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ドラえもんのGAME BOYであそぼうよ デラックス10
【どらえもんのげーむぼーいであそぼうよでらっくすテン】
ジャンル
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ミニゲーム集
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対応機種
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ゲームボーイ
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メディア
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2MbitROMカートリッジ
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発売元
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エポック社
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開発元
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ウィザード
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発売日
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1998年11月27日
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定価
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3,990円
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プレイ人数
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1人~2人
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周辺機器
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通信ケーブル・ポケットプリンタ スーパーゲームボーイ対応
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判定
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クソゲー
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ポイント
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キャラクター無関係・ストーリーモードなし 運ばかりで薄いミニゲーム ED見るのもコレクション収集も苦行
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ドラえもんゲームリンク
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概要
エポック社は子供向け簡易マージャンであるジャラポン(他社で言う所のドンジャラやポンジャン)を主体とし、その牌とコマ・ボード・チップ・サイコロ類をセットにして多数のボードゲームが楽しめる玩具を長年に渡り発売している。
本作はその玩具をゲームボーイ上で、というコンセプトで作られたであろうミニゲーム集。
なお、実際の玩具はこんな感じである。
新作発売とともにゲーム数を増加させ、現在は50のゲームが遊べる事を売りにしている。
一方本作収録のミニゲームはたった10種(プラス隠し1個)だけ…と思う人がいるかもしれないが、玩具のゲーム数も初期は10種程度であり、また近年の膨大なゲーム数はトランプゲームを牌で代用したものや、ジャラポンのルール違いを別ゲームとカウントしたものも含まれている。よってミニゲームの数は問題点にはなりえない。ではどこが問題かというと…。
ゲーム全体の問題点
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タイトルでドラえもんの歌が流れ出す…と思いきやイントロ終了後曲が別の何かに変化。
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ジャスラックの許諾シールがないので苦肉の策なのであろう。類似の手法を用いたキャラゲーにはファミコンの『魔法のプリンセスミンキーモモ リメンバードリーム』などがある。
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キャラゲーにもかかわらず薄すぎる個性
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ゲーム開始前に自分のキャラと対戦相手をおなじみの5人(+隠しキャラ1人)から選べるものの、顔グラフィックとセリフがちょっと変わる程度で性能は全く同じ。隠しキャラも同様で隠す意味が全く感じられない。
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ストーリーもエンディングもあるらしいが前者は2枚の静止画から想像するしかない。
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EDを見る条件は合計100000点獲得だが、ゲーム終了時に10倍して清算されるので実質10000点。ジャラポン以外は1回のゲームで獲得できる点数は多くて50点くらい、ヘタをするとひとケタ、0点もある。
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ゲーム全編を通して画面の色調設定がおかしい
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ゲームボーイの色階調を白・薄灰・濃灰・黒とすると、このゲームのキャラクターグラフィックは白を使用せずに残り3色のみで描かれている。白は主にメッセージ表示部やゲーム画面の背景でしか使用されていない。
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そのためドラえもんたちの顔がどす黒い、画面全体がうす暗く見づらいなどの問題が生じている。
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スーパーゲームボーイ使用時はこれをごまかすために一部場面では白と薄灰を同色、または色の明るさが逆になるよう割り当てている。
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システム面やグラフィックの質も良好とは言い難い
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カーソル移動がもたつく、画面切り替えやセーブ時に間がある、早送りはできてもすぐに消えないメッセージ表示などモッサリ気味。
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1人用ゲームでは各ゲーム終了時にいちいちセーブ実行の有無およびセーブ先ファイルの選択を求められる。こんなの自動セーブでいいのに…
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しかも今遊んでいるファイルとは異なるファイルにセーブする際に警告が出ず、ボタン1つで簡単に上書きされる。
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勝ち抜き戦やストーリーモード、難易度選択などコンピュータボードゲームやミニゲーム集によくある機能が存在しない。
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説明書によると「得点を上げていくと、ある機会から難易度が少しだけ上がります。でも、
高得点をとったあなたならきっと大丈夫です。
」いやいや難易度はこちらで選ばせてくれ。
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プレイヤーの上達(またはCPUが学習していく)に合わせて難易度が上がるゲームデザインもありかもしれないが、プレイヤーの腕前などに合わせて選べないのは不便極まりない。
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キャラクターの顔アップ絵だけはまともだが、その他のグラフィックは並から下レベル。画面構成もよろしくない。
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たった縦10×横12ドットで描かれたショボいサイコロの絵。高速で切り替わる目を止めるだけのものでボードゲームの雰囲気ゼロ。
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各ゲームとも画面の下約1/3がプレイヤーの顔グラフィックとメッセージ・得点等の表示部で占められている。そのためゲーム画面が狭苦しく、ゲームによっては画面全体が見通せない原因にもなっている。
ミニゲーム詳細と問題点
※このゲームでは雀牌をコマと呼んでいるので、その表記に従った。
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ジャラポン
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本作、及びデラックス(現・ロイヤル)シリーズのメインゲーム。ドラえもんのキャラ8人とタケコプター、どこでもドアが書かれたコマを3個3セット揃える2人対戦専用簡易麻雀ゲーム。役は10種類。
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本家では派生ルールが幾つか収録されているが変更不可で2人打ちに固定。ハードの制約はあるだろうが、普通の麻雀が入ってるGBゲームもあるのを考えると………
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駆け引きは多少あるがCPUが馬鹿強く運ゲーに感じる。
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みっつならんだ
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ランダムで配られるコマ9つを3×3の正方形のマスに任意で並べた後交代でスロットのようにシャッフルされるコマを引き、マス内に同じ絵柄があればそのコマを消すことができる。これを繰り返しどちらが先に2列揃えられるかを競うビンゴゲーム。完全なる運ゲー。
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ちなみにしずかちゃんが負けると「うんが わるかったわ」と言い出す。いわば公式の運ゲー。
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ダイスでどん
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ドラえもんのキャラが書かれたコマ9つが横一列に1-9の順番どおり並べられている。2つのサイコロを振ってこれらをできるだけ多く裏返すゲーム。
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サイコロを振った後は2つのサイコロの目を合計した場所にある1個のコマ、または各々の目に対応した2つのコマを裏返すかを選択できる。
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戦略ゲーのように見えるが1回でも裏返せるコマがなくなったらその時点で終わり。やはり運ゲー。
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めくりっこ
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ただの神経衰弱。それ以上でも以下でもない。
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コマの下に何か絵柄が隠れている、と思いきや、プレイヤー以外のキャラクターの顔アップ絵を並べてあるだけ。
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コマの配置形態によってはゲーム画面に全部収まりきらずにスクロールする形式になるため、場所を覚えづらい。
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きけんないっぽんばし
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サイコロを振って手持ちの6つのコマを動かし、反対の岸までどちらが早く全て移動できるかを競う簡易すごろくゲーム。
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中央の島には各々6つすべてのコマを置けるが、岸と島を繋ぐ2つの橋の上5マスでは同じマスに複数のコマを置けない。その為サイコロの出目によってはコマの移動ができない場合がある。相手の出方を読んでコマを動かす必要があるなどいくぶん戦略性があり、マシな部類。
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あてっコゲーム
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縦に3つ伏せて並べられたコマの絵柄と場所を当てるゲーム。選択肢となるコマは6つ、チャンスは9回まで。
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不正解の場合はヒントとして、絵柄と位置が合っているコマがあれば●、絵柄のみあっているコマがあれば○の記号が縦に最大3個表示される。
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こちらは運要素はなく、実力勝負となる分マシなゲーム。
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ここまでは本家のジャラポンでもできるゲーム。これ以下はジャラポンとの関連性がイマイチ分からないオリジナルゲーム。
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たたきっこ
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3×3の正方形上に並べられたコマを1分間叩きまくるもぐら叩き。コマは表になって絵柄が見えるとき叩くと得点が加算される。ただし自キャラと同じ絵柄のコマを叩くと得点マイナス。
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操作方法は真ん中を叩く時は十字ボタンを押さずにAボタン、そのほかは十字ボタンを押しながらAボタン。
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斜めの四隅、例えば左上を叩く場合には十字ボタンの左と上ボタンを同時に押したままAボタンを押す、という操作を強いられる。ジョイスティックでこの操作ならまだしも十字ボタン、しかも携帯機でこれはつらい。
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ハンマーの絵が大きすぎてコマに被っている上、ハンマーを叩いたときの効果音は得点がプラスでもマイナスでも、コマが裏でも表でも変わらない。一応○か×の絵が表示されるが、音くらいは変えてほしいものだ。
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めいろゲーム
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見下ろし型の迷路ゲーム。迷路全体は見通せずスクロール方式。時間内にスタート地点からゴールへたどり着けば成功。ライフ制でお化けに触れるとライフが減り、すべてのライフがなくなるか時間切れで失敗。
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お化けの対処方法は逃げるか、アイテムのバリヤーポイントを取って無敵状態になること。しかしダメージ覚悟でスルーしたほうが早い。
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ライフ回復アイテムとしてドラ焼きがあるが触れただけでは取れない。上に重なってAボタンを押す必要がある。
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はたあげゲーム
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いわゆる「赤上げて、白下げて」のゲーム。旗はボタンを押し続けると上げ、離すと下がる。
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しかしこのゲームで上げ下げするのはキャラクターの旗で、ドラえもんとドラミの旗だと「ドラ上げる、ドラミ下げる」などと命令されるため紛らわしい。また命令メッセージは表示し切った後にすぐ消えてしまい、無駄に難易度を上げている。
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旗の上げ下げの判定がかなり厳しく、上げてと命令された旗は下げてと命令されるまで上げっぱなしでないといけない。逆もしかりで、少しでも命令に背けばゲームオーバーとなる。
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ハーフパイプゲーム
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スケボーに乗ってハーフパイプを往復し、両端に出てくるドラ焼きを取るアクションゲーム。なぜドラえもんのゲームでハーフパイプなのか、なぜ運動音痴のはずののび太がスケボーに乗れるかは不明。
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ドラ焼きは端でAボタンを押してジャンプすると取れる。しかしドラ焼きの出ている時間は短く、ボタンを押すタイミングがシビアで外すと転倒して動けなくなるため、追いかけるだけで精一杯。
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ドラヤキスロット
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ドラ焼きを入手するとプレイできるようになるスロットゲーム。ドラ焼きは合計スコアが10000点に達すると初めて100個もらえる。
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ドラ焼きを1-3個までコイン代わりに賭けてプレイする。ドラ焼きを多くするほどラインが増え絵柄が当たりやすくなる。
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絵柄を揃えるとひみつ道具図鑑が開放・図鑑のデータが手に入り通信交換もできる、というコレクション要素が追加されるがやはり運頼みな所は変わっておらず評価点にはならない。
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ひみつ道具は40種あり、スロットの絵柄ごとに入手できるグループがあらかじめ決められている。絵柄を1回揃えるたびにその中から1つ入手、という形式のため、コンプリートまでの道のりは遠い。
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図鑑データは縦横32ドット四方のひみつ道具イラストに数行の説明文と淡々としたもので面白みはない。そのくせひみつ道具は1種につき3つまでしか持てないという制限があり、ひみつ道具を他人と交換すると自分の手持ちから1つなくなる無駄に厳しい仕様。そもそも3つも入手できるかどうかも怪しいのだが…。
評価点
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本体1台とソフト1本のみの対戦プレイにも対応している。
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BGM自体の質はともかく、各ミニゲームごとに別の曲が用意されている。
総評
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メインであるはずのジャラポンは難易度もルールも固定で2人専用と中途半端、その他のミニゲームもキャラクターの必要性がないありきたりなもの、運の要素に振り回されるものばかりであり、操作性やシステムの問題もあって単純に遊んでいて楽しくない。プレイヤーはそのようなミニゲームをエンディング以外何の目的も見出せないままただ淡々とプレイし続けるだけと、とても1998年発売とは思えないほど古臭い内容のゲームである。ボードゲームの雰囲気を出すためミニゲーム集にするよりもジャラポンに特化し作りこんだ方がよかったのではないだろうか。
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デモ等で使用されている画像やひみつ道具データの収集要素・プリント機能もあるが、いずれもグラフィックや説明文が微妙、リストや通しナンバーがないため獲得状況が把握できない、前者は獲得条件が不明確・後者は運だのみであるため、とても収集意欲が湧くものではない。さらにストーリーモードは存在せずセリフ等による各キャラクター同士の絡みも全くないため、ファン向けキャラゲーとしての価値もない。
余談
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スーパーゲームボーイ使用時は場面やゲームごとで配色が変わり、きけんないっぽんばしでは川の環境音が追加されたりと、対応ソフトの中では凝っている部類。
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たたきっこではスーパーゲームボーイ使用時に2人同時プレイが可能。しかしその他のゲームでは相手のターンであろうが1.2コントローラのどちらでもゲームの操作ができてしまう。
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この時期はすでにゲームボーイカラーが発売されていたが本作は対応していない。開発時期から考えると仕方ないとはいえ、すでに終わりかけたスーパーゲームボーイよりもカラー対応を優先すべきだったと誰もが思うだろう。