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タクティカル グラディエーター ヴェイグス (PCE) - (2013/12/07 (土) 11:35:42) の編集履歴(バックアップ)


TACTICAL GLADIATOR VEIGUES

【たくてぃかる ぐらでぃえーたー う゛ぇいぐす】

ジャンル STG
対応機種 PCエンジン
発売元 ビクター音楽産業
開発元 bits Laboratory
発売日 1990年6月15日
定価 6,700円
分類 劣化移植

概要

  • パソコンで発売された同名ロボットゲームのPCエンジン移植版である。
  • 全般的に、荒い作りになってしまった。

評価点

  • 元のPC版はアクション向きのマシンでなかった事もあって、スクロールなどにやや難があった。一方、本作はスプライト機能を持つコンシュマーな事だけはあって、PC版と違い滑らかな動きをする。

問題点

  • 大雑把な敵配置。しかもやたらと数が多い。STGは大抵、一連の攻撃が終わると一時休憩のような間が入るのだが、本作はそれがない。途切れる事なく敵が出てくる。またPC版では左右、上方のいずれからからの敵の出現があるが、それがプレイヤーが対応できるかどうかのタイミングで現れる。敵の出現方法も攻略の示唆をしてる面があった。本作ではそんな事はあまり考えられておらず、ワラワラと出てくるため、打ちっぱなしになりやすい。もっとも攻略方法など無意味というほどでもないが。
  • ややスピード速くなり、PC版の重量感が失われた。また速くなった部分が上記の理由と合わせ、大雑把な戦いをせざるえないようになってしまっている。
  • 画面が狭い。表示可能解像度の関係で、PC版よりややキャラや地形が大きく、画面が狭く感じる。その狭い画面にワラワラ敵が溢れるのだから、忙しい事に。
  • ステージが短い上に、数も少なくなった。これは容量の都合上仕方がないが。
  • BGMも劣化。音源がやはりPC版より弱いため、淡白で深みがなくなっている。

総評

確かに投げやりな移植というほどではない。だが、PC版のゲーム性をよく理解せずに、移植した感じである。 とにかく忙しく撃ち落すというゲームになってしまっている。一方で、クソゲーというほどのものではなく、STGとしては遊べる平均的なレベルは維持している。