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【すーぱーとくさつたいせん にせんいち】
ジャンル | シミュレーションRPG | |
対応機種 | プレイステーション | |
発売元 | バンプレスト | |
開発元 | 日本アートメディア | |
発売日 | 2001年9月6日 | |
定価 | 6,800円(税別) | |
判定 | クソゲー | |
ポイント |
致命的なバグ 運ゲー同然の不条理すぎる難易度 シナリオ面でも問題多数 巨大ユニットのことなんかいいよ |
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バンダイナムコ クロスオーバー関連作品シリーズ ウルトラシリーズ 仮面ライダーシリーズ スーパー戦隊シリーズ |
成長システムなどに若干の違いがあるが、『スーパーロボット大戦』をベースに特撮を取り扱ったゲーム。
スパロボにおける「スーパー系」、「リアル系」に対応するのは、強化スーツを装着する「メタル系」、もしくは生体改造兵器に変身する「バイオ系」の2パターン。
+ | 参戦作品一覧 |
特撮のクロスオーバーゲームはウルトラマンや仮面ライダー同士がそれぞれ共演するものや、ガンダムを交えたSDキャラたちが活躍する『コンパチヒーローシリーズ』などがあるが、スパロボシリーズのように版権の壁を越えての原作をベースにしたクロスオーバー作品は、2023年現在でも本作のみである。
ユニットの分け方の問題、単純なユニット性能格差、戦闘マップのバランス取りなど、全体的にゲームバランスに難がある。
+ | 攻略に欠かせない主なバランスブレイカー |
+ | 不遇なユニット |
性能面でもLサイズユニット全般が不遇
+ | Lサイズユニットの個別性能 |
+ | 以下、シナリオ問題点の詳細 |
事前に強化していないと詰んでしまうステージが複数ある一方で、「敵に倒される」ことでイベントが進むステージも複数あるためか、逆に強化しすぎると進行不能になることがあるなど、ゲームの基礎からして問題が発生している。
場合によってはチートしてもクリアが困難という有様で、ある程度の攻略に関する予備知識やルート分岐のプランニングは必須。
サポートメカの召喚と搭乗、ユニットの変形などの要素は忠実に再現されており、キャラゲーとしては企画者の意気込みが伝わってくる。
また、2組のオリジナル主人公はデザインや「実は敵組織の幹部であり、首領や他の幹部は家族。ギャバンと交戦しており、因縁がある(メタル系)」、「敵組織の差し金で肉親に人体実験の被験者にされ、親友が敵幹部で戦わざるを得ない宿命がある(バイオ系)」という設定はベタながらも評判は悪くなく、今後は別の形での再登場が期待されている。
参戦作品やオリジナルキャラクターに強い魅力を感じるのであれば、多くの問題点を承知したうえでも、意地でもプレイしてやろうという気にさせてくれる作品ではある。それだけにゲームシステム部分の内容がここまでひどくなってしまったのが残念なところ。