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【ちびまるこちゃん おこづかいだいさくせん】
ジャンル | じゃんけんRPG | |
対応機種 | ゲームボーイ | |
メディア | 512kbitROMカートリッジ | |
発売元 | タカラ | |
開発元 | アドバンスコミュニケーション | |
発売日 | 1990年12月7日 | |
定価 | 3,400円 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
周辺機器 | 通信ケーブル対応 | |
判定 | クソゲー | |
ゲームバランスが不安定 | ||
ポイント |
理不尽なお母さんの徴収 ズバリ、貯金が半分になるでしょう セーブ・コンティニュー・パスワード一切なし |
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ちびまる子ちゃんシリーズ |
さくらももこ原作の国民的人気アニメである「ちびまる子ちゃん」の記念すべきゲーム化第一作。
原作・アニメ共に人気絶頂の時(*1)に発売された作品。
―タカラ・キャラゲー・クリスマス商戦と、豪華三本立てでお送りしていたのだが果たして購入者の運命やいかに? 内容へ続く。―
―かくして小金を片手に上機嫌で帰宅するまる子であったが、数秒後に人生の無情さを思い知ることになるのであった―
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まる子のお母さんが自宅の玄関で待ちかまえていることがあり、出会ったら最後、問答無用で所持金全額を無残にも取り上げられてしまう。
―ならば母を避けて貯金さえ上手くできれば後は何とかなる、と思っていたまる子であったが、世の中そうそう甘くはないのである―
「ズバリ、貯金が半分になるでしょう」
―所詮は、あぶく銭。小遣いを失ったまる子が、やり直しのきかないことを知るのはまもなくである。後半へ続く―
―どこまでもギャンブルである。―
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人によってはGB版『マインドシーカー』と言う人もいるほどの運ゲーという評価を受けている本作だが、ミニゲーム勝率や賭け率に介入できる余地が存在するため、一応完全な運ゲーというわけではない。
ゲームの仕様を知り尽くし、プレイヤーが常に最善手を取り続ければ、いつかはクリアできる。
しかし所持金徴収や貯金半減といった運要素が強い割にデメリットの大きすぎるイベント、ほぼ運ゲーのじゃんけんやミニゲームを繰り返す作業が必須、セーブ機能がないなど大きな問題点が多く重なった結果、多くの人がクリア前に投げ出すクソゲーとなってしまった。
無理してクリアしようなどと考えず、「気軽に原作の雰囲気を楽しめるキャラゲー」程度にとどめて楽しむのがいいだろう。