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ターミネーター サルベーション - (2018/05/11 (金) 21:14:50) の編集履歴(バックアップ)
ターミネーター サルベーション
【たーみねーたーさるべーしょん】
ジャンル
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ガンシューティング
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対応機種
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アーケード
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販売元
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バンダイナムコゲームス
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開発元
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RAW THRILLS
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稼働開始日
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2010年
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判定
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ゲームバランスが不安定
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ポイント
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常人には人類救済は無理 グラフィック・演出は高評価
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概要
抵抗軍のリーダー“ジョン・コナー”が機械軍相手に人類の存亡をかけた戦いに挑む、という設定のガンシューティングゲーム。舞台は映画『ターミネーター4』の前日談となっている。
本作は海外でリリースされた物の日本語版。その為かタイトルは原題である。
以前に同様のガンシューである『エイリアンエクスターミネーション』を輸入販売していたコナミも販売を検討していたようで独自にロケテストも行なっていたが、最終的にはバンナムからの販売となった。
特徴
ゲームモードは2種類の“ストーリーモード(各4ステージ)”、各ストーリー内のステージを個別に選択してそのステージのみ遊ぶ“チャプターモード”がある。
プレイヤーの通常武器は60発装填のフルオートマシンガンである。ガンコントローラー下部にあるグリップを押すか、画面外を撃つとリロードとなる。時折画面上に黄緑色の枠で囲まれたアイテムが出現し、撃つと入手できる。
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手榴弾:銃口横のボタンを押すと使用できる。照準近辺の広範囲に大きなダメージを与える。3個初期所持しており、6個しか持てない。
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ショットガン:使い切るとマシンガンに戻る。広範囲の敵を攻撃できる。
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ミニガン:チェーンガン。使い切るとマシンガンに戻る。マシンガンよりも遥かに連射速度が速い。
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また、場面によってはヘリの機銃を使うシーンもある。
評価点
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DELLのOptiPlex上で動作しており、ゲームのグラフィックは非常にレベルが高い。
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荒廃しきった近未来の世界観、敵の主力である人型ロボット「T-600」の機械の質感の再現度は極めて高い。まるで映画を見ているような感じである。
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一定のダメージを与えるとターゲットを判別出来なくなって同士討ちするT-600がいるなど、細かい原作再現ネタもある。
問題点
とにかく一昔前のゲームを思わせるような理不尽過ぎるゲームバランス。
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上述の「T-600」、人間モドキの「T-600 Skin Job」、小型飛行メカの「エアロスタッツ」、四足歩行型の「T-7-T スパイダー」、これら映画でも出てきた敵が常時大群で攻めてくる。
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赤く光った敵が攻撃し、赤く光ったミサイルや残骸がプレイヤーに命中するのだが、敵は光ってから攻撃するまでがとにかく短い。よろけさせて一時的に攻撃をキャンセルさせる事は出来るのだが、かなり撃ちこまないとよろけない。おまけに15発ほど撃ち込まないと死なない等耐久力もやたら高い。
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体力回復アイテムは一応存在するが、敵の猛攻に遮られて取る暇が無いどころか存在自体に気付かないことが多く、たとえ取っても焼け石に水。更にステージクリア後も体力回復はしない。
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それどころか、攻撃を受けずに進むとただでさえ高い難易度が更に上がり、敵から受けるダメージが大幅に増える。逆に攻撃を喰らいまくっていればダメージ量は下がる。結局、1コインクリアは(常人には)ほぼ不可能なゲームである。
総評
上述のようなゲームバランスのため、出回り、インカム、いずれも芳しいものではない。ゲームバランス面以外は非常に出来が良く、グラフィック技術が高く、演出も本家映画に劣らず迫力満点であるため「難易度調整さえしっかり出来ていれば良ゲーになっていた」とガンシューターから惜しむ意見が挙がっている。
余談
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本作の開発を手がけたRAW THRILLSは『ディフェンダー』、『ロボトロン2084』、『スマッシュTV』などの名作を手掛けた、ユージン・ジャービスがMidway Gamesに所属していたメンバーと共に2001年に設立したゲーム会社で、主に北米・欧州圏向けのアーケード作品を専門に手がけている。北米地域では1990年台に多くのメーカーがアーケードから撤退した背景もあってか、数少ない大手のアーケード専業メーカーとしても知られている。
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日本でも過去にはレースゲームの『ファースト・アンド・フューリアス』、ガンシューティングの『ターゲット・フォース(原題は『Target:Terror』)』が2005年にタイトーから日本のアーケード市場向けにリリースしている。