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プレイステーション オールスター・バトルロイヤル
【ぷれいすてーしょん おーるすたー ばとるろいやる】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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プレイステーション3 プレイステーション・ヴィータ
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発売元
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ソニー・コンピュータエンタテインメント
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開発元
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SuperBot Entertainment SCEサンタモニカスタジオ Bluepoint Games(PSV版のみ)
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発売日
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2013年1月31日
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価格
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【PS3】メディア版:5,980円 / ダウンロード版:4,900円 【PSV】メディア版:4,980円 / ダウンロード版:3,900円
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レーティング
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CERO:B(12歳以上対象)
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ポイント
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PS版スマブラ 対戦アクションとしてはなかなか楽しいが問題点も多い
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概要
プレイステーションで発売されたゲームのキャラが集まりバトルを行う、2D対戦アクションゲーム。PS3・PSVのクロスプレイに対応しており、両機種間で対戦可能。
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様々なゲームのキャラが集まりバトルする
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最大4人で戦う2D対戦アクション
という点が任天堂の『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』と酷似しており、また、参戦キャラに(特に日本では)微妙なキャラクターが多かったため発売前から批判的な声が多かった。
システム
ゲームモード
主なゲームモードとして以下の4つがある。
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シングルプレイ
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CPUキャラと連続で戦っていく「アーケードモード」や決められた課題をこなす「コンバットトライアル」、練習などができる「プラクティスモード」などがある。
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アーケードモードにはキャラ毎に簡単なストーリーのようなものがある。
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トーナメント
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オンライン専用のモード。バトル条件固定(ステージはランダム)で、勝敗によってランクが上下する「ランクマッチ」と、バトル条件を指定してバトルを行う「クイックマッチ」がある。
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ランクマッチの成績で決まるランクは1ヶ月毎にリセットされ、リセット時のランクによって称号が貰える。(ただし後述の問題点あり)
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いずれのモードも、フレンドを呼んで一緒にチーム戦を行うことが可能。
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対戦マッチ
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オフライン、またはフレンドを呼んでオンラインでバトルを行うモード。
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CPUの有無やアイテム、ステージの指定など細かくルールを決められる。
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カスタマイズ
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各キャラのコスチューム、挑発、勝利ポーズなどを決めたり、対戦時に自分が使うアイコン、称号などを決めることが出来る。
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コスチューム、挑発などはそのキャラを使用してレベルを上げていくことで入手できるが、一部のコスチュームはDLCになっている。
バトルシステム
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□、△、○ボタン + 方向(横、上、下、ニュートラルの4つ)の組み合わせにそれぞれ攻撃技が設定されており、これらを相手に当てることでAPを溜めることができる。
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また、その他の操作として(2段)ジャンプ、ガード、回避、投げ技、空中回避などもある。
正直スマブラとほぼ同じ。
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APが一定以上溜まるとそれを消費してスーパーアタック(以下、SA)という攻撃を使うことができ、これを相手に当てて倒す(キルする)ことがバトルの目的である。
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SAは消費AP量に応じてレベル1、2、3の3種類があり、レベルが高いものほど強力。特にレベル3は一定時間相手を一撃でキルできるようになったり、画面全体攻撃で相手を全員キルしたりと、非常に強力。
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いわゆるHPなどは無く、また画面下に落下してもステージ内に戻されAPを少し失うだけであるため、相手を倒す方法はSAを当てることだけである。
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勝敗についてのルールは、一定時間以内に一番ポイント(キル数×2 - デス数)を稼いだものが勝ちとなる「タイムリミット」、一番早く規定のキル数に到達したものが勝ちとなる「キルリミット」、規定数分だけキルされた人から負け抜けとなる「ストックリミット」の3つがある。また2vs2などのチームバトルも可能。
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アイテムや各ステージのギミック、投げ技などでダメージを受けるとAPを失うことがある。この失ったAPはAPボールとして放出され、拾ったキャラがAPを獲得することができる。
参戦キャラクター
プレイアブルキャラクターを以下に挙げる(2013/05/19現在)。カッコ内は原作のゲームタイトル。
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キャラクター一覧
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クレイトス (『GOD OF WAR?』シリーズ)
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リーチや獲得APに優れる攻撃を多く持つ、近~中距離を得意とするキャラ。SAもオーソドックスな性能で使い易い。
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パラッパ (『パラッパラッパー』シリーズ)
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遠距離攻撃はほぼ無いが、コンボ性能が高く近距離戦を得意とするキャラ。レベル2SAが強力。
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ぽっちゃりプリンセス (『ぽっちゃり☆プリンセス』)
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兵士、魔法使いなどを召喚し一緒に攻撃ができるキャラ。
見た目とは裏腹に扱いやすい攻撃が多くコンボもし易い。
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スウィート・トゥース (『Twisted Metal』シリーズ)
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ショットガン、地雷などを使ったヒット&アウェイを得意とするキャラ。レベル1SAの消費が少ないのでガンガン使っていける。
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ラデック (『KILLZONE』シリーズ)
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銃火器による遠距離戦を得意とするキャラ。反面、コンボ性能は低く近距離戦は苦手。
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スライ・クーパー (『怪盗スライ・クーパー』シリーズ)
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ガード、回避が一切できないが、その代わりボタンを押している間姿を消すことが可能。その性質上、4人対戦などでは強いがタイマンは苦手。
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ネイサン・ドレイク (『アンチャーテッド』シリーズ)
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格闘や銃火器攻撃などが揃っており、どの距離でも戦うことができるキャラ。
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コール・マグラス (『inFAMOUS』シリーズ)
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電撃や氷による中~遠距離攻撃が得意なキャラ。機動力もある。
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コール・マグラス(悪) (『inFAMOUS』シリーズ)
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通常のコールと比べて、全体的に攻撃の獲得APが多いが発生が遅い。
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ラチェット (『ラチェット&クランク』シリーズ)
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様々なガラメカを使った中~遠距離戦が得意なキャラ。投げ技が特殊で、相手を捕らえたあと移動することができる。
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ジャック (『ジャック×ダクスター』シリーズ)
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空中での機動力に長けるキャラ。コンボ性能は低いが、場を制圧するような技が多い。
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ビッグダディ (『BIOSHOCK』シリーズ)
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優秀な突進技を持ち、いくつかの攻撃にスーパーアーマーが付いている近距離主体のキャラ。混戦時に強い。
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ダンテ (『DmC Devil May Cry』)
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□→△→○と技をキャンセルして繋いでいくことができるテクニカルなキャラ。操作に慣れると絶え間なく攻撃し続けることが可能。
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三島平八 (『鉄拳』シリーズ)
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浮かせ技を数多く持ち近距離でのコンボが得意なキャラ。ただし攻撃のリーチが短いため混戦が苦手。
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ナリコ (『Heavenly Sword』)
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攻撃のリーチが長くコンボ性能も高いキャラ。SAはどれも癖がありやや使い難い。
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雷電 (『メタルギア ライジング リベンジェンス』)
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遠距離攻撃は一切無いが、優秀な突進技及び近距離技を持つキャラ。SAも全体的に優秀。
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リビッツ (『リトルビッグプラネット』シリーズ)
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設置系の技や飛び道具を使ったトリッキーな戦いができるキャラ。レベル3SAの性能は全キャラの中でもトップクラス。
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ダニエル・フォーテスク (『メディーバル』シリーズ)
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剣による攻撃はやや隙が大きいがカバーする範囲が広く複数の敵を巻き込みやすい。相手の飛び道具を吸収できる盾を持つ。
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カケル (『サルゲッチュ』シリーズ)
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様々なガチャメカで戦う、近~中距離戦が得意なキャラ。SAはどれも使い易い性能だが他のキャラに比べるとキル数を稼ぎにくい。
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トロ (『どこでもいっしょ』シリーズ)
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格闘家、ニンジャ、雷様の3つのスタイルで戦うキャラ。スタイルによって得意な距離が異なる。
以下、DLCキャラクター
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キトゥン (『GRAVITY DAZE』)
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空中ジャンプの代わりに任意の方向へ空中ダッシュが可能なキャラ。空中コンボ性能が高い。
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エメット (『STAR HAWK』)
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武器をステージ内に設置し、回収して使うという特殊なキャラ。回収した武器による遠距離戦が得意。
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ゼウス (『GOD OF WAR?』シリーズ)
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動きは鈍重だがほとんどの攻撃がスーパーアーマー付きで、かつ獲得AP量が非常に多い。
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アイザック (『Dead Space』シリーズ)
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設置技や飛び道具を数多く持ち、中~遠距離が得意なキャラ。投げの掴み動作で飛び道具を跳ね返すことができる。
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評価点
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対戦アクションとしての出来はそこそこ良い
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操作性が良く、コンボなども(一部を除き)比較的簡単にできるため取っ付き易い。SAで相手をまとめて倒したときなどはかなり爽快感がある。
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4人でのバトルロイヤルが基本のゲームなのでやや大味な面があるが、タイマンでじっくり相手の攻撃を読み合うなどの戦い方も出来る。
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ステージのギミックやアイテムなども強すぎず弱すぎずちょうど良いバランス。一部のレアアイテムは強力だが、それでも戦況を引っくり返す程ではない。
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ステージの演出が凝っており見た目にも楽しい
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各ステージもプレイステーションのゲームをモチーフにしているが、どのステージも必ず別作品のキャラクターが登場するようになっている。
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例えばGOD OF WARの「冥界」というステージでは途中で背景にパタポンが現れ槍を投げてくる。
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また、背景や足場などが大きく変化していったり、背景のキャラが色々喋るなどの演出もあり非常に力が入れられていることが分かる。
問題点
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参戦キャラクターが微妙
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プレイステーションオールスターと謳っているが、シリーズ作品でないものや他ハードで発売されているゲームのキャラが多いため「PSを代表するキャラが集まった」という感じが薄い。
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かわいい女性キャラクターが少ないことも批判の対象となっている。開発元もこれは認識しているらしく、女性キャラクターを増やしていくとコメントしたらしいが、現時点で追加されたのはキトゥンだけである。
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また、開発元、メインターゲットが海外であるため仕方の無いことであるが、特に国内では参戦キャラに対する不満の声が多い。
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オンラインバトルの仕様に問題あり
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本作のオンラインシステムではサーバを立てておらず、P2P方式を採用しているが、ホストがバトルから抜けるとバトル自体が強制終了するという仕様がある。
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ゲストが抜けた場合は棒立ちのキャラが残され、バトルは継続される。そのキャラはその後キルされると復活しない。
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問題なのは誰がホストかということは一切分からず、バトルから抜けるときに警告なども無い点。「ストックリミットで負けたから抜ける」、「もう逆転は不可能だから抜ける」といった行為によってバトルが強制終了されるケースが非常に多い。
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この仕様は説明書などでも一切説明されていないため「自分が抜けるだけでバトルは継続される」と思っている人は非常に多いと思われる。
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また、途中で抜けることに対する明確なペナルティなども無い。そのため現状は抜け得とも言えるような状態となっている。
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ランクリセットが機能していなかった
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前述した通り、本作は1ヶ月毎にプレイヤーのランクがリセットされ、その際称号が手に入るという仕様であるが、このリセットが3月、4月は実施されなかった。
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2月の最初にはリセットされたのだが、日本版の発売は1/31であるため日本版を買った人に取っては実質5月まで1回も無かったことになる。
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公式はこの件について特にコメントしていないため、リセットされなかった理由がシステムの不具合なのかスタッフの怠慢なのかも不明。したがって今後もリセットされるのかが不安な状況である。
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キャラバランスがあまり良くない
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この手のゲームでは必ず問題となるが、やはり本作でもキャラバランスがあまり良くない。特に2vs2やタイマンでは下位キャラが上位キャラに勝つのはかなり難しい。しかもこれは2回のバランス調整を経た上での話である。
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2回目のバランス調整では上位キャラはほぼそのまま、中堅キャラは大きく強化、または弱体化、下位キャラもほぼそのままという調整であり、ますます差が広がったとの声もある。
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特にクレイトスは海外版発売時から現在まで不動の最強キャラであり、ほとんど弱体化されていない。開発元が「GOD OF WAR」を開発したサンタモニカスタジオなので弱くしたくないのではという声もある。
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攻撃速度、範囲、リーチ、スキの少なさ、高性能当身持ちとどれをとってもほぼ完璧で欠点らしい欠点がない、あえて挙げるなら飛び道具が弱い位だが接近戦が強すぎて気にならない。
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1人用モードがつまらない
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「アーケードモード」、「コンバットトライアル」はどのキャラでもほぼ同じことをするだけであり、それ程面白いものではない。また、クリアすることで特別なものが貰えるわけでもない。
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好意的に解釈すれば、1人用モードはやらなくても良いようにしたと言えないことも無い。
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また、「アーケードモード」にはキャラ毎に簡単なストーリーがあるが、どれも大雑把に言えば「何か変な奴らが集まっているところがあるらしいから行ってみるか」→「変な奴らを倒してたら謎のパワーが手に入ったわ」というだけのもの。
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途中にライバルキャラとの掛け合いがあるが、ほとんどは世界観が違いすぎてまともな会話になっていない。
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お互い最初から殺る気全開か片方がコミュニケーションをしようとしてももう片方が突っぱねて襲い掛かってくるのが大半である。
総評
発売前から「スマブラのパクリ」、「参戦キャラが微妙」など評判が悪く、粗製乱造のキャラゲーだろうと思われていたが、蓋を開けて見れば対戦アクションとしてはそこそこ遊べるゲームであった。
問題点や荒削りな面も多く見られるが、キャラクターや対戦バランス、オンラインシステムを見直すことによって大きく化ける可能性があるため今後に期待したい。