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GUITARFREAKS 7thMIX & drummania 6thMIX
【ぎたーふりーくす せぶんすみっくす あんど どらむまにあ しっくすみっくす】
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ジャンル
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音楽ゲーム
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対応機種
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アーケード
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販売・開発元
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コナミ
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稼動開始日
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2002年2月28日
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分類
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黒歴史
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ポイント
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残留曲数を上回る削除曲数
初心者に優しくない難易度詐称の嵐
わかりづらいホームページ
幻のアンコール
ツインギター、マルチセッションの廃止
OPEN PICK、DARKの登場
あさき登場
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GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ
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概要
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「GUITARFREAKS & drummania」シリーズ（旧シリーズ）の7作品目。
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徐々に進化を遂げるギタドラシリーズ。前作ではNON STOPモードに加え、1曲目のみに関し、ゲージの減りにくい仕様といったプレイヤーの配慮があった。
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この作品の稼働前で、曲が大幅に削除されていた。2chでもその件が話題となっていた。ロケテだけの仕様で、製品版では多く復活すると期待を抱いていた一方…このままの状態で本稼働するという不安の声もあった。
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そして、本稼働した直後、その不安は的中してしまう。ギタドラ史上前代未聞の大量削除という光景にプレイヤーは唖然とさせてしまう。
初心者の自由度を低くした重大な問題点
残留曲数を上回る削除曲数
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容量の問題もあり、シリーズ毎に削除されるのは恒例だが…
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今作はなんと残留曲数が62曲なのに対し、
削除曲数が70曲と残留曲数を上回ってしまった。
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当時の基板では容量の限界があったこと、e-amusement のカード制を導入していないとは言え、この削除数は凄まじく、GITADORAが出た現在でも
最大削除数
である。
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版権曲も19曲と大量削除されている。
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9thMIXも削除曲は多かったものの、7thMIXより相対的に曲数も増えているため、それほど問題ではないが・・・。
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あの最悪の出来と言われたV8ですら36曲なのに・・・。
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そして、この削除曲数の多さは、以下の問題を招いた。
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選べる曲がかなり減ってしまい、初心者だけでなく、中級者以上でも選曲の選択肢が大きく減った。
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また版権曲も大量に削除されたため、初心者の取り込みを阻害する一因に。
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前作は大量に曲があり、初心者にもやりやすいようにしていたのに、どうしてこうなったのか・・・。
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その上ツインギター譜面が今作で廃止されたのと、赤ベース譜面がほとんど削除されたため、その削除量は見た目以上に多いことに。
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初心者に優しくない難易度詐称の嵐
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特に有名なのは詐称曲で悪名高いinnocent world黄G。なんと18とは思えないような運指テクニックが要求され、初心者だけでなく、中級者からも地雷譜面と見られている。
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pot-pourri d'orange、jet coaster☆girlやみかんのうたもレベルの割に難しいテクニックが要求される。
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当時の背景ではあるが、難易度設定の確立がなされていなかったとは言え、今作の譜面傾向は難度が高いのに関わらず、低難易度設定が多かった。
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これも初心者にとっては優しくない難易度設定である。
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しかし、問題は旧作にあった。
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前作は比較的逆詐称気味だった難易度設定が今作は難易度下降したものが多く、難易度詐称のオンパレードを起こしてしまった。
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クラパ赤Gは前作でも詐欺と言われたが…今作は82というとんでもない詐欺っぷりを発揮。
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それ以外でも詐称表記が多く、当時では考えられないくらい詐称譜面が続出したという。
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PERFECT判定が厳しくなった
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このバージョンからPERFECT判定が厳しくなり、好成績が狙いにくくなった。
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ホームページが不親切
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初心者にとって、ホームページの情報も欠かせないが…
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黒を強調しているため、わかりづらい
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一応隠し曲の存在もあるが、やっぱりホームページの色合いが暗いため、わかりにくい。
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GUITARFREAKSのMUSIC欄にBASSとOPENPICKの項目がない。
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手抜き以前に誠意が感じられない。
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これで初心者を増やすのはどうかという話である。
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ツインギター、マルチセッションの廃止
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容量の問題か、ツインギターとマルチセッションが今作から廃止された。
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ツインギターにするだけでも、譜面の製作で相当手間がかかるとのこと。
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GFメインとしているプレイヤーにとっては、楽しむ要素が少なくなってしまった。
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家庭用でも4th&3rdで途切れているため、5thと6thのツインギター譜面は場所によっては二度とプレイできないという事態となった。
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マルチセッションの廃止については、マルチセッション専用の曲が削除されてしまったのが背景にある。
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そもそもキーマニがあまり浸透していなかったため、この廃止は妥当ではあるが。
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赤ベース譜面の大量削除
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このシリーズでほとんどの赤ベース譜面が削除された。
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このシリーズ以降、赤ベース譜面はボス曲と一部の曲を除き、ほとんどの曲が黄ベース譜面までの選択となってしまった。
その他の問題点
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幻のアンコール
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当時のEXTRA曲はMODEL DD2。S判定は94%となり、アンコール召喚はたやすいと思っていたが…
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前述のPREFECT判定が厳しくなったのと、MODEL DD2はBASICでも高難易度である。
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DM側でも24分のシンバルが叩けず、オートシンバルでアンコール進出するプレイヤーが続出。
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それ所以に、アンコール召喚することでさえ、難しく、特に正規でアンコール召喚できたのはほんの一握りだった。
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当時のプレイヤーで実力のあるプレイヤーが少なかったのが起因である。そのためか、アンコール曲である「concertino in blue」は幻のアンコールと呼ばれるように。
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アンコール曲自体はかなり完成度が高いのが評価点なのだが…いかんせん出すのが難しすぎる。
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そもそもS判定の条件を1%優しくしたところで、根本的な問題が解消されていない気も…
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全体的にイメージが暗い
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今作は黒を強調しているせいか、全体的に暗く感じる。
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GUITARFREAKS7thMIX & drummania6thMIXのホームページでも黒を強調しているせいか、全体的に見づらい。
などと言った様々な問題点があり、まるで初心者を突き放すような改悪が目立ってしまった。前作はNON-STOPモードを実装で上級者に、1曲目のみゲージが減りにくい仕様など初心者に対しての配慮はあったのに…
評価点
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良曲が多い
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版権曲はinnocent world、波乗りジョニー、ROCKET DIVE、My first kiss、BURNなどといった曲が登場。
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コナミオリジナルはDestiny lovers、蛹、WILD RIDE
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特にアンコール曲のconcertino in blue、under controlはアンコールとしても威厳があり、独特の世界観のある曲調だった。
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以上のように新曲の質は非常に高いものが揃っていた。
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あさき登場
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あさきが今作から初参戦。蛹がデビュー曲となった。デビューにして強烈なクリップと譜面と曲。そして彼が描く独特の世界観が話題を呼んだ。
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これ以降、あさきはレギュラーアーティストになり、不動の地位を獲得する。
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あさき単独名義で、V4で初のアンコール、V5で初のプレアンに抜擢されるまでに至っている。
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OPEN PICKの登場
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このシリーズからOPEN PICKが追加された。
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ツインギターの廃止の影響もあるからか？
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当時はコマンドを押さないと出現しなかったため、使い勝手がいまいち悪かったが。
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このシリーズ以降、OPEN PICKの需要が上がっていく。
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なおXGシリーズではOPEN PICK単独のパートは廃止。代わりにEXPERT以上で出現するようになっている。
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オプション関連
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DARKが追加。
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DARKはゲージ、小節線、判定ラインが見えなくなる代わりに、チップが見やすくなるという利点がある。
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人によっては中級者以上の最適なオプションと言える。
総評
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当時として、大量削除という光景は非常に戸惑いを隠せないものとなっていた。毎回のように進化しつづけるギタドラシリーズであったが、今作のように必要以上の削除を繰り返してしまったため、改悪につながるという悪い流れとなってしまった。一番の理由は残留曲数を上回る大量の曲削除である。これはGITADORAが出た現在でもこのシリーズだけであり、他のシリーズでは発生していない。それだけ衝撃的なものだったといえる。また、難易度詐称のオンパレードを引き起こした大幅な難易度下降修正、ツインギターの廃止、ほとんどの赤ベース譜面の削除などといった改悪点もあったため、初心者、中級者だけでなく上級者も唖然とさせるような事態に陥った。良心と言えるべき存在のホームページが何よりわかりづらかったこともこのシリーズの低評価を生ませることとなった。
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それでも、concertino in blue、under controlなどと言ったアンコールとしても威厳があり、なおかつ良曲、innocent world、波乗りジョニーといった良版権など曲には恵まれていた。あさきの登場もある意味斬新な登場だったため、V8みたいにオワコンというわけではなかった。
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致命的なバグは存在せず、音楽ゲームとしては成り立っている。
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それでも改悪した要素が非常に強く、新作なのに初心者、中級者に必要な要素を必要以上に削除したため改悪につながってしまったという典型的な黒歴史ゲームという散々な結果となってしまった。
その後
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今作に対しての反省か、次回作の8th&7thでは初心者にわかりやすいようなホームページになった。色合いも今作の暗い色から全体的に明るさが増した。そして、e amusementのカード導入など、思い切った改革を進めた。
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jubeat sauserでも、大幅に曲の削除だけでなく、稼働中にも削除するという衝撃的な問題が起こっている。今作を超える削除数となっている。結局反省が生かされていない。
