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ストリートファイターII (GB) - (2015/03/28 (土) 20:13:39) の編集履歴(バックアップ)
ストリートファイターII (GB)
【すとりーとふぁいたーつー】
ジャンル
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対戦格闘
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対応機種
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ゲームボーイ
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発売元
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カプコン
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開発元
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さんえる
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発売日
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1995年8月11日
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定価
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4,800円(税別)
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分類
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クソゲー
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劣化ゲー
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ポイント
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劣悪過ぎる操作性 理不尽な難易度 リストラダルシム、よかったDEY どうしてこうなった!
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ストリートファイターシリーズリンク
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概要
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アーケードで爆発的にヒットした『ストリートファイターII』のゲームボーイ移植版。
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タカラの熱闘シリーズのようにデフォルメにせずそのままの等身で『ストII』が出来ると注目されていたが……。
問題点
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E本田、バルログ、ダルシムの3人がリストラされている。そのためリュウ、ケン、春麗、ガイル、ベガ、サガット、バイソン、ザンギエフ、ブランカの9人。
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操作性劣悪。とにかく技が出しにくい、というか出ない。SFC版の初代『餓狼伝説』?並み、もしくはそれ以下。
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基本である波動拳ですらろくに出ない。ザンギエフのスクリューパイルドライバーの難易度はかなりのもの。それでも慣れてしまえば出しやすくはなるが。
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パンチとキックの強弱はボタンを押している時間の長さで変化するがこれがかえって操作性の劣悪を招く一因に。
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ついでに小技のモーションが皆大攻撃と同じ。
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コンピューターはバリバリ必殺技を出してくる超難易度。
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ハードの性能からかコマ数が非常に少なく常にカクカクしている。ジャンプ中などは操作不可能に近い状態。
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「酷いラグが常に発生しているような操作感覚」と言えば酷さが判るだろうか。敵からの攻撃でキャラの行動がキャンセルされるのと合わさって自分が何を入力したのかすら良く分からなくなるレベルである。
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当然、常にちらつきがあり目に非常に悪い。
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初代の移植を謳っているのに、中途半端なスーパー準拠。
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すぐ分かるのはキャラの一枚絵。
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春麗やブランカのステージ等、BGMの音程もCPシステムII(スーパー)からとったものが多い。
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ファイアー波動拳や(画面端まで届かない・腰を突き出す)気功拳もスーパー以降の技である。
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ブランカのアマゾンリバーラン(雑巾がけ)に至ってはスパIIXの技である。
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そもそも四天王(といっても3人しかいないが)がプレイアブルキャラである時点で「初代」というネームバリューを逸脱していたりするのだが。
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正直海賊版のファミコン移植版の方が出来が良いというオチ。
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そんな本作だが、ニンテンドーパワーのGB書き換えのラインナップとして出ていたこともある。
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パッケージからして、無印ストIIとダッシュのポスターやイラストなどをコラージュしただけのもの。すべてにおいて低コストだったのだろう。
評価点
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BGMがぼちぼち再現されている。
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スーパーゲームボーイ使用時用のピクチャーフレームが大元の流用ではあるもののステージごとにしっかり用意されている。
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そしてスーパーゲームボーイやゲームボーイプレイヤーでプレイすれば、キャラが大きく表記されるため、一応頑張ればなんとか遊べない事もないレベルになる。
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また通信ケーブルなしで二人対戦が可能になる。
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…が、わざわざこのソフトとスーパーゲームボーイを使って遊ぶより、SFC版『ストII』で遊んだ方が圧倒的に良い。
総評
カプコンは『ストリートファイターZERO2』をスーファミに、セガ・マスターシステムに『大魔界村』や『戦場の狼II』、『ストライダー飛竜』など無茶な移植をしていたが、これが最たる例だろう。そもそもボタンの数がファミコンのコントローラー分しかないGBでACの格闘ゲームを移植すること自体が無茶を通り越して無謀である。熱闘シリーズみたいにデフォルメにしたらまだマシだったかもしれないが…。
余談
プレイ動画
以下は比較参考用。
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SFC版『ストII』
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こっちのほうが遥かに良い。
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FC版『ストII』(海賊版)
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強さは海賊版らしく理不尽だが見た目はマシである。
正規品より、海賊版の方が出来が良いなんて…。
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