加 根本的な問題点は未改善 かなりの難易度を誇る「黒呪島」 |
追加・改善要素を加えてほぼ一年後に発売された完全版と言える作品。
前作からデータの引継ぎが可能で、引き継ぎ特典(*11)も用意されている。
新たに追加された「黒呪島」の難易度について
無印版の問題点が多数改善されており、今から遊ぶならよほどの理由がない限りこちらを購入することをお勧めする。
目玉要素である「黒呪島」の高難易には賛否が分かれるものの、3周以上に渡ってやり込もうとしない限りは「歯ごたえのある難易度」として楽しめるだろう。