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テイルズ オブ バーサス - (2016/12/02 (金) 15:38:31) の編集履歴(バックアップ)
テイルズ オブ バーサス
【ているず おぶ ばーさす】
ジャンル
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対戦型アクション
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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メディア
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UMD 1枚
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発売元
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バンダイナムコゲームス
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開発元
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マトリックス
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発売日
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2009年8月6日
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定価
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5,200円
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プレイ人数
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1~4人
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通信機能
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アドホック通信
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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クソゲー
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ポイント
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偏りすぎているキャラクターの選定 全ての登場キャラクターの改悪、戦闘システムは調整不足、長過ぎるロード時間 OPムービー・主題歌にも批判集中 シリーズファンをあざ笑うかのような悪意の塊 今作がきっかけでシリーズファン同士がバーサス
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テイルズオブシリーズ関連作品リンク?
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概要
『テイルズ オブ』シリーズのキャラクター(以下「キャラ」)が13作品35名登場する対戦型アクションゲーム。略称は『TOVS』『バーサス』。プロデューサーはシリーズの携帯機作品を主に手掛ける大舘隆司。
『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』(以下『マイソロ』と表記)などのようなお祭りゲーで、今作オリジナルの世界「ダイランティア」において、各テイルズキャラたちが4カ国に分かれ、繁栄をもたらす「大いなる実り」を巡って「ユグドラシルバトル」と呼ばれる武闘大会で闘うというストーリー。
『テイルズ オブ』シリーズはRPGでありながら格闘ゲームのような戦闘システムを搭載しており、「シリーズ初の対戦アクションゲーム」である本作は発表と同時に大きく話題を集めた。しかし公開されていく登場キャラクターの異様な偏りから不安視する者が現れ始め、発売後は恐ろしいまでのキャラ崩壊や作品ごとの優遇不遇の格差、馬鹿げた戦闘システムなどからシリーズ最低のクソゲー扱いを受ける事となった。
システム
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基本的にプレイヤーとCPUがコンビを組んで戦う。対戦モードによって2対2、1対3、バトルロイヤルなどでプレイ可能。
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コンビによってそれぞれ違ったシナリオが用意されており、最初からプレイ可能ないくつかのコンビのシナリオやサブシナリオをクリアするなど条件を満たすことによって別のキャラが使用可能になる。
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戦闘システムは本編シリーズと同様、格闘ゲームのようなライン上で複数のキャラが戦うというもの。物理キャラは「通常攻撃」やボタン1つで出せる「技」を主に使用し、魔法キャラは発動に一定時間かかる「術」を使用する(術詠唱中に攻撃を受けると術はキャンセルされる)。
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キャラにレベルは存在せず、敵と戦うことで得られる「グレードポイント」を使い、能力値やスキルをカスタマイズする。
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ミニゲーム「テイルズ オブ ウォールブレイカー」
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『テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2』のグラフィックで行われるミニゲーム。相手をフィールドの両端にある壁に叩きつけ壁を破壊し、フィールドの外に落とした方の勝利。『なりきりダンジョン2』のグラフィックを流用しているため、同作にて登場したキャラからのみ選ばれている。
問題点
キャラ選定
テイルズオブシリーズはキャラゲーともいえるほどにキャラ人気の占める比重が大きいシリーズだが、参戦キャラが全体的に藤島康介デザインのキャラに偏っているという点が問題視され、そうでない作品からは1人しか参戦しない作品もあるというバランスの悪さが大きく批判された。
シナリオ
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メインのモードにおける「メインシナリオ」が用意されていないキャラが多い。
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メインシナリオが用意されていないキャラにはサブシナリオが1人3つ用意されているが、これはメインシナリオ中のイベントの1つといった感じで、バトルがない場合は3分ほどで終わってしまう非常に短いもの。またメインシナリオにはボイスがあるのにこちらにはない。
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『アビス』は出演キャラ5人+1匹のうち4人にメインシナリオが用意され、残りの1人にはサブシナリオがあり、1匹にもマスコットキャラとして多くの出番がある、と一見優遇されているが、原作での重要設定「レプリカ」の軽い扱い、原作にもあるルークの断髪理由がお粗末なものとなっている、他作品のキャラを踏み台としたアビスキャラの持ち上げなど、原作ファン・他作品ファンの両方から非難を浴びるものとなっている。
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ミントとユージーンにはサブシナリオすら用意されていない。
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本作では敵味方関係をすべてシリーズキャラで賄おうとしたために、無茶な性格付けがなされているキャラが多い。味方役と敵役を無理に戦わせようとする流れが多く、どのキャラのイメージも崩壊する事態となったのである。
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キャラ改悪の一例
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ファラがユーリの殺人を容認し庇う。
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ユージーンが属する獣人族「ガジュマ」に触れられると「デスガロ熱」という病気を発症する(病原体扱い)。
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セネルが歴代キャラ達に理不尽な言いがかりと共に次々に喧嘩をふっかけていく。
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これらのような性格・設定描写は原作には存在しない。他のキャラにも原作から考えるとあり得ない改変が多く見られるため「スタッフは本当に原作をプレイしたのか(内容を理解しているのか)?」という疑問が噴出することになった。
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登場していないキャラにすら被害が及んでおり、酷いものは設定をパクられた挙句改悪され当て馬にされていたり、あろうことか死んだ事にされていたりもする。それでシナリオに深みが出ているわけでもなく、むしろセネルなどはモロにそういった設定の悪影響が働いているので踏んだり蹴ったりである。
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登場キャラに留まらず、登場していないキャラまでも貶めるかのような描写などのせいで「テイルズオブシリーズのお祭りゲーは、登場もせず、話題にもならない空気キャラが勝ち組」と揶揄されることとなってしまった。
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登場すればスタッフの何らかの好き勝手により不愉快な思いをさせられ、登場しなくても設定レベルで殺されたり間接的にでも貶められる可能性があるため、それこそ話題にすらならない、本来なら悲惨と言われるべき立ち位置の空気キャラとそのファンが一番得をするということ。
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シナリオの内容自体は、ユグドラシルバトルに「3年前の事件」を絡めつつ進行させていくというもので、毒にも薬にもならない内容だが、上記のキャラ改悪のために否定的にみられることが多い(但しスタン編など、ごく一部は評価されることもある)。
戦闘について
キャラクター
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キャラの使用する技は原作と同じ物だが、一部の技が空中で出せるようになっている反面、原作で空中発動できたのに本作では出来なくなっているなど、奇妙な変更点がある。また「通常は攻撃が当たらないダウン状態の相手にヒットし、無理矢理起こす効果」が、原作ではそのような効果のなかった技についていたり、その逆もある。ダウン中の相手を無理矢理起こす技などハメ技やループコンボの原因になる事は火を見るより明らかな筈だが…。
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シリーズにおける強力な攻撃「秘奥義」の格差もひどく、強いものだと「秘奥義を使った者が勝ち」とさえ皮肉られるほどで、弱いものだと最大HP(9999)の3分の1(3000)しか与えられない。発動条件まで従来のシリーズ作品より容易であるため「秘奥義ゲー」となりどうしようもないことに。
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CPUの思考がひたすら逃げることとアイテムを拾うこと優先。画面外に出現したアイテムでもCPUは貪欲に拾いに行くので、結果としてプレイヤーが不利になる場面も。アイテムとCPUの間に自分が操作しているキャラがいると、CPUがキャラに引っ掛かって走り続ける現象まで起きる。
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ゲームバランスが取れていない。
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純粋なキャラ性能の面は極めて酷く、特定の技を連発しているだけで相手がやられるまでピンポン球のように吹っ飛ばしまくれるキャラや、アイテムを拾うと問答無用でその拾ったキャラの元にワープしてきて秘奥義を叩き込んでくるキャラもいたりとかなりバランス崩壊している。
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パラメーターのカスタマイズという要素はあるが、大元の動きは調整しようがないので、振りが遅いキャラはそれだけで他の要素を殺してしまう程に弱キャラになってしまう。
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また、上記の強制的に起き上がらせる技の影響で即死・永久コンボを搭載したキャラが殆ど。術の詠唱時間中に隙が生じ、結果サンドバッグにされかねない一部の魔法使い系キャラなど、使えないキャラは愛をもってしてもカバー出来ないため全く擁護不可能。
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カスタマイズ要素にはスキルもあるのだが、これまたバランスが取れていない。バックステップ+エスケープでの「無敵移動」とHPの自動回復を合わせたり、そもそも奥義を当てなければ秘奥義に繋げられない前衛キャラを無敵移動で封殺したり。今作は時間制限が常に付きまとうので、酷いと1点リードした後ずっとこの無敵バックステップで粘るだけで勝てる。この時点ですでに対戦ゲームとして破綻している。
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一応ネット対戦も可能ではあるが、この最悪なゲームバランスのせいでランダム対戦はまったくもって楽しめない。身内だけでやるとしてもまともにやるなら大量の禁止技を設けなくてはいけないほど。
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特に一人だけ、ナナリーは別次元の壊れ性能を誇っている。
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弓矢と魔法が使えるナナリーだが、特に弓矢技の性能が桁外れに優れている。以下の技を連発しているだけ相手を封殺することができる。
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「扇氷閃」斜め上へ放たれた5本の矢が弧を描いて落下する特技。
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5本の矢は足場に当たっても消えないため非常に広い範囲を攻撃することができる。その攻撃範囲の広さからロックオンしていない敵にも攻撃をあてることができる。ステージによっては隅っこでこの技を連発しているだけステージ全域に矢を振らす事も出来る。
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「墜陽閃」敵を追尾する4本の矢を放つ奥義。このゲーム最強の技。
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矢という名のミサイル。画面外にいる相手にすら命中する高い誘導性能、地形すら無視して相手を追う追尾性能、非常に長い持続時間、発生の速さ…と、非の打ち所がない最強の技と化している。
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ロックオンした相手に当たるか時間経過でなければ消滅しないという性能上、軌道上にいる別のキャラクターにも巻き添えを食らわす事が出来る。
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移動で逃げる事は不可能、範囲内の相手に絶対に命中する。よほど距離が開いていれば自然消滅を狙えるが、それができるステージはごく一部。
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その上、オーバーリミッツ中ならば矢一本にかするだけで秘奥義に繋ぐ事が出来る。ナナリーの秘奥義は成功すると全ての高低差や距離をリセットして放たれるため、相手がどこにいても必殺できる。
ステージ
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バトルステージのデザイン・グラフィックがお粗末でだだっ広いだけになってしまっている。ワープゾーンもあるが、昔のゲームにありがちな「右端に出ると左端から出てくる」という案配で適当感が漂っている。
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戦闘中のカメラワークにも問題が見られ、画面に入っていない敵の動向は音で予測するしか無く、戦闘中に時折出てくるアイテムの出現も解りにくい。
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それだけならまだ当たり前のこととも言えるが、問題は主に対戦するCPUはその影響を受けずに大暴れするため、こちらが一方的に不利な状況になりやすいことにある。
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対戦で細かく条件設定ができない。
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カスタムルールがあるが一律100,000ガルドという非常に高額なゲーム内通貨を払わなくてはならないうえ、長時間プレイしないと買うことすらできない。
対戦関連
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シリーズの戦闘システムを調整もせず、また『大乱闘スマッシュブラザーズ』(以下『スマブラ』)の体力制乱闘とあまりに似通いすぎているため「本当に『スマブラ』をパクったんじゃないか」とさえ言われることも。
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今作のオーバーリミッツには『味方と同時発動すると強化される』仕様があるのだが、これを発動すると文字通り『相手が死ぬまで一方的に攻撃する』ことが可能になるほどのぶっ壊れ調整。味方と同時に発動させるのは難しそうだが、実はカスタムAIで調整可能なので慣れれば簡単に出せる。
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一方でオーバーリミッツを使うと『仰け反らない』体質によって本来は吹き飛ばし効果などにより多段ヒットしない攻撃が多段ヒットし、恐ろしいダメージを受けてしまうことがある。
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コンボが弱すぎる
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格闘ゲームにつきものの「コンボ」は、攻撃を当てた相手の方がオーバーリミッツのゲージが増えやすくなるため役立たず。なるべく少ない手数で、高威力の攻撃を当てることが鍵となっている。…連続ヒット系の技が泣いている。
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単発系の技が極端に強い
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何故かこのゲームの特技はヒット数が少ない方が威力が高い仕様になっているのだが、そのせいで1回しか当たらない特技の中には通常攻撃の5倍以上の威力を持つものまである。その一方で、複数回当たるものは威力が極端に低く、少し硬い相手にも攻撃が通らないことがある。当然、使える特技は限定されており、華麗に多段ヒットを決めるよりも強力な特技と奥義をキャンセラーで連携してさっさと沈める方が早い。
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メーカーの阿漕すぎる商法。
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本作の予約特典、主題歌担当「GIRL NEXT DOOR」のファンクラブ加入、主題歌CDおよび関連商品の購入、関係ないはずのPS3版『ヴェスペリア』を購入しないと入手できない武器や後述のスペシャルバトルがある。これらの合計金額はゲーム本体の定価価格を超えている。
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コンプリートしようとせず無視すれば良いだけの話という意見もあるが、あまりの横暴さから「テイルズオブシリーズファンをカモとしか見ていない」という猛反発が上がった。
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発売から半年が経過してからアンロックされた要素も多いのだが、初めからそうしろと言わざるを得ない。
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スペシャルバトル関連。
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スペシャルバトルとは、特殊条件下での対戦に勝利していくという言わばクエストをこなしていくものだが、バランス調整を放棄したかのような凶悪な難易度を誇っている。
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しかもスペシャルバトルの完全制覇がユージーンを使用可能にする条件なので、お祭りゲーでありながら全キャラプレイする為にはこの理不尽なバトルを強制される。
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スペシャルバトルはインターネットからダウンロードして追加できる(「ダウンロードバトル」と称する)が、中には前述通りリアルマネーを支払わなければ(関連商品を購入など)ダウンロード出来ないものもあり、キャラの装備品含めてコンプリートを目指す所謂やり込み派のプレイヤーからは強い不満が出た。
BGM
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選曲にまで優遇不遇が及んでいる。藤島康介氏デザインの作品の曲は大量に用意されているにもかかわらず、いのまたむつみ氏デザインの作品からの曲は『デスティニー』『デスティニー2』を除き異様に少ない。また、『ラタトスク』『ハーツ』にいたってはわずか2曲とキャラの扱いに負けないほど格差が酷い。
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曲数内訳
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バーサスオリジナル
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12曲
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ファンタジア
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17曲
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デスティニー
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19曲
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エターニア
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5曲
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デスティニー2
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20曲
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シンフォニア
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9曲
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リバース
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4曲
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レジェンディア
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4曲
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アビス
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14曲
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イノセンス
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3曲
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ヴェスペリア
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18曲
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ハーツ
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2曲
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テンペスト
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5曲
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ラタトスクの騎士
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2曲
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藤島作品は4つ、いのまた作品は7つ、曲数はともに58…。
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曲のアレンジの評価は高い(後述)が、一部原曲からかけ離れすぎているものも散見され、そちらに関しては「やりすぎ」といった案配で否定的な意見も上がっている。
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『レジェンディア』の曲「12時の方向に進め」はサウンドテストで「待ち合わせは噴水広場で」と誤表記されてしまっている。
その他の問題点
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秘奥義の演出における問題。
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秘奥義を出すと途中でキャラのカットインが挿入されるのだが、挿入される絵は秘奥義の動きとまるで違う上に、4種類程度にパターン分けができてしまうほど個性がない。
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キャラによってはその絵がもはや阿波踊りか何かと見紛うほどだったりするが、その阿波踊りが唯一パターンに当てはまっていない、いわゆる優遇キャラのカットインとなっている。
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秘奥義の演出にしても近距離でやたらピカピカするエフェクトを見せられたりするだけのものがあったりするなど、動作が拙い上に目にも悪いというダブルパンチとなっている。
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おまけに、肝心の技も原作から簡略化されてしまっているキャラもいる。
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ミニゲーム「テイルズ オブ ウォールブレイカー」は前述したように『なりきりダンジョン2』を流用しているため、『エターニア』以前の作品はリッドを始めとする本編で不参戦のキャラも登場する一方、『デスティニー2』以降の作品のキャラは一切登場しない。
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ちなみに『なりきりダンジョン3』は『2』のグラフィックや戦闘システムを流用しており、また『デスティニー2』と『シンフォニア』が参戦している。何故こちらのを使わなかったのだろうか。
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OPムービー関連。
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今作のムービーはテイルズオブシリーズではお馴染みの「プロダクションI.G」が受け持ち、ほとんどのシリーズ作品で作画監督を務める松竹徳幸が監督も兼任しているのだが、今までのシリーズ作品から考えると信じられないほど、作画崩壊および質の劣化を起こしている。
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「ムービー中のキャラが一瞬別のキャラになっている(場面の切り替わりで変わった、というものではもちろん無い)」という管理態勢を疑いたくなる程のミスまで見られる(まさに一瞬である上に大部分が柱に隠されているので、よく見ても気づきにくいものではある)。当該シーンは「キャラが左に向かって疾走」というものだが、構図・背景ともにまったく同じ(キャラが違うだけ)であるため、絵を使い回し、その結果起こったものと思われる。
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提示された納品期間が短かった事、既に劇場版『ヴェスペリア』の制作が始まっていた事などが品質低下の原因とユーザーからは推測されている。ただし近年のプロダクションI.Gの作画はテイルズ以外でも質の低下が指摘されているため、それだけが原因と言い切れない部分もある。
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主題歌「Be your wings」も不評。
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アーティストグループ「GIRL NEXT DOOR」に対しても「歌に迫力もないし、やる気も感じられない」と好意的に見る意見がかなり少なく、加えて前述のメーカー主導の阿漕な商法のコマ(ファンクラブだったり主題歌CDだったり)であることも手伝って、余計に心証を悪くしている感もある。
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ロード時間が長く、回数も多い。
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特に戦闘前のロードは30秒ほどもかかる。
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しかもロードを短縮するデータインストール機能には非対応。
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他の多くのPSPテイルズも非対応だが、本作ほどロードは長くない。
評価点
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3D作品では初めて敵キャラを操作する事ができた事。
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2Dのエスコートタイトルや派生作品では敵側のキャラクターを使用できる作品も幾つか存在しているが、3D作品でダオス・バルバトスといった敵側キャラクターを使えるのは本作位のものであろう。
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偏ってはいるものの全作品から一通りキャラが出ており、一部作品からしかキャラが出ていないお祭りゲー『ファンダム Vol.2?』『いたストSPおよびポータブル』よりは人選が酷くない。
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参戦キャラ全員に秘奥義が導入された。特に原作において、2人で秘奥義を発動するためお祭りゲーで個人用秘奥義が用意されてこなかった『リバース』、そもそも秘奥義の存在しない『レジェンディア』のキャラでも秘奥義が使えるようになったのは大きい。
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そのため、『リバース』の主人公であるヴェイグの不参戦が余計に悔やまれる。ヴェイグの個人用秘奥義は4ヶ月後に発売した『グレイセス』で手に入れたのだが。
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キャラのパラメーターを自由にカスタマイズできるので「TP燃費のいいクレス」「硬いリオン」「素早いロイド」など本編での弱点をカバー出来るように作れる。
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BGMに関しては、クソゲーにありがちな「曲だけは良い」という要素に見事に当てはまっている。『マイソロ2』からの流用が大半だが、『レジェンディア』のBGMを手がけた椎名豪氏による歴代戦闘曲のアレンジの評価が高く、シリーズおなじみの桜庭統氏の新曲もある。
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またしてもセネルのスキット絵が書き直されているが、本作のセネルのスキット絵は中澤氏の絵に近く好評だった。後のお祭りゲー『マイソロ3』『ツインブレイヴ』でもこのスキット絵が登場している。
総評
阿漕な商法、社の看板タイトルであるシリーズのキャラの改悪や露骨な依怙贔屓、調整不足の戦闘システムなど、シリーズファンへの悪意がこれでもかと詰め込まれ、今まで発売されたシリーズのお祭りゲーでは最低レベルの作品となった。問題点は大量に上がり、評価出来る点はBGM程度。登場キャラの格差は優遇不遇の議論を呼び、ファン同士の争いを産むこととなった。
「似たコンセプトの『スマブラ』や『ディシディア ファイナルファンタジー』の人気に便乗して出しただけ」という誹りを受けても一切反論できないのが実に嘆かわしい。続編に関しても改善すべき点を論ずるレベルになく、それこそ「1から作り直すしかない」「むしろ出さないでくれた方がマシ」と本気で言われてしまう程である。
余談
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本Wikiにおいてはスタッフの発言およびゲーム内容から解る特定タイトルの過剰優遇、ゲームと関係の無いグッズを買わせようとするメーカー・関連企業の商法展開などを問題視し、一覧では長い間、企業問題ゲームに分類されていた。
だが、本作は最低限ゲームとしての体こそ成しているものの、それを差し引いても
酷すぎるシナリオ・長すぎるロード時間・崩壊したゲームバランス・上記のDLCを初めとするやりすぎな企業態度
などから、クソゲーの判定は免れようがないと結論づけられ、今に至る。
また、キャラの優遇不遇に関する記述が増えたために、一時期は1ページに不満点が書き切れず、3ページに分割されるという事態にもなった。
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ゲーム自体の評価には関係しないものの、ゲーム外における、主人公どころかパーティキャラすら参戦していない作品があるのに「主人公格は全員入れた」、偏った人選にもかかわらず「贔屓はしていない」など、実際のゲーム内容と矛盾するスタッフの発言も問題視された。
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また、発売前はテイルズスタジオによる製作と発表されていたが、蓋を開ければマトリックスが開発を受け持ち、テイルズスタジオは監修に留まるという形であったため、メーカーに対する不信感が一層強まることになった。
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マトリックスも開発力がない訳ではないが、PSPソフトの開発経験が一切無かったのが仇となって本作のロード時間やシステムなどに出てしまったと言えよう。
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現在は中古が溢れており、完全に価格崩壊を起こしている。
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これは新品の方にも言え、新たなワゴンの住人・投げ売りの定番ともなっている所さえある。
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ユーザーレビューサイト「PSP mk2」でもかなりの低評価を下されており、レビュアーの殆んどがこのページと同じような点を指摘している。
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信用度が落ちているファミ通のレビューでは、40点満点中32点(8、8、8、8)を獲得。キャラのカスタマイズ性が評価されているが、バランス調整がきつめであると指摘されている。
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PSPテイルズの中で、唯一ダウンロード版が配信されていない(2014年5月10日現在)。
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2ちゃんねるではあまりにも不満が多いために本スレが早々に落ちた上に葬式スレも打ち切りになってしまった。
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今作での反省を生かしたのか、2012年発売の『テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ』では『エクシリア』までのマザーシップ作品に『テンペスト』と『ラタトスクの騎士』を加えた計15作品からそれぞれ2人ずつ(+ボスキャラが『デスティニー2』、『レジェンディア』、『ヴェスペリア』から3人)が平等に出演しており、主人公は全員参戦している。シナリオも原作を尊重したものになっており、『ヴェスペリア』等はむしろ「原作でやって欲しかった」という意見もある程。
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しかし売上は初週約8万本、累計約11万本と本作は疎か『マイソロ1』の半分にも満たなかった。色々と問題点はある作品だが、本作の残した傷跡の深さも窺い知れる。