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RAMBO - (2018/07/16 (月) 13:29:44) の編集履歴(バックアップ)


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RAMBO

【らんぼー】

ジャンル ガンシューティング
対応機種 アーケード
発売・開発元 セガ
発売日 2008年
判定 ゲームバランスが不安定
ポイント 要暗記、なぜか異常に難しい1面ボス

概要

本作は、世界的ヒットを記録したシルベスター・スタローン主演の映画『ランボー』『ランボー 怒りの脱出』『ランボー3 怒りのアフガン』をモチーフとしたガンシューティングゲームである。全5面。

モニターには62インチ型が、コントローラーには、同社『THE HOUSE OF THE DEAD 4』で使用されたサブマシンガン型コントローラーを採用。トリガーは引きっぱなしで弾が自動的に連射され、リロードは銃口を画面外に向けて行う。

画面左下には「怒りゲージ」があり、敵を素早く倒したり、ダメージを受けると溜まっていく。銃口左のボタンを押すと怒りが解放され、ゲージがある間、銃の連射速度と威力が上がる。ゲージがフルの状態で怒りを解放すると、いかなる攻撃も受け付けず、弾も自動的にリロードとなる効果が追加される「無敵のランボー」となる。

評価点

映画をモチーフにしただけあって、ゲーム中には映画の名シーンを再現した場面が沢山出てくる。

  • ボンバーアローで武装ヘリを一撃で撃ち落とす、武装ヘリで敵の基地を木端微塵にするシーンは多くの人の記憶に新しいだろう。

ステージ間には映画からの実写取り込みがそのまま使われており、ステージ中の美麗なCGとあいまって、次々と現れる敵兵をマシンガンで倒していくランボーの感覚が味わえる。

問題点

本作は海外市場を視野に入れて開発されたため、国内でのプレイはセガ直営店以外では困難。また難易度は全体を通せばガンシューティングゲームの中ではかなり簡単な方だが、何故か1面ボスが2、3面のどの場面よりも難しくなっており、初見プレイヤーをよく葬り去っていた。 初期設定で1プレイ200円と言う価格設定もあって、国内でのインカムは全くもって振るわず、多くの稼働店では1プレイ100円に値下げされた。

  • 敵の攻撃でロケットランチャー等の重火器を喰らうと、1撃でライフが2減る。「ガンシューティングでどんな攻撃も一律でライフが1減るだけなのはおかしい」という発想に基づいての仕様だが、それにしてもあまりにプレイヤーに厳しい。ライフが2回復するアイテムもあるが、正直焼け石に水。
  • 何故か敵の弱点は頭でなく手に持っている武器。 そこに気づかないと後半面は敵を捌ききれないかもしれない。
  • 1面ボスの武装ヘリとの戦いは1面とは思えないほどシビアな局面が多く、ここでゲームオーバーになるプレイヤーは数知れず。機関砲を撃たれる前に破壊する、転がってくる岩に当たる前に岩を破壊する、ヘリコプターからのロープにぶらさがって狙撃してくる敵兵を倒す場面があるが、いずれも制限時間がかなり短い。
  • 2面の最後では投下される爆弾から走って逃げるシーンがあるが、スタートボタンを猛連打しなければならない。時間が非常に短く、本当に猛連打が必要。失敗すると勿論ダメージを受ける。
    • この直後にもう一度連打シーンがあるのだが、そちらは打って変わって非常に簡単。 調整をあまりしていないのだろうか。
    • また、ターゲットが出現し、1発で撃たないと失敗となりダメージを受けるシーンも多い。そのターゲットも出現している時間が短く、モタモタしているとあっという間に時間切れとなってしまう。
  • ボートの機関砲は「怒り」状態で撃ちこまないと、必ずと言っていいほど破壊が間に合わずにダメージを受ける。
    • とは言え怒りを適切なタイミングで使えば無敵で抜けられてしまうので、使う場所さえ分かればどうとでもなる。