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ドラゴンボール アルティメットブラスト - (2015/06/13 (土) 03:18:37) の編集履歴(バックアップ)
ドラゴンボール アルティメットブラスト
【どらごんぼーる あるてぃめっとぶらすと】
ジャンル
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3D対戦アクション
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対応機種
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プレイステーション3 Xbox360
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発売元
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バンダイナムコゲームス
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開発元
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スパイク
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発売日
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2011年12月8日
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価格
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7,330円(税込)
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廉価版
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PlayStation3 the Best 2013年2月21日/3,800円(税込)
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判定
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クソゲー
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ポイント
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2011年クソゲーオブザイヤー据え置き機部門次点
全てにおいてジャンケンで勝負が決まる運ゲー 前作より大幅劣化 主要キャラまでリストラしたせいで内容ギチギチ グラフィックだけは美麗
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ドラゴンボールゲームリンク
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クソゲーオブザイヤー関連作品一覧
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概要
2005年に発売された『ドラゴンボールZ Sparking!』に端を発する、スパイク製DBシリーズの流れを汲む作品。システムもほぼ同じ。
同シリーズはバトルシステムの自由度に加え、原作で戦闘描写があまりなかったキャラも含め大量のキャラクターが登場することによるアニメの追体験が特徴で、
今作は「最高のDBゲームを作る」との触れ込みで誕生したのだが…。
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通称「アルブラ」「UB」など。2011年KOTY七つの大罪の一つ。
問題点
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キャラゲーの核であるキャラが大幅に減っている。
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これまでキャラ数を売りにしてきたのに。そのせいか公式サイトにキャラ紹介の項目がない。
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キュイはいるのに青年悟飯はいないなど、人選も微妙。ギニュー特戦隊もなぜかグルドだけハブられた。
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一応、新規に追加された3人のキャラもいる。…なのだがゴジータ(超サイヤ人4)と超一星龍は良いとして、あとの一人は悟空とボディーチェンジしたギニューと意味不明なチョイスになっている 。
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ストーリーモードもキャラ大幅削減の影響で端折った内容になってしまった。特に青年悟飯がいないせいで魔人ブウ編のシナリオは悲惨なことに。ストーリーモードに力を入れたゲームのはずなのだが…。
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いわゆる「前回のあらすじ」に当たる導入部分も黒いウィンドウに文字が浮かぶだけ。挿絵すらない。
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HPが5~6桁もあるためとにかく一度の戦闘がダラダラと長い上、攻撃、移動、必殺技…などといった殆どの行動でQTEが発動する。
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QTEとは「クイックタイムイベント」の略で、コマンド入力を求められるムービーのことだが、大半があいこなしのジャンケン。要するにプレイヤーの介入できる部分が極端に少ない。
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腕を磨こうにもジャンケンに必勝法はないためにすぐ頭打ちになる。
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過去シリーズ経験者向けに説明するなら、『ドラゴンボールZ3』をドラゴンラッシュだけで戦うゲームにしたようなもの。
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これが頻繁に入るためテンポが非常に悪い。アルティメットジャンケンなどと揶揄されることも。
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大型ボス戦においてもムービー中にQTEが挿入されることがあるが、倒すためにはその攻略が必須のためわずかなコマンドミスで長い戦いをやり直すハメになりストレスが溜まりやすい。
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キャラゲーで一番大事な「キャラの個性」が感じられない。
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パンチやキックなどの細かいモーションは再現度が高いものの、QTEに入ってしまうと演出は全キャラ共通なので関係ない。
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オリジナルキャラの育成は上記のテンポの悪い長ったらしい戦闘を延々こなさなければならないため飽きやすい。
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オンライン対戦もチーム戦が削除され、シングル対戦しかできなくなった。
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会話スキップも中途半端で、一々メニューを開いてスキップを押さなければいけないため面倒くさい。
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メタルクウラやブロリーなどの出る劇場版のストーリーにアニメムービーがない。
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本編ストーリー再現の御粗末さもあいまって本作の資料的価値も非常に中途半端になってしまっている。
評価点
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グラフィックやムービー演出自体は高評価。
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特に、フリーザやブウといった強敵とZ戦士が激戦を繰り広げるOP映像は凄まじい出来。
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アニメーションムービーはTVアニメなどの構図を流用してはいるものの、すべて新規作画されておりファンには嬉しい演出。
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しかし戦闘に関しては演出時間が長く、何度も同じものを見せられるためダレる。
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キャラメイクでオリジナルのキャラクターを作成できる。
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しかし肝心のパーツが少ないせいかどこかで見たようなキャラしか作れないためオリジナリティは出しにくい。
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かといって未登場キャラを再現して代替品にするといった方法もとれず中途半端。
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大型ボスとの戦闘は一筋縄ではいかずなかなか歯ごたえがある。
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だがムービーでのQTEの存在もあり攻略法を見つけるまでは敵が有利すぎるためやや初見殺しの側面が強い。
総評
とにかく徹頭徹尾QTEなので、どんなにやり込んでもプレイヤーが強くならないという、『友情・努力・勝利』を完全否定した
年末の魔物
。
「格闘ゲームとは何か」という哲学の域に達している。グラフィックは本当に美麗だが、言うなればそれしか褒める場所がなく、
体裁だけ取り繕った『ドラゴンボールの形をしたハリボテのゲーム』とも言えよう。