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ドラゴンバスターII 闇の封印 - (2015/04/04 (土) 11:29:48) の編集履歴(バックアップ)
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ドラゴンバスターII 闇の封印
【どらごんばすたーつー やみのふういん】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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発売元
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ナムコ
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開発元
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トーセ
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発売日
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1989年4月27日
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概要
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時代設定は前作『ドラゴンバスター』で活躍したクロービス以前の話、キングドラゴンに盗まれた剣を取り戻すために、主人公カールが弓矢をもって戦いに挑む…という設定のトップビューのアクションゲーム。
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前作とは完全に別物の内容となっている。
システム
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概要にあるようにトップビューアクションゲーム。
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全体マップがあり、マップ上には洞窟、廃墟、塔といったダンジョンが点在している。それを踏破しつつ、各面のドラゴンがいる最終ダンジョンを目指す。
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マップ上には他に、森、砂漠、柵、湖などといった障害があり、主人公の行く手を阻む。これらを突破するアイテムは、特定のダンジョンをクリアする事で手に入る。
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全6面。
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ダンジョン内は先が見えない構造になっており、進んで行くことで段々と先が見えて来る。一度通った場所は、全て明らかになっている。
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攻撃は弓だけ。矢は壁に当たると跳弾する。
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矢の数は有限。ダンジョン内に落ちているものを拾って、補う事となる。
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ダンジョンにはモンスターがいるが、姿が見えなくても攻撃してくる。逆にこちら側からの攻撃も可能。
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ダンジョンには各種アイテムを落とす、中ボス的存在のルームガーターがいる。ダンジョンをクリアするキーアイテムも、このモンスターが持っている。近づくと、「バオー、バオー」という警告音(鳴き声?)がするので、存在を察する事ができる。
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各面のラスボスにはドラゴンがいる。ドラゴンには弱点があり、そこを攻撃すると早く倒せる。
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ダンジョンクリアには時間制限がある。制限時間を突破すると、ワイルダーというムカデのモンスターが足元から大量に襲ってくる。
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一部のダンジョンに妖精がおり、四匹集めると残機が一つ増える。
問題点
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単調なゲーム性。
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前作にあった魔法、技はなくなり、攻撃手段が矢を放つのみとなった。おかげで、敵をチマチマと撃っていくだけとなる。雑魚モンスターは面が進むと変わっていくが、対応方法はほぼ同じ。ルームガーターに対しても、どんな相手だろうが似たような戦い方となる。
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矢は跳弾するが、これが役に立つことはほとんどない。
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各種アイテムも、弾数、効果時間が限られ、申し訳程度の意味しかない。そもそも種類が少ない。
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各ダンジョンは絵柄や通路の違いはあるが、ギミックがほとんどなく、差が感じられない。
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また、ダンジョンはそう広くはないのだが、ループ状になっており迷いやすい。
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マップの障害も、森や砂漠、湖と見た目は変わっているのだが、やる事は結局、キーアイテムをダンジョンから取って来て使うだけと、実質的には代り映えしない。
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BGMがダンジョンではない。
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効果音しか音はない。あえて言うなら、「テコテコテコテコ」という主人公の歩行音がBGM代わりか。
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セーブ後再開すると、面最初に戻され、せっかく増やした矢、クリアしたダンジョンも、全て初期状態に戻ってしまう。
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面のスタート時の状況によっては、矢も手に入りにくくなっていくので、後半でのセーブは難易度をかなり上げる事になる。
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逆にセーブしないでいくと、アクションゲームとしてはプレイ時間がかなり掛かることに。
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デモ画面で表示される言葉は全て英語。日本語はタイトルの副題だけ。別に海外産のものを、ローカライズした訳ではない。
評価点
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ダンジョンは先が見えないため、慎重さを要求されるホラーゲーム的な要素がある。ルームガーターの警告音も、いい効果を出している。
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面クリアデモは、ファミコンにしては、遠近感を上手く表現した悪くない画像。
総評
とにかく単調なゲーム。山のようにある似たようなダンジョンで、似たような戦いをひたすら繰り返すだけのゲームになってしまっている。セーブをすると難易度が跳ね上がるため、続けざるを得ないという点も、このゲームの単調さを強めている。ホラーゲーム的な要素は悪くないのだが、それしかないのでは、さすがに飽る。
ゲームとして破綻している訳ではないのだが、面白いと思える部分も乏しい。純粋につまらないゲーム。