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バーニングファイト - (2019/04/08 (月) 14:17:42) の編集履歴(バックアップ)
バーニングファイト
【ばーにんぐふぁいと】
ジャンル
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ベルトスクロールアクション
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対応機種
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アーケード(MVS)
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販売・開発元
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SNK
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稼働開始日
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1991年
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プレイ人数
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1~2人(同時プレイ)
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レーティング
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CERO:B(12歳以上対象)
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配信
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バーチャルコンソール 【Wii】2008年5月7日/900Wiiポイント アーケードアーカイブス 【PS4/One/Switch】2017年9月28日/823円(税8%込)
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判定
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ゲームバランスが不安定
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バカゲー
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ポイント
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コテコテな大阪テイスト全開、バカゲー、クソゲー成分入り
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概要
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ネオジオ初期に発売されたベルトスクロールアクションだが、色々な意味でネオジオゲーマーに有名な作品。
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大阪ミナミらしき場所を舞台に、ヤクザとマフィアが結託した組織を潰す為、3人の刑事が暴れまわるという、リアルな大阪人が見ても異様としか思えない世界観が特徴。
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本作の出る2年前に、大阪を舞台に、アメリカと日本の刑事コンビがヤクザと戦うハリウッド映画『ブラック・レイン』が上映されており、おそらくそこから影響を受けている。ゲーム同様「こんな大阪というかこんな日本ねーよ」という描写の映画であった。
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プレイヤーキャラクターはマフィアを追ってアメリカからやってきた刑事の「デューク・エドワーズ」と「ビリー・キング」、2人と組んだ日本の刑事「リュウ・サエバ」の3人。
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全5面。協力プレイ可能。
基本システム
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8方向レバー+3ボタン(パンチ、ジャンプ、キック)で操作。
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基本的な操作体系はほぼ『ファイナルファイト』に準ずる。
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また『ファイナルファイト』に無い操作として、3ボタンを使用するキックがあるため、操作は『ダブルドラゴン』に少し近い。
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パンチとジャンプボタンを同時に押すことで体力を消費して強力な攻撃を放つメガクラッシュが使える。
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武器アイテムを拾って使用する事も出来るが、本作の武器アイテムは使用時間制限(約10秒)があり、時間制限をすぎると自動的に手放してしまう。また、武器や回復アイテムは拾わないと一定時間がすぎたら消滅してしまう。
『ファイナルファイト』に似ている所
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3人の刑事のうち2人が、『ファイナルファイト』のコーディーとガイに見えてしょうがない。無論、残りの1人はハガーに準じたパワータイプである。
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リュウはガイ似な外見の他に、見た目そのまんまな「旋風脚」も使用する。
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ビリーがあらゆる点で(必殺技を含めて)全然ハガーに似ていないことが救いか。
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拾って使える武器の種類にナイフと角材がある。しかもナイフの使い方は『ファイナルファイト』のコーディーのものと同じ。
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大阪を舞台にしたステージも繁華街、地下鉄およびホーム、工事現場のエレベーターとどこかで見たような風景ばかり。
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後半に出てくる4面は港の埠頭で、5面は敵組織が所有するクルーザーという差別化されたステージになっているが。
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地下鉄もあちらと違い列車の中ではなく屋根の上に乗る。ゲームだから突っ込んでも野暮だが危険極まりない。
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ボスキャラの攻撃の特徴も、身体が真っ赤になって一撃を放ったり、日本刀を2振もっていたり、巨体で突進してきたりと『ファイナルファイト』の
モロパクリスペクト要素が強い。
おバカな点
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1面ではくいだおれ人形ならぬ「飲み倒れ人形」があり、破壊すると中からアイテムが出てくる。道中には店のショーケース、看板、自動販売機が出てくるが、これらはれっきとしたアイテムボックスであり、破壊するとこれも中からアイテムが出てくる。ステージ中に「↑IN」という表示がある建物があり、その建物に入ると、体力が完全回復する「パワードリンク」や、ボーナス得点が得られる金塊が手に入る。
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が、その入手方法が、時間内にバーのピアノを破壊、家具店のショーケースを破壊、コンビニ内のコピー機を破壊するといったもので、およそ刑事という設定からはかけ離れていると言える。
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敵も変なのばかり。
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何故か受身を多用する桜吹雪の入れ墨をした肥満体ヤクザ、「おんどりゃ」と声を上げながらドスで突っ込んでくる極道女、両手に刀を持って切り裂き攻撃をしてくるサムライもどき、といった感じで、まともな敵はほとんどいない。
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ちなみに、1面には風俗店の呼び込みのオッサンが、3面にはホームレスと思われるオッサンが出現するが(どちらも基本的には無害)、倒す事が可能である。
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1面のボスとの戦いは、最初にトラックの荷台から投げられてくる火炎瓶をかわしつつ、トラックを破壊するというものだが、完全に破壊するとタイヤがコロコロと転がってくる(無論当たるとダメージ)。
そして、画面右から上述の肥満体ヤクザが出てきて壊れたトラックを画面右に押しやった後、「俺が相手だ」と言ってプレイヤーに戦いを挑んでくるという、シュールな展開となっている。
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2面の中ボスとは地下街の噴水前の広場で戦う事になるが、噴水前の像を壊して登場し、「イチバン!」と叫びながらアックスボンバーをかましてくる金髪の巨漢は明らかにハ○ク・ホー○ンである。
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3面ボスは前述の二刀流使いなのだが、名前は「ニトウ・リュウジ」。センスを感じる。
問題点
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ゲームバランスは極めて劣悪。
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連続技ヒット時のグラフィック表示とヒット音が明らかにズレているため、本当に当たっているのかどうか疑わしくなってくる。
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ザコはこちらの連続技の最中に平然と割り込んでくる。また、敵の攻撃力が非常に高いため、最弱と思われるザコにすら囲まれると体力ゲージを半分以上あっさりと奪われる事態が多々ある。
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本作には起き上がり後の無敵時間が存在しないため、突進攻撃を多用してくるデブのザコ敵が複数出現する場所でダウンしてしまうと、起き上がりにもう一度突進を喰らうケースが非常に多く、そのままハメ殺される事も多々ある。
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鎖を持ったザコがジャンプ攻撃をしてくるのだが、これは攻撃モーションに入った瞬間から地上技に対して完全無敵のため、理不尽に攻撃判定が大きい。
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同じザコキャラであっても時折体力が若干異なる個体が混じる箇所があり、〇回殴れば倒せると思って油断するとミリ残しして反撃してくる場合がある。
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プレイヤーは投げ技も使えるが、非常に弱く、使ったとしても気休め程度。
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一応シーンの切り替わりでは体力が完全回復するのだが、焼け石に水。
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クセがありすぎるリュウ
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3人のプレイヤーキャラクターの内、リュウはクセが大きくほぼ他の2人の下位互換気味になっている。
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メガクラッシュが唯一前進しないタイプの物なので当てるのが難しいだけでなく、威力自体も他のキャラよりも低く命中した敵が自身の背後に飛んでいく場合もあり、使いにくい。
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通常キックが、発生の早くて優秀な飛び蹴りか・遅くて割り込まれやすい回し蹴りになるか、完全にランダムとなっており、プレーヤースキルよりも運を問われやすい。テクニカルすぎる故にただでさえクリアが困難な作品ながら、彼の1コインクリアは更に困難。
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本作のクリアを目指すなら、メガクラッシュやキックの使いこなしが必要不可欠だが、この性能はいただけない。唯一ジャンプ攻撃の発生だけは3人中最速なので、一部ボスに対しては若干有利に戦える。
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ちなみに、最もクリアしやすいのは意外にもパワータイプのビリー。理由はキックが遅いものの威力があり、メガクラッシュの横への移動距離が長いため、難易度の高い後半面を(少しだけ)楽に進行できることから。
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なお、残るデュークもメガクラで前進するだけリュウより使いやすいが移動距離は短い上、ビリーよりパンチの威力が低く、リュウ同様キックにランダム性がある。(威力は一定)
評価点
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グラフィックの描き込みは良好
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1面の戎橋近辺らしき商店街、3面の鶴橋らしき下町などは雰囲気が非常によく出ている。
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ステージ構成も凝っている。
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2面の梅田らしき地下街では実際にある動く歩道(平面エスカレーター)を活かした面白い面構成になっているなどは評価できる。
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BGMも全体的に好評。
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今となっては後の『龍虎の拳』を彷彿とさせるが。
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また、洋画の劇伴等からの盗作疑惑のあるBGMも存在する。本作は後述の通り現在も配信されているので、
まだ権利者にバレていない表立って問題にはなっていないが。
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敵を倒す爽快感はある。
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最終面に至っても、雑魚敵の体力は全体的に低い。そのため、メガクラッシュや打撃の連打で敵をなぎ倒すことが出来る。(もっとも、前述の通りボタンを連打していても割り込まれるときはあるのだが)
総評
グラフィックの描き込みの細かさや、突っ込みどころにあふれた世界観が魅力(?)的だが、劣悪なゲームバランスから、無理ゲーとして扱われるのが常である。
決して完成度の高い名作とは言えない作品なので、「これぞ大阪クオリティ」と割り切って楽しむべきであろう。
家庭用移植
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家庭用ネオジオ版(1991年8月9日発売 19,800円)
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ネオジオCD版(1994年9月9日発売 4,800円)
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ROM版と同内容だがロードがネックとなっている。ちなみに本作の説明書で上記の解説が書かれている。
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アーケードアーカイブス(2017年9月28日配信開始 823円)
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Switch/PS4/Xbox Oneで購入可。他のアケアカでの配信作品同様オンラインランキング等にも対応している。現在では一番安く手軽に購入できるので今から本作をプレイしたいのであれば基本的にはこちらをオススメする。
余談
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ちなみに当時のSNK本社の所在地は大阪府吹田市江坂であり、2面後半の電車出発後に一瞬SNKと書かれたビルが背景に映る。
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また、狙ったのかどうかは定かではないが、カプコンの本社が1面舞台のミナミに近い場所にあったりする(厳密には京阪本線、地下鉄堺筋線の北浜駅付近に存在)。
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NGCD版の説明書によれば、上述のバーやコンビニは組の資金源となっている店、所謂「フロント企業」であるので遠慮はいらないらしい。客引きやホームレスも組の人間とのこと。なお、刑事たちは上層部に痺れを切らし拳銃を置いてくるなど免職覚悟で挑んでいるため、あの様な喧嘩スタイルになっている。
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本作のプレイヤーキャラクターの一人の「デューク」は後に『KOF2000』のラモンのアナザーストライカーとして登場している他、『ネオジオバトルコロシアム』の「ユウキ」の技の「サブマリンスクリュー」の強化ver.の演出にゲスト出演している。
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加えて、『KOF14』のエンディングの一つで本作の3面らしき背景が登場しているので、今後は本作のキャラが『KOF』に出場する可能性もなくはないのかもしれない。
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場面の切り替わり直後と、プレイヤーが1機死んだ後にAボタンを連打すると、何故かメガクラッシュが出る。敵に当てても体力を消耗しない上、本作のメガクラッシュは威力が高いので、忘れずに使うようにすると少しだけ楽になる。
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「何から何まで『ファイナルファイト』にそっくりなこのゲームは、後にカプコンから訴えられることになる。」と解説している書籍が存在するが、ソースは不明であり、生みの親である西谷氏がその事を知らなかった事、後にVCやアーケードアーカイブスでの移植版が配信されている事から信憑性は薄い。