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ステッガー1 - (2016/12/03 (土) 13:53:41) の編集履歴(バックアップ)
ステッガー1
【すてっがーわん】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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アーケード
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発売元
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アフェーガ
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稼動開始日
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1998年
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判定
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クソゲー
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特徴
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古臭さ全開のグラフィックとBGM 得点は撃ち込み点とアイテムのみ ゲームバランスも滅茶苦茶 ある意味神ゲー?
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概要
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韓国製のシューティングを日本に輸出したという特殊な経歴を持つアーケード作。
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当時のシューティングと比べるのも可哀想な程劣ったゲーム性で、一部のカルトゲーマーにとっては神のような存在といわれる。アーケード界の『デスクリムゾン』と例えられる。
アイテムとシステム
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Pマーク。ショットのパワーアップ。最大4段階。
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Bマーク。ボンバーを1発補充。最大5発まで。
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小型飛行機。攻撃範囲の広い爆弾を落とすオプションをまとう。
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円盤。稲妻を前方に撃ち出すオプションをまとう。
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得点アイテム。地上物を破壊すると出現。表示では1,000点(実際は1,400点入る)。
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全8面構成でレバーで移動、ショットとボンバーの2ボタン制を採用している。
問題点
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1998年製なのだが、どう見ても80年製としか思えない古臭さ全開なグラフィックと音楽。グラフィックも汚く、アニメーションパターンも非常に少ない。
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タイトルBGMが『雷電II』のステージ1BGMのパクリ(セイブ開発に未許可で使用)。
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ゲームバランスは当然大味。同期のシューティングに比べ、敵の動きから攻撃パターンまで、とても90年代の商業ゲームとは思えない位香ばしい出来。当時出ていた『エスプレイド』や『スペースポリス』とは雲泥の差。
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選んだキャラの国旗がゲーム画面にでかでかと鎮座し、プレイの邪魔となってしまっている。
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何故か1Pと2Pで国籍が変わるがキャラクターは共通。韓国人であってもカナダ、イギリス人であっても日本といった感じ。
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画面上に1,000点と表示されているが、なぜか1,400点プラスされる得点アイテム、敵固有の点数が存在せずあるのは撃ち込み点のみ(しかも溜め撃ちやボムでは入らない)。
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「撃ち込み点のみ」という部分を、「上級者以外もハイスコアを狙えるかもしれない」と評価しようとする見方も有った。
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ゲームにあるべきストーリーがない。エンディングは何故かスタッフ全員の実写画像、スタッフロールの英語表記に誤字有り。
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ネームエントリーでアルファベットの「X」が存在しない、ネームエントリー終了用の「END」を入力すると「END」がそのまま一文字として認識される。
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制限時間がない。しかもレバー動かし続けてるとずっとこのネームエントリー画面が終わらない。
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過去にもこんな失敗をしたゲームがあるが、これを今になって持ち出すとは…。
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主人公レオナルドには溜め撃ちを画面を埋め尽くすほど連射できるバグ(溜め撃ちを撃った瞬間にショット連打すると可能)があり、ザコだろうがボスだろうが何もかも瞬殺可能という致命的な不具合までもある。
なお、参考動画(
その1 その2 その3 その4
)を元にして、溜め撃ちゲージの挙動が変と言われているが、これは動画に使用されたMAMEの不具合である。
評価点?
真っ当な長所はほとんど無いが、強いて言えば…
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見た者の心に強い印象を与え、出回りの悪さの割にネット上ではよく話題になっていた。ステッガー1リンク集も作られる程(現在は消滅)。
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何とかして褒めるべき所を見つけ出そうという気にさせてくれる。
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日本に対し露骨に悪い印象を持たせるような描写がほぼ無い(弱くすると同じ性能のイギリスまで侮辱してしまう為?)せいぜい、日本を選んだ時だけ自機スペックのデータがいくつか伏せられている程度。
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ネームエントリーにXが無いので、S●Xと入れられなくて済む。
総評
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アーケード界の誰得ゲーといっても過言では無いだろう。しかし何故、これを日本で発売しようとしたのか謎である。
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そのショボさを「韓国と言えばパソコン(MMORPG)先進国なのにアーケードでは何故こんな…」と驚く声も有った。
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ただしリンク集が作られる等クソゲーすぎて逆に愛された節すらある。「アーケード界の『デスクリムゾン』」とはよく言ったもの…かも知れない。
余談
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続編の『戦神』では金塊やコインを集めてステージクリア後にショットパワーやボム、1UPを買える要素が加わったが、基本的な部分はほぼ同様のかなり残念な内容である。