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ぽっぷんぽっぷ - (2023/03/21 (火) 05:38:09) の編集履歴(バックアップ)
ここではアーケード版とPS移植版を共に紹介します。判定はどちらも「なし」。
Windows移植版とGBC移植版は参考記述扱いで後述。
ぽっぷんぽっぷ
【ぽっぷんぽっぷ】
ジャンル
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アクションパズル
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対応機種
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アーケード(F3システム)
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発売・開発元
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タイトー
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稼動開始日
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1998年2月 |
判定
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なし
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ポイント
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パズルとシューティングの融合 ポップな世界観とハードな難易度 妙にマニアックなキャラクター
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概要
1998年にタイトーがリリースしたアクションパズルゲーム。同社の作品である『パズルボブル』や『ランドメーカー』と同様、打ち上げ型のパズルゲームとなっている。
ゲームモードとして一人、もしくは二人で協力してステージをクリアしていく「ぱずるモード」の他、CPUまたは人間相手の「対戦モード」もある点は上記作品と同様。
操作キャラクターは全て同社の作品の主人公キャラクターとなっており、同社作品では珍しい一種のオールスターゲームとなっている。
ルール
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雲に色付きの風船の群れがぶら下がるようにくっついており、そこへ下から2個組の風船を打ち上げる。同じ色を3つ繋げると消える。
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消えた風船の下にあった風船はそのまま真上へ浮かぶ。これにより更に同じ色が3つ繋がると連鎖が発生する。
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連鎖を行なうとアイテムが出やすくなったり、ボスキャラの動きを止めたりできる為、連鎖の重要度は高い。
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画面上にある全ての風船を消すとクリア。ラインの下まで風船を積んでしまうとゲームオーバー。
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雲は常に左右に動いており、端まで行くと下へ下がる。
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その雲と風船の動きはさながら『スペースインベーダー』のようである。端から消していくと若干時間に余裕ができるのも同じ。
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キャラクター別に攻撃パターンや、巻き込んで消すと効果が発動する「アイテム風船」が設定されている。
登場キャラクター
操作できるキャラクターは以下の4名+色違いの2Pキャラである。各キャラクターごとに使用できるアイテムが異なる。
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バビー
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『レインボーアイランド』の主人公。虹魔法使いの少年。
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2Pは原作でも2Pキャラである双子の弟「ボビー」。
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小夜ちゃん
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『奇々怪界』の主人公。妖怪軍団と戦う巫女の少女。
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2PはFDS版『奇々怪界 怒涛編』に登場した2Pキャラでもある妹分の「美紀ちゃん」。
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ボブ
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『ドンドコドン』の主人公。魔法のハンマーを振るう木こりの老人。
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2Pは原作でも2Pキャラである弟の「ジム」。
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ティキ
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『ニュージーランドストーリー』の主人公。ニュージーランドに住むキウイバード。
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2Pは同作でティキに救出されたガールフレンドの「ピューピュー」。
と、かなり人選がマニアックである。オールスターゲームでありながら小夜ちゃん以外はマイナーと言ってよい。
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当時タイトーでマスコットキャラを務めていたちゃっくんやバブルンすら登場しない。
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ただし、『レインボーアイランド』は『バブルボブル』の続編であり、『レインボーアイランド』自体も人気作ではあった。
そしてバビーとボビーはバブルンとボブルンの正体であり、AC版では試合開始時に泡吐きドラゴンの姿で一瞬現れる登場デモもある。
と言ってもバビーとボビーの単体で出されたら「誰?」状態なのも確かだが。
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他にもボスキャラとして『バブルボブル』のぜんちゃんや『奇々怪界』の魔奴化などが登場する。やはりマイナー気味。
評価点
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シューティングとパズルゲームを合体させたかのようなゲーム性は斬新。
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雲からぶら下がる風船は『スペースインベーダー』のような動きであり、同作を知っていればとっつきやすい。
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「放って消す」というルールも、『パズルボブル』などとは少し違った形ながらいたって単純・かつハマりやすく、中毒性がある。
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数ステージに一度ボスと戦うステージがあるが、ボスが雲の高さを強引に下げたり自機への直接攻撃を行なったりしてくるなど、緊張感もなかなか。
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個性的でかわいらしいキャラクター達。
デモ画面だけでもポップな世界観が十分に伝わってくる為、キャラ達の元ネタを知らなくてもついコインを入れたくなる。
『パズルボブル』と同様に、キャラたちはゲーム中でもとにかくよく動く。風船を打ち上げると上を見る仕草をしたり、ピンチの時に慌てたりと芸も細かい。
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申し訳程度だが連鎖ボイスも存在する。スタッフロールに声優の表記が無いので社員だろうか。
問題点
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フィールドが常に左右に動き続ける為、狙いが逸れて思った場所へ風船を飛ばすのが難しく、連鎖を組み立てにくい。
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あらかじめ連鎖が行ないやすい形状に風船が積まれたステージもあるのだが、そうでないステージは大変苦しくなる。
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ぱずるモード・一人対戦モード共に一切のストーリーが存在しない。せっかく色んなキャラクターを呼んでいるのにこれでは勿体なさすぎる。
総評
パズルゲームにシューティングの要素を強く取り入れた結果、肝心のパズル部分があまり機能せず、パッとしない作品になってしまった。
しかしこのゲームはプレイヤーの腕前が上達し、発射の精度が上がって来た時にその真価を見る。ストレスなくプレイできるようになると、パズルゲームらしい中毒性を味わえるようになるだろう。
腕に自信が無くても、かわいらしいキャラクター達を眺めているだけでも結構楽しいので、ゲームセンターで見かけたら一度はコインを入れてみてほしい。
ぽっぷんぽっぷ(PS)
ジャンル
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アクションパズル
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対応機種
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プレイステーション
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発売・開発元
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タイトー
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発売日
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1998年10月22日
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定価
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4,800円
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廉価版
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2000年3月9日/2,800円
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配信
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ゲームアーカイブス:2009年1月14日/600円
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判定
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なし
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ポイント
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AC版からシステム変更で連鎖の楽しさアップ マニアックなタイトーオールスターがさらに増加 ストーリー追加でモードも充実
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概要(PS)
ただの移植ではなく、システムに手が加えられたことで爽快感がプラスされたほか、ストーリーモードの追加なども行われている。
変更点(PS)
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風船の発射ルールの大きな変更。
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AC版では一度風船を発射すると連鎖が終わるまで次の風船を発射できなかったが、PS版ではその制限がなくなり、どんどん風船を発射できるようになった。
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連鎖を後付け可能になり、連鎖を組むことの難しさが大幅に減少した。やろうと思えばアドリブだけで10連鎖以上撃つこともできる。
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AC版のキャラクターは全員続投され、BGM、キャラクターボイスが新調された。
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さらにAC版に居なかったキャラクターが増加し、隠しキャラクターも追加された。
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追加キャラクターの面々はメジャーどころからかなりマニアックな選出まで様々。
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家庭用オリジナルモードの充実や、お祭りタイトルならではのキャラクター演出面も増強。
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AC版での「ぱずる」モードが「ストーリー」モードとして生まれ変わり、まともなストーリーが追加された。使用キャラクター別にボイス付きのストーリーデモが存在する。
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勝ち抜き形式の「一人で対戦」モードにはストーリーデモが無いままだが、こちらには「二人で対戦」モードも含めて各キャラクターの勝利メッセージが追加されている。
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その他、バブルンとちゃっくんの漫才を見ながらゲームのルール説明や練習ができる「ファミリー」モード、
プレイヤーの腕前を測定する「チャレンジ」モード、用意された風船のみでステージクリアする「つめぽっぷん」モードが追加。
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何故か『Gダライアス』と『電車でGO!』の特典ムービー、当時発売前だった『電車でGO!2』の体験版が収録されている。
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スクウェア・エニックスよりゲームアーカイブスで配信中。入手は家庭用で最も容易。
ストーリー
かつて、いろんなゲームワールドで主人公たちに敗れ続けてきた悪玉たち。
そんな彼らがある時、「暗黒大魔王」の元に集結し、すべてのゲームワールドを征服するために動きだしました。
魔法の風船で空に浮かぶ「ポップンワールド」。悪の軍団は、この平和な世界を最初の標的としました。
軍団の圧倒的な強さの前に、ポップンワールドはたちまち征服されてしまい、王女・リーナ姫が囚われの身となってしまいました。
リーナ姫はこの危機を各ワールドの勇士たちに伝えるべく、ひそかに魔法の風船を飛ばしました。
「勇士たちよ、どうかポップンワールドの危機を救い、暗黒大魔王の野望をくいとめてください!」
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暗黒大魔王とは『レインボーアイランド』に登場したラスボスである。
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リーナ姫は本作オリジナルのキャラクター。
追加キャラクター
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バブルン
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『バブルボブル』『パズルボブル』の主人公。上記のバビーが魔法でバブルドラゴンに変身した姿。ストーリーはバビー&ボビーとほぼ同じだが、『パズルボブル』のように鳴き声のような謎言語を喋る。
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2Pはもちろん原作の2Pキャラであるボビーが変身した「ボブルン」。なお、今回は『パズルボブル』シリーズ同様に自らの魔法で変身している模様。
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本作の2か月前に移植版が発売された『パズルボブル4』とは違い、本作ではそれぞれの声優がタイトーの女性スタッフだと公表されている。
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トレミー
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『フェアリーランドストーリー』の主人公。お菓子の魔法を使うアルファルファ王国のおてんば王女。
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2Pは彼女の親友のドラゴンの「ロドミー」だが、今回は呪いでトレミーそっくりの少女の姿に変身させられてしまった。
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ヒポポ
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『ミズバク大冒険』の主人公。隠しキャラ。水使いの末裔であるカバのような謎の生き物。
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2Pは彼のガールフレンドの「タマスン」。
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ちゃっくん
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『ちゃっくんぽっぷ』の主人公。隠しキャラ。愛に生きる謎の黄色い生き物。
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2Pは彼の恋人の「ミスちゃっくん」。
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どらんく
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『バブルボブル』『パズルボブル』に登場した敵キャラ。隠しキャラ。緑色のローブの魔法使い。
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2Pもどらんくのままだが、服装が赤になる。
バブルンなど有名なキャラも増えたが、AC版の4人以上にマイナーなキャラクターも追加されている。
評価点(PS)
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遊びやすさやボリュームの向上。
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風船発射の大幅仕様変更は特に大きく、初心者でもスムーズにプレイしやすくなったほか、「コンボを作り出していく爽快感」も新たに付与された。
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可愛いらしい世界観や各キャラクターの個性を生かしたボイス付きのストーリーと各個別エンディングの追加も、やり込み甲斐の向上に繋がっている。
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追加キャラクターの存在も、世界観にマッチしたキャラクターばかりであり、かつタイトーファンならばニヤリとするような人選でもある。
特に新規参戦のバブルンをパッケージ等の各所で前面に押し出したことにより、同じパズルゲームの『パズルボブル』シリーズのファンもとっつきやすくなっている。
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2Pコントローラーから開始すれば2Pキャラクターを1人用で使うことも可能。
賛否両論点 (PS)
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アーケード版からのシステムや挙動変更により、ゲーム性が変貌している。
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上記の後付連鎖の仕様の他、不要な風船を雲の外に捨てた場合の雲の加速がAC版より遅めになっているなど、全体的に初心者向けに優しくなった点が多く見られる。
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一方で、風船のくっつき方の法則が変更、最初の風船のツモにフィールドの初期配置に無い色が出現することがある、アイテムの効果が一部異なるなど、やや不可解な変更点もある。
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PS版からプレイする分には全く問題がないが、ACの方をやり込んだプレイヤーからすれば少々違和感を覚える内容となっている。
問題点(PS)
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風船発射の大幅仕様変更の割に、相変わらず発射する風船を反時計回りに回すことができない。
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同時期の各パズルゲームではAC版よりもボタンが多い家庭用移植版で機能追加をすることが多かったため、少々残念な点である。
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AC版のぱずるモードは2人協力プレイができたのだが、それに相当する今作のストーリーモードは1人専用となってしまい、実質劣化している。
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ストーリーデモはそれぞれのペア2人組が旅立つ内容となっているのだが、実際は1人しか使えないためちぐはぐ感がある。
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AC版から変わらず、ゲームをクリアするとGAME OVERの文字。
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別に意味自体は間違っていないし昔のゲームにはよくあることなのだが、絶望感溢れるBGMが流れるのであまりいい気分にはならない。
総評 (PS)
AC版からシステムを改善して爽快感をアップし、家庭用オリジナル要素の追加によってキャラクター要素やゲームのボリュームを充実させている。
一方でAC版の完全移植とは言い難い変更点があったり、またAC版由来の問題点がいくつかそのままだったりする点もあるが、概ねお祭りパズルゲームとして申し分ない出来に仕上がっていると言えるだろう。
その他の移植作
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2000年7月28日にサイバーフロントよりWindows版が発売。2004年3月5日にはメディアカイトより廉価版も発売。
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基本的にAC版ではなくPS版の方をベースとしているが、機能が一部制限されている。
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PS版で追加されたバブルンとトレミーは登場するが、隠しだった3体が選択画面のシルエットごと削除されている。
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「チャレンジ」モードが削除され、「ファミリー」モードが漫才デモの無い「れんしゅう」モードに差し替え。
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キャラクター数の減少によりオープニングムービーも新規のものに差し替えられ、3DCGを使用したものになっている。
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一方でようやく発射する風船を反時計回りに回せるようになり、操作性は大幅に向上した。
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2001年2月16日にはジョルダンよりゲームボーイカラー版が発売。開発はねこぐみ。
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制約の多いGBCへの移植のためか、モードが大幅削減。ボイスもタイトルコールしかない。ルールは後付け連鎖や反時計回しができないAC版準拠となっている。
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スコアやセーブの機能はない。その代わりとしてか、キャラクターはPS版に登場した隠し含む全員を全てデフォルトで使用可能。ただし、2Pキャラクターは通信プレイ時限定となっている。
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ストーリーモードは存在するが、容量の都合上、デモが全員共通の汎用のものに変更。代わりに、PS版では削除されていた「2人協力プレイ」が通信ケーブルによって可能になっている。
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従来はあった1人で対戦モードが存在せず、対戦形式のモードは対人専用の「通信対戦モード」のみとなっている。そのためCPUとの対戦プレイはできない。
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GBC独自の新要素としてオリジナルのステージを作れる「エディット」モードが追加。パスワードを使って他の人にプレイさせることも可能。
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余談だが、北米版では前年に『Yogi Bear: Great Balloon Blast』としてアニメ『ヨギ・ベア』(邦題『クマゴロー』)のキャラゲーに差し替えられて発売。
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こちらはキャラクターが3体しか使えずエディットモードもないため実質劣化である。
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上記の他、2003年にはJ-スカイ(後のYahoo!ケータイ)向けガラケーアプリ版も存在した(配信終了済)。こちらはバビーしか使用できず、モードも少ない。