「NOVA2001」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

NOVA2001 - (2013/06/22 (土) 12:50:40) の編集履歴(バックアップ)


NOVA2001

【のばにまるまるいち】

ジャンル シューティング
対応機種 アーケード
発売・開発元 ユニバーサルプレイランド
稼働開始日 1984年

概要

  • 横画面全方位STG。
  • 本作以後、ユニバーサルプレイランドはブランド名を「UPL」にしている。
  • 『ロボトロン2084』(Williams)にシステムと演出が似ており、発展形とも言える。

システム

  • 1レバー2ボタン式。レバー上部にボタンがある特殊レバーを用いるが、通常のレバーでもプレイ可能。
    • ショットボタンでショット。単発発射。
    • レバー上部についている方向転換ボタンを押すと、自機は進行方向に応じて方向を変化させる。
      • ボタンを離すと方向は固定される。
      • ループレバーに対応させる事もできる。
  • 敵は連隊を組んで画面外から出現してくる。出現位置、出現する敵の種類はステージによって固定。
    • 敵は倒すとその場に得点アイテムを残す。アイテムは敵味方両方の弾を防いでしまう。
    • ステージ中に耐久力のある敵が出現。この敵はステージクリア条件にはならないが、倒しそこねると巨大ボスを出現させる。
    • 敵が発射する弾は全種を相殺する事ができる。
  • ステージ中に出現する全ての敵を倒すとステージクリア。

長所

  • シンプルな操作性とゲームシステムながらも、プレイヤーの戦略性を問うステージデザイン。
    • 敵は特定の条件に従い行動する。自機を効率よく移動させ敵の行動を操る事で、効率よくスコアを稼ぐ事ができる。
    • 敵を倒すと出現する得点アイテムは、その場から動かずに残り、敵と自機両方の弾を防ぐ。防壁として利用もできるし邪魔になることもあるので、位置取りをよく考えて倒すと有利になる。
  • この時代のゲームとしては珍しく、大量に群がる敵を一気に殲滅する爽快感がある。またステージごとの時間が短くサクサク進む点も爽快(決して簡単な部類のゲームというわけではないが)。
  • ステージクリア時、画面中央から全体に白いフレームが広がって行き、ワープ感を表現する等、演出面は細かい。

短所

  • 地味。
    • 癖の強い独自のゲーム性を持っているのだが、いかんせん見た目が地味。演出も細かいのだが派手さが無く、印象は薄い。
  • 割と簡単にカンストしてオーバーフローしてしまうため、ハイスコア争いが無い。

総評

 『ロボトロン2084』のアイデアをアレンジ、発展させたゲームで、同じ親を持つモノとして『スマッシュTV』がいる。あちらが『ロボトロン2084』のアクションゲームとしての性質を強化したものなのに対し、こちらはシューティングゲームとしての性質を強くしたようなものである。故にスピード感と戦略性はこちらのほうが強い印象を抱く。
 本作は後に同社によって、リメイク的作品『アークエリア』へと生まれ変わる事になる。