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Hotel MARIO - (2016/08/09 (火) 11:21:29) の編集履歴(バックアップ)
Hotel MARIO
【ほてる まりお】
ジャンル
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パズルアクション
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対応機種
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CD-i
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発売元
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フィリップス インタラクティブメディア
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開発元
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フィリップス ファンタジーファクトリー
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発売日
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1994年4月5日(※日本未発売)
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判定
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クソゲー
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黒歴史
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ポイント
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海外における史上最悪のクソマリオ ショボすぎるゲーム内容 作画の酷いアニメーションムービー
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マリオシリーズ・関連作品リンク
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概要
フィリップスが任天堂の許諾を得てアメリカで製作・発売した、マリオシリーズの外伝作品。
対応ハードは世界で4番目に売れていない「CD-i」。そんな状況だったため本作も海外限定で、日本では発売されていない。
海外のゲームサイトでは、しばしば「史上最悪のマリオゲーム」として紹介されることが多い。
問題点
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「ピーチ姫がクッパによってホテルに連れ去られたため、マリオとルイージが助けに行く」という怪しい雰囲気満載のストーリー
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ステージとなるホテルも木の中にあったり雲の上だったりと、ホテルと設定する必要性をまるで感じさせない代物。尤も、ホテルを舞台にする時点でそもそも間違えているのだが…。
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ところどころキャラクターとの会話やボス戦後にアニメーションムービーが挿入されるのだが、このアニメの質がおぞましいほどに低い。
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マリオが本家以上に太って見えたり、演出がショボかったり、ピーチ姫がさらわれてもマリオ達が冷静すぎて緊張感が全くなかったり、ピーチ姫がブサイクだったりといろいろ酷い。
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肝心のゲームシステムは、敵をかわしつつホテルのドアを全部閉めるとクリアとなり、次のステージへと進む。…というまるでファミコン初期時代に逆戻りしたようなショボさ。
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しかも早く全て閉めないと閉じたドアがまた開いて何度も敵が出てくる。
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攻撃手段はおなじみのジャンプだが、敵を踏んづけた後のバウンドでなぜか上階の敵に接触してミスになってしまうことが珍しくない。そうでなくてもタイミング次第で上の敵に接触してしまうこともある。
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上下の移動手段には矢印が書かれたドアを利用するのだが、入るには矢印に関わらず↑で入り、↓で出る。それだけならまだいいのだが、たまにドアの繋がり方が無茶苦茶なときがある。
評価点
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敵キャラのバリエーションはいい。ハナチャンやカロンなど、ザコキャラのバリエーションは無駄に豊富。ボスとしてコクッパ7人衆も全員登場している。
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致命的なバグなどはなく、システムの不備とショボさとを我慢すればそこそこ遊べる。
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もっとも、ゲーム自体が低クオリティかつ単調なため、すぐに飽きてしまうかもしれないが。
総評
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酷いアニメーションムービー、アレなストーリー、単調なゲーム…と、外注とはいえ任天堂のゲームシリーズでも屈指の低水準。
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日本での発売は一切無く、超マイナーハードでリリースされたソフトゆえに、日本での知名度はあまり高くない。
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しかし、海外ではやはりこれもネタとして有名。特にOPムービーでのマリオとルイージのやりとりが有名である。
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作画の酷いアニメムービーも、ネタとして見ればシュールで面白く、別の意味で人気が高い。
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当たり前ではあるが公式の「スーパーマリオ」系列からは外されている。
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参考動画
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ゲーム中のアニメムービー
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プレイ動画
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余談
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今作とは関係ないが『HOTEL MARIO』というホテルは実在し、ググると割と上位でヒットしていた。どうやら大人が『ご休憩』するためのホテルのようだ……。
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2008年にAVGNことジェームズ・ロルフ氏が本作をCD-i本体と共にレビュー。本作に関して一応「やりがいはある」「最悪ではない」と称しつつも、クオリティの低さを批判していた。
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後にフィリップスは、Wiiリモコンのコントロールシステムが自社の特許を侵害したとして裁判を起こしている。関係が拗れた為、誰か望んでいるのかはともかく、今後の配信・移植等は絶望的だろう。