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ESWAT - (2010/09/04 (土) 07:20:10) の編集履歴(バックアップ)
ESWAT
【いーすわっと】
ジャンル
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アクションシューティング
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対応機種
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メガドライブ
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発売・開発元
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セガ・エンタープライゼス
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発売日
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1990年7月14日
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定価
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6300円
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ポイント
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ハードに相応しい難易度の覚えゲー
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概要
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サイドビューの2Dアクションゲーム。パワードスーツを着込んで戦うサイバーポリス「ESAWT」の隊員となり、犯罪組織を相手に戦っていく。ライフ&残機制、全8ステージ。
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本作はアーケードゲーム『ESWAT』(1989年、セガ)のメガドライブ移植版であり同じ世界観を共有するが、時代やストーリーは異なっている。ステージ構成やスーツの能力などは本作オリジナルの要素も多く、かなり別ものとなっている。
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アーケード版の半世紀後の世界を舞台とする。アーケード版で壊滅させた悪の組織の残党が、より強力な犯罪組織「EYE」となってよみがえったという設定。
特徴
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戦闘服(NEW ICE)で武装すると、5種類の特殊武器を使用できるようになる他、バーナーで飛行・ホバリングする事もできる。
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ただし、ゲーム開始時点では主人公はヒラなのでスーツは支給されておらず、生身で戦う事になる。ミッションクリアするごとに昇格し、ミッション3からは本格的なシステムが解放される。
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飛行ではバーナーを大量消費するが、何もしないでいれば一定時間で回復する。
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ミスすると装備していた特殊武器は失われてしまう。また、武器の1つ「ファイヤー」は1回使っただけでなくなる上にバーナーも全消費する。失った特殊武器はステージ攻略中に回収できる。
評価点
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ステージの構造や背景、演出は凝っている。
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基本的には難しいゲームだが、上手く武器を使い分ける事や飛行での位置取りが攻略する上で重要であるなど、アクションゲームとしてのツボはしっかり押さえてある。
問題点
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生身状態のミッション1と2は、ゲームとしてのメリハリがなく地味。
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戦闘服を着ると能力は上がるが、こちらの当たり判定も大きくなる。「むだにキャラがデカく大味気味の難ゲー」というMDゲームのイメージそのまんまである。
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画面全体に対する自機のサイズがデカいのに飛行スピードが速く、後半ステージに多い飛行移動必須の局面は典型的な覚えゲー。指先の技術もそれなりのレベルを要求される。
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本作の操作性は決して悪い方ではない(と思う)のだが、体感的に「動かしづらい」という印象を受けやすい。恐らく自機のデカさが原因ではないかと思われる。
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難しいゲームなのにコンティニューがない。
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ステージセレクトする裏技はあるのだが、「“クリア後に”隠しコマンドを入力」という嫌がらせのような仕様。3面から遊ばせろ。
総評
多彩なトラップへの対策や武器の使い分け、バーナーゲージのやり繰りなど、プレイヤー側に工夫の余地が多く用意されている普通に面白いアクションゲームである。
「頑張れば誰でもクリアできるゲーム」ではまったくないし、救済措置もクリア後までお預けするという意地悪な仕様をナチュラルに繰り出してくるのはMDのゲームの悪いクセだが、プレイヤーに根性さえあれば、綿密なパターン構築による攻略が楽しくなってくる。
ライフ制を採用していながら死ぬ時はほんと一瞬。殺意みなぎるステージギミックや圧倒物量のザコと敵弾に身悶えしたい熟練のマゾゲーマーにお勧めである。MDというハードと末永く付き合うつもりなら、ミッション5まではクリアしておきたい。