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ほしフル ~星藤学園天文同好会~ - (2014/10/01 (水) 20:41:02) の編集履歴(バックアップ)
ほしフル ~星藤学園天文同好会~
【ほしふる せいとうがくえんてんもんどうこうかい】
ジャンル
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ほしぞら学園恋愛ADV
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対応機種
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Windows 98SE~XP プレイステーション2
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発売・開発元
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【Win】F&C FC01 【PS2】Piacci
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発売日
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【Win】2007年9月28日 【PS2】2008年7月31日
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価格
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【Win】9,240円 【PS2】7,560円
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レーティング
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【Win】ソフ倫:
18歳未満禁止
【PS2】CERO:C(15才以上対象)
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分類
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クソゲー
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ポイント
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史上最悪の文字通りの
悪
友 絵師はパクリ、シナリオは電波 こんな出来でまさかの移植
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本作はWin版のみ18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。
あらすじ
主人公である月舘陽は従姉である楠原琴音に勉強を習い、進学校でもある私立星藤学園に合格する事ができた。
そして、合格した時に琴音に告白すると決めていた陽は、その日のうちに告白。だが、それは自分に対しての憧れであって、恋心ではないと言われて玉砕する事になる。
それから数ヶ月が経ち、季節が夏になっていた。陽もその頃には落ち込む事は無かったが、友人である海道惑の誘いから天文同好会に入り、琴音と接する機会が多いものの何事も無い平穏な日々を送っていた。
夏休みに入り、惑は琴音と付き合いたいから手伝ってくれと言われる陽。気分は複雑だったが、それを引き受けてしまう。だが、陽の周りでは様々な片思いの事情を知ってしまう。
そして、陽も色々な女の子と付き合うことが多くなり、陽の心も大きく揺れ動いていく……。
登場キャラクター
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クリックで開閉。軽いネタバレ含む。
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月舘 陽(あきら)
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主人公。特筆することがない地味な主人公。物語初っ端で下記琴音にフられている。
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惑(後述)のことを親友と思い込んでる菩薩のような人物である。しかし、記憶力は悪い。
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尚、ヒロインと漢字が被っているため、記述する際は「あきら」と明記する。
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楠原 琴音
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あきらの従姉。開始早々あきらをフった、一応優等生キャラ。
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フった割には結構あっさりしており、気にしてる様子が見受けられない(実は気にしているように見えるが、シナリオの問題で希薄になりがち)。
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恋人を10年近く放置プレイさせる隠れSである。
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高塚 水季
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ラクロス部に所属するあきらの友人。頭は悪いが努力はする子。
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お調子者でトラブルメーカーなのが祟って、彼女のルートは非常に辛い展開が目白押し。
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あきらと抱き合って泣き出すシーンは、
別の意味で
プレイヤーの涙腺を刺激してくれるだろう。
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星川 瑠歌
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どう見ても外人だが、両親は日本人。多分隔世遺伝か何かだろう(当然、本編でのフォローはない)。
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デレ→ツン→デレとローテーションを繰り返す、キャラが立ってないどころかコロコロ変わる。一応理由はあるが。
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彼女のシナリオは一番まとも。まともだけで、良いわけではないことを留意されたし。
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双葉 陽(ひなた)
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水季の親友で、同じくラクロス部に所属している。クールキャラだが、どこか抜けている。
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これだけなら特に問題ないのだが、水季ルートではまさかの立場で二人の前に立ち塞がる。
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もっとも、彼女の彼氏()が全部悪いのだが。
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鈴木 流史
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おっとりメガネ巨乳の天文学部。実は部長のことが好きで、思い切って告白するのだが…。
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癖がないシナリオなら彼女をオススメするが、失恋したものの傷の舐め合いにしか見えないため、要注意。
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海道 惑
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評価点
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瑠歌シナリオ
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全体的に著しく破綻しているシナリオの中で、本キャラルートはそれなりに評価されている。
もっとも、そこまで辿り着くまで彼女の態度に耐えられれば…だが。
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声優
問題点
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画面解像度
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ウィンドウモードでも1024x768を要求してくるので、そこまで対応していないPCだと
強制フルスクリーンモード
となる。
だからといって、画面が非常に綺麗かというとそうでもない。HDに対応(年代的に有り得ないが)しているわけでもないのに。
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全体的におかしいイラスト
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パースがおかしかったり、骨格が変だったり、どこか首を捻らざるをえない珍妙な構図。
気にしない人でも、おかしいと気づくレベル。というよりも立ち絵の時点で骨格が変(特に琴音)。
そもそも絵師が池上茜という、色々な意味で有名な方なので、その時点で嫌な予感がした人は賢明。
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全体的におかしいシナリオ
+
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ネタバレ含む。
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琴音ルートは所謂「恋仲になるがしばらくお別れ」エンドといったもの。しかし特に大きい理由がないというのに、あきらになんと
9年間
という長い放置プレイを強いる。
しかもお別れ→エンディング→9年後 ととびっとびに繋がるため、この間の描写が一切ない。
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評価点である瑠歌シナリオも、瑠歌の態度が豹変する様は物議を醸し出した。その掘り下げも充分ではない。
具体的に書くと「当初は人懐こい少女」→「あきらとの確執を知ると
憎悪を撒き散らかす正真正銘のヒステリック少女になる
」→「なんだかんだ和解してエンディングでは子持ち」。 ただ、この流れがあるからこそ瑠歌シナリオが良いという評価も可能。とにかく心に来るシナリオで、好き嫌いが分かれるのは仕方ないと思われる。
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水季のイジメに加担したキャラが、エンディングで何のお咎めもなく出張る。いつ許したんだよ。
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惑のどこに惚れたかよくわからない陽。寂しがっているから放っておけない、という理由があるが、彼は事あるごとにあきら等にケンカをふっかけてくる小物DQNである。
水季ルートではお似合いのDQNカップルになるけど。 そもそも、
攻略可能なヒロインが悪友キャラに靡く
という演出自体が異端。半NTR扱い。
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最低な悪友キャラ、惑
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HPでは「義理人情深い親友」とのことだが…。
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事あるごとに自らの低身を理由に
ケンカや言いがかりをふっかけてきて
、琴音にフられた腹いせに
レイプ紛いの行為をしでかし
、
それを止めに入ったあきらに
暴行を加えて
、それなりに仲が良かった水季に対して、大した理由もなく
イジメに加担
し、更に水季の親友であり、彼女()である陽にも
それを強要させ
、 挙句の果てに惑を慕っている陽に
ぞんざいすぎる態度で、ほとんど奴隷のような扱い
をし、一方的に
フった
…。 と、「
義理人情深い親友
という設定とは何だったのか」とメーカーに訊きたくなること請け合い。一応、瑠歌シナリオではそれに準拠したキャラになっている。ライターが複数だったのが原因か。
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総評
シナリオは電波、イラストは不自然、キャラは最悪と、ADVとして褒めれる箇所が破綻してしまっている。
また、一部のルートでは生々しい凄惨な現実を垣間見てしまうため、不愉快な気分になること間違いない。
ヒールキャラ(小物)が好きで、陰惨なシーンが好きという物好きにはいいかもしれない。