「アーマード・コア ラストレイヴン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【あーまーど・こあ らすとれいう゛ん】
ジャンル | カスタマイズメカアクション | 裏を見る |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売・開発元 | フロム・ソフトウェア | |
発売日 | 2005年8月4日 | |
定価 | 7,190円 | |
廉価版 | PlayStation2 the Best:2006年11月30日/2,800円 | |
判定 | なし | |
ポイント |
ACシリーズ『N系』第3作にして最終作 シリーズ屈指の高難度・ランク査定も健在 かつての過ちを繰り返した部位破壊 ストーリーやキャラクターは高評価 |
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アーマード・コアシリーズ |
アーマード・コアシリーズ10作目の作品。「PS2最後のアーマードコア」でもある。(『フォーミュラフロント(FF)』はカウント対象外)
俗に言う「N系三部作」のトリを飾る作品であり、これ以降の作品は次世代機で展開される新シリーズに移行している。
今までのACの世界観に輪をかけて重厚で退廃的な世界観が特徴で、時系列的には『ネクサス(NX)』の続編に位置する。
キャッチコピーは「誰もが、生きる為に戦っている。」
通称『LR』。以降このページではLRと略す。
『NX』の最終局面において全世界を襲撃した特攻兵器は、各地に甚大な被害をもたらした。
利権争いどころではなくなった各企業は一時的に協力し、連合統治機構「アライアンス」を設立、世界に新たなかりそめの秩序を作り出す。
アライアンスによる新たな秩序も固まり始めた半年後。
かつてのレイヴン統率組織「レイヴンズ・アーク」の主宰、ジャック・O率いる大規模武装集団「バーテックス」は、アライアンスの秩序を揺るがすあるひとつの声明を世界に発表する。
バーテックスは「アライアンスの打倒と、レイヴンによる新たな秩序の創出」という理念を掲げ、アライアンス陣営への総攻撃を予告。
世界は、再び争いの渦に巻き込まれて行くことになる。
両陣営の戦力は五分と五分。
戦いの鍵を握るのは、両陣営にとっての最重要戦力となるACを保有する22人のレイヴンたち。
バーテックスの24時間後の総攻撃予告を前に、レイヴンたちは胸にそれぞれの理由を秘め、戦場へと向かう。
ある者は野心を胸に、ある者は富と栄誉を求め、ある者は信じる正義の為に戦い、ある者は強者との戦いを求め----
誰もが、生きる為に戦っている。
『ナインブレイカー(NB)』からの調整が大きい。以下、特徴的な変更及び新要素。
しかし、本作が「オールドシリーズ最後のACとしてふさわしいか?」と聞かれれば、多くのレイヴンは「NO」と答えるだろう。それはなぜか?
+ | 中枢突入、その実態 |
難度の高さについては、プレイヤーによって異なるので、一概に否定はできない。ただ、問題はまだ残っている。
クソゲーオブザイヤーで次点となってしまった前作『NB』は、対戦バランスの良さが後に再評価された作品でもあった。
ではその続編である『LR』はその高バランスを維持しているか? 答えは「否」である。
かなり力の入った作品ではあったが、理不尽な難易度、NXから極端になってきたリアリティ重視の演出や余計なシステムなど欠点が目立つ出来となってしまった。
気合いの入ったシナリオやN系の過去作で指摘されていた欠点を修正し、特色のひとつとして昇華した点は評価すべきだが、練り込みが甘い部分も散見され、オールドシリーズ最後のACとしてはいささか苦しい出来であるのは否めない。
とくに部位破壊に関しては、なぜ過去の過ちを繰り返してしまったのか理解に苦しむ。
しかし、重厚な世界観やスピード感のある戦闘などの評価点もあり、けっしてクソゲーではない作品であることも事実である。
難易度の高さからビギナーにはお勧めできない、ある程度他の作品で修練を積んだレイヴン向けの作品である。
【あーまーど・こあ らすとれいう゛ん ぽーたぶる】
ジャンル | 3D戦闘メカアクション | |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
発売元 | フロム・ソフトウェア | |
発売日 | 2010年3月4日 | |
定価 | 3,990円 | |
判定 | なし | |
ポイント |
やはり完全移植 全パーツを使うには前々作と前作のデータが必要 |
移植度は高く、画質と操作面を気にしなければ、PS2版の上位互換と言ってもいい出来。
ただし、対戦に関わるゲームシステムにクセがある作品なので(上記PS2版参照)、その辺は考慮されたし。