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【どらごんばすたーつー やみのふういん】
時は前作『ドラゴンバスター』におけるクロービスの活躍以前の話。キングドラゴンに盗まれた剣を取り戻すために、主人公カールが弓矢をもって戦いに挑む。
主人公カールはマップ上に配置されている洞窟、廃墟、森といったダンジョンを踏破し、ドラゴン山に棲むドラゴンを倒すのが目的。
トップビューのアクションゲームであり、前作とは完全に別物の内容となっている。全6面。
ファミコン後期の作品としては悪い意味で簡素に過ぎた。
プレイヤーは無音のダンジョンをひたすら歩きつつ、時々出てくる敵を見つけたら遠目から単発でしか撃てない弓矢でチマチマと攻撃する、というだけ。
反射神経などは不要だが、反面矢の温存が重要なので基本的に無駄撃ちは出来ず、慎重というか地味なプレイになる。
加えてアクションゲームとしてはギミックや変化に乏しい。
壁に矢を当てる事で跳弾を利用し敵に当てるといったテクニックもあるが(当時の雑誌などでも強調されていた)、実際のところは無理に使わない方が楽な場面の方が多い。
何よりも、本作にはダンジョン内でのBGMが無い。
マップ上には森、湖、谷、柵、砂漠といったプレイヤーの行方を阻む障害物があり、それぞれ斧、ボート、はしご、ハンマー、ラクダといったアイテムがあれば通過出来るが、こういう障害物及び通過アイテムを無駄に増やす前に作り込む所があるだろうと言いたくなる。
パスワードコンティニューは存在するが、必ず矢の所持本数は10本から始まるため、敵の耐久力が上がる後半面でコンティニューした所でクリアするのは難しい。
『ドラゴンバスター』の続編ではなく1アクションゲームと見ても出来は悪い。とはいえ、破綻しているところはなくせいぜい駄作止まりといったところ。当時の雑誌紹介でも最初から別物として扱われていた為、ガッカリゲーとしても弱い。