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ビーストバスターズ セカンドナイトメア - (2018/01/04 (木) 20:10:35) の編集履歴(バックアップ)
ビーストバスターズ セカンドナイトメア
【びーすとばすたーず せかんどないとめあ】
ジャンル
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ガンシューティング
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対応機種
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アーケード(ハイパーネオジオ64)
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販売元
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SNK
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開発元
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ADK
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稼動開始日
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1999年
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判定
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ゲームバランスが不安定
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ポイント
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ガンシューティング屈指の難しさ ある意味デス様より酷い
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概要
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SNKのガンシューティング。1989年に発売された『ビーストバスターズ』の続編。
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この時代にしては珍しく、操作は固定されたマシンガンで行う。
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銃口の手前の下のポンプを引くと弾がリロードされる。
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また、その上のボタンを押すとボムが使える。ゲーム開始時、コンティニュー時はレベル1を3つ所持。所持出来るボムは最大5個。
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ライフゲージシステムを採用しており、敵の攻撃を受けると減り、全て無くなるとゲームオーバー。
ストーリー
2009年。
海上都市「新東京ポートタウン」にある国際特殊研究病院(ISPH)で人々がモンスターに変わる病気が発生。
病気は瞬く間に病院中に広まり、職員と患者は全滅してしまう。
問題解決のため特殊海兵隊が「死の病院」に送り込まれた。
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主人公については特殊海兵隊だということがOPで語られるのみで、それ以外の詳細は不明。ゲーム中でも顔のひとつすら映っていない。
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登場する敵はどう見てもゾンビだが、ゲーム中は「ビースト」と表記される。
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当時のゲーム雑誌には病気の発生につながる出来事が攻略記事とともに書かれていた。
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それによると「派閥争いがエスカレートした末に病気の発生源が外部に漏れたため」とのこと。
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ゾンビの中にどう見ても患者でも病院関係者でもない連中がいるが、そいつらが発生源の外部漏洩を起こした直接の原因である。
アイテム
ステージにある障害物(植え込み、照明、壁や柱など)を壊すとアイテムが出てくることがある。出現したアイテムを更に撃てば手に入れられる。
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「ボム」…画面内の敵全てにダメージを与える。最大レベル3まであり、威力はそれぞれ違う。
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レベル1では手榴弾。
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レベル2では携帯用レールガン(むしろ重機関銃に近い)2丁を乱射。
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そしてレベル3では
人工衛星のカットインが出てそこから病院めがけてサテライトレーザー発射。
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…病院自体吹っ飛ばしそうな気がするが、一応は病院、プレイヤーともに無傷である。
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と言うよりサテライトレーザーを使わないとほぼ確実にダメージを食らう場面も。そのため、敵排除用ではなく危機回避用のイメージ。なにこれ。
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「薬莢」…弾丸ストックが一定時間2倍になる。
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効果中は、画面下の残弾メーター横に弾倉マークが表示され、これが緑だと2倍満タン、灰色だと半分(通常の満タン)になる。
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「ライフ」…体力が回復する。
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「メダル」単なる得点。金、銀、銅の3種類あり、それぞれ得点は違う。
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「ぬいぐるみ」…レベル1、2、3、合計3つのボムが手に入る。ステージ2のみ登場。
ボーナス
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一般ゾンビは、頭を打ち抜くと1発で倒せる上にボーナスが入る。
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最初は1000点、2000点…と加算され最高10000点まで増える。以降、ピンショット成功毎に10000点入るが、途中1度でも失敗すると1000点に戻る。
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失敗とはピンショットできるはずのゾンビを、ボムで倒したり普通に撃って倒してしまうこと。
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対象となるゾンビは患者ゾンビ、ドクターゾンビ、ナースゾンビなど。
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非対象は上半身だけのゾンビ、斧・ナイフを投げるゾンビ(場合によってはできる)、ライフルを持っているゾンビ。
問題点
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当時あまり評判のよくなかったハイパーネオジオ64を基板にしているため、まるでひと昔前のゲームかと思うくらいグラフィックが粗い。
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敵の顔が荒々しく、コウモリにいたってはペラペラな紙のようにみえる。
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暗い風景が多く、どこに壊せる障害物があるかわかりづらい。
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グラフィックを考えても行き過ぎた描写。アドバタイズデモ中には「このゲームには残虐なシーンが含まれています」という警告文も完備。グロ表現の苦手な方や青少年プレイヤーの方は要注意。
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初代HODと比べると
ゾンビ達の体の部位の破損が派手であり、頭や上半身を吹き飛ばすと血が噴き出す。
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また血の色は店側の設定で赤か緑にできる。ただでさえぶっ飛んでいるのに、赤にするとさらに過激さアップ。あの『THE HOUSE OF THE DEAD』さえ血の色が問題視されたのにこれは大丈夫だったのか?
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他にも、上から落ちてくるゾンビは四肢頭がバラバラになったり、飛び道具を投げ終わると自分で腕をもいで投げてくるなど、残虐さは結構高い。
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近距離にいるゾンビを倒すと血飛沫が画面に飛ぶ演出がある。ゲームオーバーの画面も画面中央に「GAMEOVER」という文字が血飛沫と共に映し出されるというもの。
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当時としても色々とおかしかった難易度。1面は中盤のゾンビ犬と終盤の銃持ちにさえ注意すれば初プレイでも簡単にクリア出来、2面もステージ自体が短いのに加え上記したぬいぐるみでボムを一気に3つ手に入れられるのでこれを駆使すれば確実にクリア可能。だが、3面以降、異常なほど難易度が上がる。
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こうなってしまった理由を大雑把に上げると、ダメージ後の無敵時間がほぼ存在しないことと、3面以降は複数の敵が同時に出現する場面が非常に多いことがいえる。
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無敵時間がないのはこのゲームに限った話ではない。しかしこのゲームでは銃を持つ敵が(一部を除いて)倒さない限り銃撃を行ってくるため、弾を打ち落としながら素早く倒すことを求められる。しかもひどいとこの銃持ちゾンビが1度に2,3体同時に現れる場面も。
この2つが絶妙なシナジーを生み出し、満タンからすぐに半分以下にされるケースが頻発。
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「画面から突然現れての攻撃」「ダッシュで体当たりしてくる仰け反らないゾンビ」「攻撃判定の出が理不尽に早く出現場所を覚えていても無傷で倒すことが難しいゾンビ犬」といった初見殺しも満載。しかもこれらは1面から出てくる。
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3面からゾンビが投げてくるナイフはスピードが早いうえに的が小さく打ち落としにくい。そのくせに斧やライフル弾よりダメージをくらう。粗いグラフィックのせいで飛んでくる様が非常に分かりづらいこともある。
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そして4面以降は…
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これらを乗り越えたプレイヤーの心をバスターしにかかる4面
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この4面は30秒もしないうちに1コイン消費すると言われる地獄のステージ。いきなりバイクに乗ったゾンビの突進を受け、4体も降ってくる(!)銃持ち、不規則な動きで襲ってくる蜂に視点変更直後に攻撃してくる敵と、いきなり理不尽のオンパレード。
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ここを乗り切っても中盤の地下下水道が立ちはだかる。
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出現から間をおいてマシンガンでは倒しきれないほどの寄生虫をばら撒くため対処法がボムしかないといっても過言ではない宙吊りゾンビ、こちらの攻撃が当たりづらい遠距離から銃を正確に撃ってくるゾンビ、突如水中から現れ噛みついてくる魚の群れ。これらがラッシュをかけてくる。その苛烈さたるや、2人プレイでボムを駆使しても初見では厳しいほど。
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このステージのボスが強さがかなり極端。
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筐体設定で「easy」以下だと体力が減りやすく攻撃する前に倒せてしまう。しかし「hard」以上だと体力が減りずらく、分身を放ってきてラスボスくらい強くなるという明らかに調整ミスと言うような仕様がある。
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この地獄を越えて迎える最後のステージは・・・といっても最終ボスとの戦いだけなのだが、舞台の病院位の大きさがあるであろう巨大ボスと崩壊した病院の上空で戦うことになる。
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この敵は明らかにボムを使わないと回避不能なほど隕石を放ってくる。また同時に3つ出てくるサイトをすべて破壊しないとライフ半ゲージを奪われる攻撃を放ってくる。幸いなのは攻撃がこの2種類のみということだろうか。
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第2形態は
色が青に変わりさらに大きくなる。そして背景が世紀末な感じに。
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この第2形態は短時間に7つものサイトが出現し、全て2秒以内に一定数撃ち込まないと口から巨大レーザーを放ち、これまたライフ半ゲージを奪われる。
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当然これをボム無しで攻略できる人などほとんどいない。
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そして最終ボスを倒すと・・・(↓ネタバレ注意・読みたい人は反転)
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巨大な隕石が最終ボスに直撃し、都市は大爆発とともに崩壊するという絶望的なエンディング。そしてエンディング前の筋書きには「悪夢は一都市の壊滅と引き換えに幕を閉じた。この出来事は後に「セカンドナイトメア」と呼ばれ、各方面でさまざまな疑問を残すが、政府によって事件に関する全てのデータが闇に葬られる。事件はもとの静けさを取り戻したかに見えた・・・。」要するに今まで頑張ってきたことが全て何もなかったことにされ、バッドエンドのような終わり方となってしまう。
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そこはかとなく続編を思わせるエンディングであるが、10年以上たった今でも続編は出ていないどころか2001年にSNKは倒産してしまった。その後プレイモアに権利を譲りSNKプレイモアとして現在に至っている。
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評価点
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銃を撃ちまくる爽快感は損なわれていない。
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難易度や描写から見逃されがちだが、各種BGMやSEはよく作られており、少なくとも音声面は良好。
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主武装であるマシンガンを打てば連射音が鳴り響くし、ボムにもレベルごとに個別にSEが用意されている。
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当然の事と言われればそれまでだが、高すぎる難易度やグラフィックからこの要素はあまり取り上げられないことが多い。
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しかし、この手のガンシューティングゲームの根幹的要素が失われていないのは評価されるべきだろう。
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高い残虐描写だが、やはり撃った部位が吹き飛ぶのはカタルシスを感じるとの見方もある。
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グラフィックがアレなせいで、余計にそう見えるのかもしれない。…最もまだ残虐描写に対する偏見が弱かった時期だったという理由もあるので、この残虐描写を現代の機種でリメイクさせた場合、日本の市場に出せなくなる可能性も十分考えられるが。
まとめ
本作は鬼畜な難易度が多くのガンシューターを絶望させ、客を離れさせた。
しかも同じ年に稼動した『THE HOUSE OF THE DEAD 2』の大ヒットにより、本作はあまり話題にされないまま消え去るハメになった。
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しかし当時ゲーメストではワンコインでクリアし、161万点(全国トップ)を出したプロがいる。そして時を超えこのゲームを攻略している人が増えつつある。このことから絶対1コインクリアは無理というわけではなさそうだが…
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ちなみに前作も難易度が高く、そちらは絶対に1コインクリアは不可能とされていた。
余談
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そんな悲劇の作品ではあるが、極一部ではファンサイトがあったり、移植を望むファンもいる。しかしハイパーネオジオ64自体普及しなかったことや残虐度が高いことからいまだ移植はされていない。
(余談だが、後にSNKの後を継いだSNKプレイモアより発売された『サムライスピリッツ零SPECIAL』に関しても同様の理由で(家庭用ネオジオ以外のハードでの)家庭用ゲーム機への移植が行われておらず、どちらも残虐度を削ってでも家庭用ゲーム機への移植を熱望する声は現在も多い。)
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SNK倒産時、SNKプレイモアの前身会社がほぼ全ての知的財産権を買い取って引き継いだのだが、ハイパーネオジオ64とネオジオポケットに関する知的財産権は引き継がなかった(入札しなかった)という話も出ており、いずれにせよ移植のハードルは高いと言えるだろう。
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アーケードでのシリーズ展開は奇しくも本作で終了してしまったが、上述の通り根強いファンが居たせいか家庭用ハードでは2本の作品NGP『ビーストバスターズ~闇の生体兵器~』iOS『ビーストバスターズ FEATURING KOF DX』が発売された他、iOS版と世界観を共有するパチスロ版も発売された。ちなみにパチスロ版発売後にSNKプレイモアはスロット事業から撤退しており、従って本作のパチスロがSNK最後のスロット作品となった。
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だが後続作品は『セカンドナイトメア』と世界観を共有しておらずiOS版は言わばリブート作品なので、真の意味での『セカンドナイトメアの続編』の制作を願うファンも多い。しかも現在のSNKプレイモアが『原点回帰』を掲げビデオゲーム事業に相当な力のテコ入れを行っているので尚更である。