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スケバン刑事III - (2016/05/12 (木) 07:11:10) の編集履歴(バックアップ)
スケバン刑事III
【すけばんでかすりー】
ジャンル
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アクションRPG
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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メディア
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1MbitROMカートリッジ
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発売元
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東映動画
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開発元
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ショウエイシステム
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発売日
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1988年1月22日
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分類
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クソゲー
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ポイント
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ドラマ原作のゲームとしてはFC初 原作再現度ほぼゼロ 理不尽な難易度設定 奥行=高さ やたらと長いパスワード
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概要
風間三姉妹が、日本の支配を企む忍者集団「影」に立ち向かうという設定のアクションRPG。本作はテレビドラマ「スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇」を題材としている。
トップビューステージとサイドビューステージがあるが、十字キー+2ボタン(攻撃、ジャンプ)という動作は共通。
ゲーム上で一度に操作できるのは三姉妹のうちの誰か一人のみ。他の二人のどちらかに交代するには、スタートボタンを押してメニュー画面を呼び出す。忍法はメニュー画面で使うものをAボタンで指定し、メイン画面に戻ってからABボタン同時押しで使う。交代するたびにパスワードコンティニューに必要なパスワードが表示される。
敵を倒すと経験値が蓄積され、規定値に達するとレベルが上がる。体力上限、攻撃力が上がり、使える忍法も増える。
問題点
本作はファミコン初のテレビドラマを題材にしたゲームだが、完成度は非常に低い。
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タイトル画面には風間三姉妹がアニメ調で描かれているが、出来は稚拙で全く似ていていない。
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ゲーム開始直後は街を舞台としたトップビューのステージだが、背景のビルの遠近法がおかしい。
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ジャンプは出来るが、このゲームの奥行きと高さは同じ扱いであるらしく、ジャンプすると画面上方にいる敵に攻撃を当てられる。また、不用意にジャンプすると画面上方の敵の攻撃に当たる。
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敵の配置には一切気は使われていない。画面左右から、一度に2体までではあるが、無限に出現する、いわゆる垂れ流しである。
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プレイヤーは4方向にしか動けず、攻撃は障害物に遮られるのに、敵は8方向に移動し、攻撃も障害物を貫通してくる。
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マップクリアまでの距離はむやみやたらに長い。プレイヤーの移動速度の遅さとあいまって、プレイしているとストレスが溜まりがち。
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マップ上の電話ボックスで「テレホンカード」を使う事で、暗闇指令から情報を得る事は出来る。しかし、ゲーム中に得られる情報量は極めて少なく、かつ断片的なので次に何をするべきかが非常に分かりづらい。
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マップ上には川があるが、落ちれば残りHPに関わらず即死。何故か噴水に落ちても即死。ジャミラかお前は。
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サイドビューステージには、ピョコピョコ動く白い釘の頭のようなものや、先端が赤いネジのようなものがあるが、これらのよく分からない物体は触れるとダメージを受けるトラップである。
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ここでも敵は垂れ流しで、場所によっては画面上から降ってきた敵がボトボトと水(穴)に落ちていくというシュールな光景を拝める。
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パスワードは73文字と無駄に長い。レベル、経験値、アイテム、HP、ステージ、倒したボスのみ記憶されるのに、そこまで長くする必要性があるのか疑問。
エンディングはスタッフロールに、右下にヨーヨーのカットが申し訳程度に表示された1枚絵のみ。クソゲーに見返りを求めてはいけないという教訓を思い知らされる。
評価点
三姉妹がヨーヨー、折り鶴、リリアン棒を使える所だけは一応原作を再現している。
総評
ただ単に雑に作ったとした思えないゲーム。スケバン刑事IIIが余程好きだ、という人でも本作を楽しむのは難しいだろう。