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ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風 - (2019/07/08 (月) 02:23:00) の編集履歴(バックアップ)
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風
【じょじょのきみょうなぼうけん おうごんのかぜ】
ジャンル
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黄金体験アドベンチャー
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対応機種
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プレイステーション2
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発売・開発元
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カプコン
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発売日
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2002年7月25日
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定価
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6,800円(税抜)
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廉価版
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BestPrice:2007年9月20日/1,990円(税抜)
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判定
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なし
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ポイント
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ジョジョゲー初の「三部以外」ゲーであり、初の3Dゲー 全体的に中途半端な出来 声優とBGMは高評価
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ジョジョの奇妙な冒険関連リンク
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概要
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これまで何度かゲーム化されている漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』だが、シリーズでは人気の第三部『スターダストクルセイダース』のゲーム化ばかりだった。本作は初の第三部以外となる第五部『黄金の風』のゲーム化となる。
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また、これまではドット絵だったが本作で初めてキャラクターが3Dで描かれた。
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プレイヤーはジョルノ・ジョバァーナを始めとするブチャラティチームを操作し、第五部の展開を追体験していく事となる。が…(後述)
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原作を再現したステージを駆けまわり、現れる敵と対決。原作の場面を再現すると「シークレットファクター」が入手できる。最終的に入手したシークレットファクターと残り体力に応じて「ジョジョアビリティ」が蓄積される。
長所
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とにかく第三部以外の映像化は目新しかった事があげられる。
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今でこそ第一部『ファントムブラッド』から現時点での最新作『ジョジョリオン』まで多岐にわたるメディア展開が繰り広げられている『ジョジョ』だが、一時期はアニメもドラマCDもゲームも第三部のものしかなかった。
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特徴的な3D表現。
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「アーティストゥーン」という、3Dポリゴンでありながら漫画・アニメのような画風を再現する技法が取り入れられている。
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今でこそ珍しくない技術だが、当時は3Dポリゴンといえばリアルな立体物を再現するというのが主流で、技術レベルが上がるにつれ、漫画アニメのキャラクターを描くのには逆に不向きにもなってきていた。そんな中で、漫画のデフォルメされた絵柄を3Dで再現した本作のグラフィックはなかなかに先進的だった(同じ方向性の『ゼルダの伝説 風のタクト』が本作より少し後に発売されている)。この技術は背景にも取り入れられており、漫画の雰囲気をゲームの中で高水準で再現している。
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声優がハマっている。
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主人公ジョルノはまさかの女性声優、朴璐美氏を起用。メンバーでは幼く見えるナランチャは瀧本富士子氏が演じている。
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デモはフルボイス。印象深いセリフを喋ってくれる。
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PS版3部ゲーにもあった「スーパーストーリーモード」は今回もシークレットファクター等、原作再現のやりこみが楽しい。
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シークレットファクターを入手すると体力回復や最大体力アップといったボーナスを得られる。体力回復用にシークレットファクターを温存するといった戦い方も可能。
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BGMのクオリティが高く、人気も高い。
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重厚な曲調のBGMが多い。イタリアを舞台とした五部に絶妙にマッチしている。
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特に、3部ゲーに存在したポルナレフのテーマが流れる演出は、彼の参戦とともに多くのファンに感動を与えた。
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ジョルノ&ゴールドエクスペリエンスの父親譲りの「無駄無駄」、五部における裏の主人公ブチャラティ&スティッキィフィンガーズの「アリアリ」などの『ラッシュ』技も再現。上手く敵にぶち込めば爽快感がある。
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五部は『ラッシュ』のバリエーションが豊富だが、どの『ラッシュ』も気迫がこもっている熱い演技となっている。
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五部の仲間キャラ全員を収録している。
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近距離パワー型としてある種オーソドックスで無駄無駄が主力なジョルノ・ジョバァーナ&ゴールド・エクスペリエンス
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上記の無駄無駄ラッシュのほかにも、カエルを生み出して攻撃を一度だけ反射したり、ツタや木を生み出して敵の動きを止めるなどの技も持つ。
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ストーリーモード最終決戦ではブチャラティの遺志を受け継いで『矢』を使って進化した「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」が登場。
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キングクリムゾンの時間を吹っ飛ばす能力中でもスタンドは自由に動ける他、「サソリを飛ばす」という原作でも進化直後に放った飛び道具も使える。
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アッパーカットをぶち込んだ後にアリアリラッシュを仕掛けるブローノ・ブチャラティ&スティッキィ・フィンガーズ
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ジョルノと同じく近距離パワー型であるが、ジッパーを用いた高速移動やロケットパンチなど、射程や機動力にも優れる。
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終盤レクイエムによってディアボロと体が入れ替わった状態でレクイエムと戦うステージがある。性能はほぼ同じだが声優が変わる。
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逃げ回りつつリロードしながら一斉射撃を狙うグイード・ミスタ&セックス・ピストルズ
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敵を吹っ飛ばすタメ撃ちや跳弾による攻撃、敵の周囲にピストルズを残すことでその後の射撃のヒット数(=威力)を爆発的に増加させる事も可能。
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ステージ全体を高速で飛び回る戦闘機で敵を追い詰めるナランチャ・ギルガ&エアロ・スミス
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スタンドを出してる間は本体が無防備なのだが、移動スピードがトップクラスな上にボラボララッシュも完備している為に、本作最強と名高い。
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ラッシュはないがタメて敵を掴んで一気に大ダメージを与えるパンナコッタ・フーゴ&パープル・ヘイズ
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流石にウィルスの殺傷能力は再現されていないが、その一撃の重さは本作でも随一。だが、スタンド操作中に本体は動けず、スタンドの移動速度も遅いのが難点。
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本体の動きを記録し、再生する事で本体と同時に畳み掛けるレオーネ・アバッキオ&ムーディ・ブルース
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スタンドは戦闘に向いておらず、独自の能力である記録・再生機能も使いこなしづらいが、元警官という経歴に見合う本体の戦闘能力の高さが特徴。
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近距離パワー型としてジョルノに近いラッシュ攻撃「WANABEEEEE!!!」を持つトリッシュ・ウナ&スパイス・ガール
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物体を柔らかくする能力を活かしてジャンプキックしたり敵を大きくバウンドさせたり、さらには鉄パイプで突き刺してグリグリする技まで再現されている。
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車椅子に乗りながらも歴戦の戦士っぷりを見せるジャン・ピエール・ポルナレフ&シルバー・チャリオッツ
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声優が変更されているが、コマンドは違うものの「ミリオンスピット」「レイダーツ」「ラストショット」など同社開発の三部ゲーの要素を引き継いでいる。
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特に本来戦闘向けではないアバッキオ&ムーディ・ブルースを「本体を強めにする格闘キャラ」に据えた割り切り方がキャラの特色になっている。
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おまけ要素の存在。
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ステージを攻略する毎に付与されるジョジョアビリティポイントを増やしていくことで様々な要素がギャラリーに追加されていく。BGMやボイスを聴くことのできるサウンドテストや設定資料集はもちろん、ステージを歩き回るだけのモードや、キャラクターのモーションを入れ替えて遊ぶカオスなモードもある。
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再現度の高いアクションパート。
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イルーゾォの鏡の世界や、動くものに反応するノトーリアスB.I.Gなど、原作の設定を上手くゲーム部分に絡めている。また、シルバーチャリオッツ・レクイエムの影の向きなど、細かい部分もしっかり再現されている。
短所
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3Dのモデリングが微妙。
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元々が特徴的な筆致の荒木飛呂彦の画風だけに、表情が動くだけでも違和感がある。
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漫画再現のための独自の描画エンジン「アーティストゥーン」がかなり癖が強い。
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決して似ていないわけではないのだが…。
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原作エピソードの一部が、ゲームとして再現されておらずテキスト描写で済まされている。
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「ソフトマシーン」「クラフトワーク」「ベイビィフェイス」「トーキング・ヘッド&クラッシュ」、そしてブチャラティチームと直接対決しなかった「メタリカ」(リゾット・ネェロ)あたりが該当。
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テキストでの補完もかなり端折った駆け足の説明で、原作を知らないプレイヤーがストーリーを楽しむのは難しいだろう。
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ゲームで再現が難しい敵はほとんど文字のみが多い。スタンド同士の肉弾戦がある相手が中心。
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アクションが単調。
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主に使うことになるジョルノ&ゴールド・エクスペリエンスをはじめ、どのキャラもコンボがワンパターンで作業感が強い。
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ステージ内を各能力を使って、逃げ回る敵を追いかけたり敵の攻撃を回避してから、攻撃を当てていくのがパターン。
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しかもそれが前述の単調な攻撃を当てるしかないので非常に長く感じる。故に、シークレットファクター開放が作業になり苦痛。
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高難度になると敵の体力が異常に高くなり、隙を見て「無駄無駄」を何十回もぶち込むなどのバトルスタイルを強要させられる。
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「前転」というアクションがあるのだがこれが全身無敵。もちろんこれを使うことを前提として作られている。
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たとえラスボス・ディアボロの「時を吹っ飛ばす」というかなり超常な攻撃にも無敵。
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でんぐり返りでゴロゴロ転がって接近して攻撃、これを繰り返すバトルは見た目にかっこ悪いが、これをしないと攻略は難しい。
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最終戦ではジョルノのスタンドがディアボロのスタンド・キングクリムゾンよりも上位存在である「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」になったからという脳内補完は出来るかもしれないが、タイミングは難しいものの他のキャラでも回避可能なのである。
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本作に限らないが、原作を知らないと意味不明と思われるシーンが多かったり、あるいは原作の名台詞が削られたりしている(ディアボロが娘のトリッシュを殺そうとした事を知ったブチャラティが彼を「吐き気を催す邪悪」と吐き捨てブチギレるシーンなど)。
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原作では有りえない組み合わせで戦うアナザーモードもあるが、ステージごとに決められたキャラ4人でしか使えない。
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ストーリーモードでは中盤で離脱するフーゴ、一時的にディアボロに立ち向かうポルナレフなどのキャラを一度しか使えない。流れ的に仕方ない所もあるが。
総評
いろいろと新しかったが、惜しくもあった作品。クソゲーとも良ゲーとも一概に言えない一本。
作業感はあるが、それでいてつまらないともいえない。結果、ゲームとしては凡作という評価に落ち着いた。
しかし、声優のハマりぶりや、熱い演出、世界観を盛り上げるBGMなどキャラゲーとしては及第点といえる。ファンならば遊ぶ価値は十分にあるだろう。
余談
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文庫版発行に合わせて改訂されたフーゴの名台詞「ド低能がァ!!」をボイス付きで聴ける唯一の作品である。
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最終的に没となったが、開発段階では空条承太郎と広瀬康一の参戦も予定されていた。
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没となった収録ボイスはサウンドトラックにて収録されている。因みに声優はいずれもメインキャラを演じる声優が兼役している。
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広瀬康一は原作だと序盤でジョルノと出会ってポルポのブラック・サバスに対し共闘して立ち向かう展開があったが、本作では康一の出番はカットされている。
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PS版3部ゲーが格闘ゲームだったこともあってか、「対戦モードが無い」「敵キャラが使えない」という批判をされることが多い。敵キャラの操作はともかく、ジャンルやシステムが違う以上、的外れな意見としか言いようがないだろう。
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操作キャラでは「小型で飛行可能」なナランチャの性能が最も高いが、仮に対戦があった場合はペットショップの再来となっていただろう。
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Vジャンプでの攻略本で原作者の荒木先生がフーゴの扱いについて語っている。
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当初は「聖書のユダのような裏切り者」として想定していたが、仲間想いな側面も描かれた事もあって彼と敵対すると「展開が重苦しくなる」という事でフェードアウトした模様。
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後に上遠野浩平氏による小説『恥知らずのパープルヘイズ ジョジョの奇妙な冒険より』で後日談が書かれたが、当時から別作者による小説『ジョジョの奇妙な冒険II ゴールデンハート/ゴールデンリング』でフーゴのフォローがされていた事にも言及している。
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チョコラータのスタンド「グリーン・デイ」は、原作に全身が描かれているカットが存在しなかったため、下半身は本作オリジナルのデザインでスカートのようなものなっている。アニメ版のアイキャッチでは2本足になっている。
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本作における「ポルポ」の担当声優は同じくジャンプの漫画である『こち亀』の「ボルボ」と同じ岸祐二氏だったりする。
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名前が奇妙に似ている2人が同じ声ということで、双方のファンで多少話題になった。
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ただし『こち亀』方のモデルは『ゴルゴ13(デューク東郷)』である。
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本作の発売から約16年後の2018年10月4日より第5部のアニメ版である『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』が放送開始。なお、こちらも本作の声優は引き継がれていない。
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ちなみに今作でブチャラティ役の櫻井孝宏氏はアニメ版4部で岸辺露伴、アバッキオ役の稲田徹氏はアニメ1部でタルカス、ミスタ役の伊藤健太郎氏はアニメ3部でンドゥールの声を担当した。