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Custer's Revenge - (2014/03/30 (日) 14:44:19) の編集履歴(バックアップ)
Custer's Revenge
【かすたーず りべんじ】
ジャンル
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?
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※パッケージに不適切な表現があるため一部修正しています。
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対応機種
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ATARI2600
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発売元
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Mystique
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発売日
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1982年8月13日
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分類
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クソゲー
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ポイント
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仕様がクソ PTA・インディアン団体に喧嘩を売るが如きゲーム まさに誰得 北米版クソゲーワースト3位(参考)
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WARNING!!!!!!!
本作はエロ要素のあるゲームです。
概要
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史上初の家庭用ゲーム機用エロゲーとでも言えばいいか。
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なお「史上初のアダルトソフト」になると、1981年の「Softporn Adventure」(AppleII用)が一番最初らしい。
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こちらはショボいテキストアドベンチャーだが、それでも抗議が殺到したとか何とか。
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日本においては、82年に出された光栄マイコンシステム(現コーエーテクモゲームス)のマイコンソフト「ナイトライフ」が一番最初と言われる。ただし、これは「性生活支援ソフト」でゲームでは無い。
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題名の「カスター(Custer)」とは、南北戦争とインディアン戦争で活躍したアームストロング・カスター中佐のこと。カスター将軍とも呼ばれるが、これは戦争中に戦時特例で一時的に将軍位を与えられたためであり、南北戦争終了後は若輩なのを理由に将軍位を解かれている。が、インディアン戦争が始まると名誉将軍へと返り咲いた。
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北軍(黒人奴隷解放派)として南北戦争で活躍した人物だが、戦後は紆余曲折もあって当時の政権の方針に従いインディアン(ネイティブアメリカン)虐殺を繰り返した。しかし部族同盟軍の逆襲によりリトルビッグホーンの戦いで戦死した。
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遺族共々マスコミを上手く利用したので当時は英雄扱いされていたが、現在はネイティブアメリカン虐殺などの行いが問題視され評判が割れている。
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ただし、あくまでも当時のアメリカ政府の方針に従ったものであり、彼だけが悪かったわけではない点には注意。当時は白人の多くが「良いインディアンは死んだインディアン」と考えていた。
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近年では映画『ナイトミュージアム2』に登場していたので、知っている人も多いだろう。
ゲームの内容
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「
(おそらく全裸の)人型のドットを空から降ってくる槍を避けながら進ませて、画面端にいる(おそらく全裸の)女性のドットを
自主規制
する」というもの。「回数」が得点になる。
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槍は落ちてくる途中で消えるため、あとは推測して避けなくてはならない。
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一応槍を避けるというゲーム性はあるが、ATARI製ソフトの中では断然ゲーム性に乏しい。
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もう少し有名なゲームで例えるなら、前年に日本で発売された任天堂ゲーム&ウォッチの『ヘルメット』・『オクトパス』あたりを思いきり劣化させた感じである。
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スクロールもしないし、キャラクターに顔がほとんど無い。
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というかそもそも、わずか十数ドットで描かれた「自称」人間はちっとも性的に見えない。
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そのくせ、カスターのアソコだけはきちんと描写されている。しかも勃つ。槍に当たるとアソコがしぼむ。何なんだ。
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文字通りの「誰得」ゲームである。
本作の反響
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このソフト、子どもが誤って買うことがないよう、皮製のケースに収められ、店のカウンターの奥でひっそり売られていたという。しかし内容があまりにもアレだったため、このように人目に触れない販売形態をとっていても、女性団体・人権団体・教育委員会とありとあらゆる団体から非難を浴びた。
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「インディアンを侮辱し、女性達を侮辱し、親たちを侮辱し、子供達は言わずもがな、俺も同じ気分だ。くだらないゲームだからな」とはAVGNの言であるが、まさにそんな感じのゲームだから当然と言えよう。
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この調子ではATARI社そのものも侮辱していると言える。
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こんなソフトだが、話題性も手伝ってか全米で8万本売れた。
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過剰な反対運動が、却ってそのゲームに似つかわしくない売り上げを与えてしまうのは、どこの国も同じ。
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当時のATARIは「ソフトがあればあるほどいい」と制限やプロテクトを設けなかったためソフト会社が乱立し、このようなアレなゲームが多く産み出された。
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本ゲームを制作したMystiqueも『Kaboom!』や『ブレイクアウト』といった名作ゲームのキャラを男と女に変えただけのゲームを乱造して荒稼ぎしていた。
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このような粗製乱造のソフトを黙認していたことが(それだけが原因ではないにしろ)、やがて「アタリショック」を引き起こすこととなる。
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当のアメリカ人も、このゲームにはさすがにガマンがならなかった様で、今でもE.T. The Extra-Terrestrial、Pac-man(ATARI2600)と並んで史上最悪のゲームランキングの上位に食い込む。
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上記のとおり、北米版クソゲーワースト3位にもなっている。
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というかこの三作で「ATARI2600三大クソゲー」とでも言うべき確固たる地位を築いている。
尤も、他にもショボイゲームは正直いくらでもある訳だが。
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かのAVGNでもepisode 32「Atari Porn」で紹介され、ロルフも流石に怒るを通り越してただただ呆れていた。
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こういったソフトの系譜はやがて「非公認ソフト」として裏で生き続けることになる。
外部リンク
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Wikipedia英語、日本語
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動画を見てみればいいが、はっきり言ってなんでこんなゲームを作ってしまったのか理解に苦しむ。