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【ふぁいなるふぁんたじーふぉー】
ジャンル | RPG | |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | DS用ゲームカード | |
発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発元 |
マトリックス スクウェア・エニックス |
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発売日 | 2007年12月20日 | |
定価 | 5,980円(税5%込) | |
廉価版 |
アルティメットヒッツ 2010年3月4日/2,940円(税5%込) |
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判定 | ゲームバランスが不安定(管理人裁定による) | |
ポイント |
突然の高難易度化と説明不足のシステム イメージに合わない一部キャラボイス 不親切な追加要素 スマホ版は多少改善 |
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ファイナルファンタジーシリーズ関連作品リンク |
『ファイナルファンタジーIV』のニンテンドーDSにおけるリメイク版。同作の移植・リメイク版としては、PS版・WSC版・GBA版に続く4作目に当たる。
従来のFFIVと比較して、フルモデルチェンジによる大幅なリメイクがなされており、DS版『ファイナルファンタジーIII』の3Dグラフィックエンジンなどを流用したフルポリゴン化がなされている。
基本的なストーリーはオリジナル版と同じだが、世界を根本から再構築し、新エピソードが追加されている。
システム面でいくつかの追加要素がある他、タッチペンを使ったミニゲームなどのDSならではの要素も追加されている。
SFC版に基づいたリメイクであるため、GBA版の要素は薄い。
ゲームバランス面でも単なる微調整に留まらず大幅なテコ入れがなされ、ゲームバランスが大幅に激変した結果、オリジナル版よりも難易度が非常に高まった。
ストーリー・イベント
グラフィック
ゲームシステム
ファミコン時代の取っ付き難さを解消し万人向けに仕上げられたオリジナル版から一転、難易度の急激な上昇により、かなりの上級者向け作品に変貌した本作。
プロモーションも多数のCMを用意するなど新規ユーザー獲得のための試みがなされていたものの、結果的にライトユーザーにはおススメしにくい作品となってしまった。
目玉のシステムであるデカントアビリティは面白い試みではあるものの、絆デカントの不親切さや取り返しがつかない要素であること、周回上限の仕様との噛み合わせの悪さに対する不満意見は多く、一概に成功しているとは言えない。
熾烈な難易度についてはこれらのシステムを駆使すれば大幅な緩和が可能なのだが、その難易度を緩和するためのシステムが軒並み欠陥の目立つものであったことが、本作が「いい意味でやり応えがある高難易度ゲーム」という評価ではなく「ひたすら理不尽なだけのゲーム」と評価されてしまった要因と言える。
高難易度上等のやりこみ派プレイヤーからは本作を好意的に評価する声もあり、どの程度の難易度をRPGに求めるかによって評価が大きく変わるゲームであり、その点で人を選ぶ作品と言えるだろう。