「テイルズ オブ ザ テンペスト」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【ているず おぶ ざ てんぺすと】
ジャンル |
ロールプレイングゲーム (シリーズ内ジャンル名:魂を呼び覚ますRPG) |
※特典付き ※特典なし |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | 1GbitDSカード | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | ディンプス | |
発売日 | 2006年10月26日 | |
定価 | 5,040円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | クソゲー | |
ポイント |
致命的なボリューム不足 グラフィック&スキットの手抜き タッチペン操作の強要で一部操作性も劣悪 後発のオマケアプリでもネタにされる各種不具合の多さ キャラ・音楽、小説版は好評 |
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テイルズオブシリーズ関連作品リンク? |
テイルズ オブシリーズのDS参入一作目。主な略称は『TOT』『テンペスト』。シリーズでは「エスコートタイトル(派生・外伝作品)」に分類される。
その他『TOTT』(携帯アプリ『テイルズ オブ タクティクス』も略称がTOTなので、一部のファンが混同を避ける目的で使う)『(TOT)』(蔑称、泣いている顔文字)。開発は主にバンダイナムコゲームス発売のゲームを手掛けるディンプス。
2度の延期の末出来上がったのは、10時間程度で終わるボリュームの無さと大味な戦闘システムのやっつけゲー。あまりの評判の悪さに「クソゲー」という評価が一気に広まった。2度も延期しておいてこの出来な為、シリーズ内ジャンル名を皮肉って 「延期した意味を問うRPG」 と揶揄された。発売直後からの値下がりも非常に早く、今では980円前後で買えてしまう。
あまりの不出来のため、「当初は本編作品として作られたが、発売後の2007年にシリーズの分類として『マザーシップタイトル(メインタイトル)/エスコートタイトル』が制定されて以降、エスコートタイトルに格下げとなった」というのが通説となっているが、本作が公式に「本編作品である」と言及されたことは発売前・発売後含めて1度もない(*1)。ニュースサイトも、ここが「外伝ではない」としていただけで、他では本編・外伝という区別には触れていない。
だが内容が過去の本編作品とは無関係の完全オリジナルの新作であり外伝を思わせる要素がないこと、ニュースサイトにより「外伝ではない」とされていたこと、なによりこの分類が本作のクソゲーとしての評価が固まった後に発表されたものであることから、多くの人に上記のように認識されることとなった。
「制作スタッフ一同、ユーザー様にご満足いただけるソフト開発に努めて参りましたが更なるクオリティアップを図る為、今しばらくの時間が必要と判断致しました」(GAME Watch 2006年3月1日記事より引用)
「制作スタッフ一同、お客様に喜んで頂くべくソフトの開発に努めて参りましたが、6月8日の発売日までには満足の行くクオリティーに達することができないとの判断に至りました。」
「従来の"テイルズ オブ"シリーズにない、ニンテンドーDSならではの新しい手法も盛り込み、"テイルズ オブ"シリーズファンの皆様はもとより、新たなお客様にもご満足いただけるソフトの開発を目指す所存」(ファミ通.com 2006年4月5日記事より引用)
キャラクターやBGMなど少なからず好評な点はあるがあまりにもボリュームが薄く、作りこみの不足から不親切な仕様が多い、非常に遊びづらい作品。
現在でこそエスコートタイトルに位置付けられているが、作品の作り込みを向上させ、プレイヤーの評価があればマザーシップタイトルの扱いになっていた可能性もあると思うと、非常に残念ではある。
本作の反省を生かし、後のDS作品『テイルズ オブ イノセンス』や『テイルズ オブ ハーツ?』は世界観やシナリオも増大し、OP全編にアニメを使用し、シナリオ中のボイスが追加され、スキットも従来通り顔グラフィックを搭載する等ボリュームが飛躍的に増大し、システム面でも緻密かつ造詣の深い進化を遂げる事となる。
テンペストがリ・イマジネーションされたら、きっと……
海を渡る船や、空を飛ぶ船で世界中を冒険できるようになって、ティルキスの国にも行けたりするんだぜ!
もう、広い砂漠や平原を夜中に歩くのはコリゴリだ。
そうそう、キャンプだって、もっと話題に満ち溢れて楽しいものになるんだろうな。
ルビアとキャンプしてもいつも話題が続かなくて、結局、いつも同じ話ばかりしてたからさ。
たまに面白いことを言ってみたりしたんだけど、全部カットされたんだよな……
料理だって、簡単に作れるようになるよな。前に10秒以内に作れって言われた時にはどうしたもんかと思ったぜ。
戦闘だって自由に走り回ったり、バンバンカッコいい技出したり、仲間とサポートしあったりしてさ、手に汗握る白熱した展開になるんだろうなあ。
それで戦闘終了時には、『負けられないんだ!』とか『勝ったぜ!』なんて言えるんだろうなぁ。