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あたまIQパニック - (2013/08/02 (金) 09:18:29) の編集履歴(バックアップ)
あたまIQパニック
【あたまあいきゅーぱにっく】
ジャンル
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まちがいさがし
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対応機種
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ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)
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発売元
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インターグロー
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配信開始日
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2011年9月28日
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価格
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500DSiポイント
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プレイ人数
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1~6人
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セーブデータ
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1箇所
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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ポイント
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IQ測定系間違い探しゲーム 間違いが見え辛い絵柄
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概要
パソコン・アプリゲームの開発活動を行っているメーカー、インターグローからリリースされたDSiウェアソフト。ジャンル的には間違い探しゲームに該当する。
メーカー側は「総計160枚のイラスト問題・1000箇所以上の間違い」を収録しているポイントを売りとしている。
オートセーブ方式。一人プレイはもちろんの事、DS本体のプレイヤー回しによる複数人プレイにも対応している。
主なルール
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本作は「シングルプレイ(一人プレイ専用)」と「マルチプレイ(複数人プレイ専用)」の各モードが用意されている。
共通ルール
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ゲームの流れ。
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いわゆるスタンダードなイラスト問題型間違い探しでのプレイとなる。
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ステージ中はDS上画面と下画面に同じイラストが表示される。イラスト同士の中に間違い箇所が複数あるので、下画面の箇所をタッチペン操作でタッチしていく。
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間違い箇所をタッチすればそこに○印が付く。間違い箇所すべてに○印を付ければステージクリアとなる。
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各ステージには制限時間が設けられており、これが0になるとゲームオーバーとなる。時間経過以外でも、間違い箇所をミスタッチしてしまうと制限時間が減少するペナルティ。
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各ステージにおけるイラスト問題は、すべてのモードにおいて例外なくランダム出題となる(任意でイラスト問題を選択する事は不可)。
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各ステージを早期でクリアすれば、より多くのスコアが入手できる。
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スコアを多く稼げば稼ぐ程に、下記のIQ値やマルチプレイ時におけるプレイ結果に反映される。プレイに余裕があるのならば、できるだけのスコアを稼いでおきたい。
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IQ値表示・トロフィーについて。
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シングルプレイ時における各難易度のステージすべてをクリアすると、成績に応じてプレイヤーのIQ値が表示される。
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獲得したIQ値によって良い順から「金トロフィー」「銀トロフィー」「銅トロフィー」のいずれかが獲得でき、さらにはネームエントリーの登録もできる。
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同じ難易度を複数回プレイして別々のトロフィーを獲得する事は可能だが、同じトロフィーを重複獲得する事はできない。
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ゲーム初期時でのステージは限定されたイラスト問題しかプレイできないが、トロフィーを多く獲得すればより多くのイラスト問題のプレイが可能となる。
イラスト問題の解禁状況・及び解禁までに必要なトロフィー数は、モード選択画面の「写真セット」という項目で確認できる。
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ヘルプ機能について。
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ステージ中にSERECTボタンを押すと、下画面のイラスト下位置に「ヘルプ選択ウインドウ」が表示される。
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シングルプレイ時限定でウインドウには2種類のヘルプアイコンが2つづつ(総計4つ)があり、これをタッチすればアイコンの消費と引き換えにヘルプ機能の効力を受けられる。
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全モード共通で消費されたヘルプアイコンは次ステージに進んでも回復されない。よって、できるだけアイコンの消費を抑えないと、いざという時に後のステージで苦戦する恐れが高まる。
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ヘルプアイコンの効力に関しては以下の通り。
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「時計アイコン」…制限時間が約20秒間延長される効果。
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「ヒントアイコン」…イラスト内の間違いを1箇所だけ解答してくれる効果。
各モードにおけるルール
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シングルプレイ
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一人プレイ専用モード。
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このモードではさらに「イージー」「ミドル」「ハード」「ベリーハード」「スーパーハード」から難易度が選択できる。
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難易度によって総ステージ数・各ステージにおけるイラスト問題の間違い箇所数に相違がある。詳細は下記の表を参照にして欲しい。
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ベリーハードは他の難易度に比べ、著しく制限時間が短くなっている。スーパーハードは上下画面のイラストがミラー反転しており、直感的な間違い探しが困難となる。
難易度
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総ステージ
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間違い
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備考
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イージー
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5ステージ
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5箇所
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ミドル
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10ステージ
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6箇所
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ハード
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15ステージ
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7箇所
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ベリーハード
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15ステージ
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7箇所
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制限時間の大幅短縮
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スーパーハード
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15ステージ
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7箇所
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イラストのミラー反転
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マルチプレイ
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二~六人プレイ専用モード。
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プレイ人数・ネームエントリー・プレイするステージ数を選びゲームスタート。
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プレイヤー一人一人が同じイラスト問題を交互にプレイしていく。プレイヤーが問題を終えると、DS本体の回しによる次プレイヤーへのバトンタッチプレイとなる。
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各イラスト問題の間違いは一律で5箇所となる。このモードでは一切のヘルプアイコン機能は使用できない。
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各ステージ終了後は各プレイヤーの累計スコア表示がされる。すべてのステージを終えると、すぐ様にモード選択画面に戻る。
批評点
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スタンダードな間違い探しゲーム。
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「2枚のイラストを凝視して、見つけ次第に間違いをタッチする」、ただそれだけのゲーム内容である。
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元が既に完成されているジャンルであるが故に、本作ならではの独自性を組み入れる必要がなかったのかもしれない。
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収録イラストが総計160枚と、DSiウェアとしては奮発している部類。しかし、その代償として、ダウンロード容量の消費が高い(78ブロック)という問題もある。
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良くも悪くもジャンルならではの特色を持つ作品。
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良くいえば「複雑なルール抜きで入り込めるお手軽さ」「プレイする度に同じイラストでも間違い箇所が変化する、コンピューターゲームならではの要素」といった点が挙げられる。
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悪くいえば「イラスト内の間違い箇所がおのずと限られている故に、プレイを繰り返せば"間違い探し"が段々と"間違い箇所の記憶即答"になってくる」マンネリ感を強く覚えてしまう節もある。
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イラストの絵図が見辛い。
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本作のイラストはすべて実写による絵図となっているが、間違い箇所がどこにあるのかが把握困難なまでに見辛い絵図となっている。
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やはりDSの画像解析度で実写イラストを採用するのは無理があったのか、着色のにじみ具合が激しく、間違い箇所が周囲の着色と同化してしまっている事態が多数。
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見え辛い絵図に対して視覚を慣らしておかないと、まともなクリアをするのは相当厳しい。極端な話、疑心暗鬼でイラストを睨み付ける位のプレイは必至となるだろう。
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上級者向けのIQ値を図るという目的で、「この見辛い絵柄を直感で探し当てられるか?」という意味合いでのイラスト問題にしたと解釈できない事もないが…。
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シングルプレイの難易度が鬼畜。
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上記のイラストに関する問題点があるにも関わらず、シングルプレイにおける各難易度のクリアハードルがやけに高く設定されている。
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難易度ミドルですらも10ステージ × 間違い6箇所、それ以上の難易度は15ステージ × 間違い7箇所もあり、生半可な気持ちではオールクリアはほぼ不可能といっていい。
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それでいて難易度ベリーハードはタイムオーバーの危機を孕む程の制限時間の短さに追われ、難易度スーパーハードはイラストのミラー反転による地獄を見る。
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どの難易度もヘルプアイコン4つのみで全ステージを挑まなければならない。ヘルプアイコン以外の救済機能は全く搭載されていない。
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途中で制限時間が尽きれば、いくらステージを進めていてもコンティニューなしの即ゲームオーバーとなるスパルタっぷり。
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さらに最悪な事に、写真セットを全解禁するには「すべての難易度で全トロフィーの獲得が必要」という、理不尽な条件を達成しなければならない。
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素っ気ないマルチプレイ。
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一人一人がDS本体を回して黙々とステージプレイするだけなので、これ系のモードには付き物の「わいわいと盛り上がりながらのプレイ」はまず期待できない。
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マルチプレイを終えると、結果発表もないままにモード選択画面に戻される。達成感もへったくれもありゃしない。
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BGMが超空気。
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ステージ内で流されるBGMは、環境音を通り越して無音といっていい程に空気な存在である。
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はっきりいって、本作のBGMは終始ないと思った方がいいかもしれない。まぁ、あまり目立つ楽曲を流すと、間違い探しに集中できないという事情もあるかもしれないが…。
総評
絵図の見辛さ・過剰なまでに高いクリアハードルといった問題も目立つが、そこに目を瞑れば無難に楽しめる間違い探しゲームではないだろうか。