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バトルガレッガ - (2016/12/17 (土) 16:26:06) の編集履歴(バックアップ)


バトルガレッガ

【ばとるがれっが】

ジャンル シューティング
高解像度で見る 裏を見る
対応機種 アーケード
販売元 エイティング
開発元 ライジング
稼働開始日 1996年2月
判定 良作


ストーリー

 田舎町で工場を営んでいたウェイン兄弟。非凡な才能を持った彼等は、連邦国家に兵器開発主任として抜擢された。競うように、無邪気に開発を進めていった二人だったが、自分達の作り上げてきた航空機が大陸を蹂躙する破壊兵器として使われていた事に気づき絶望する。彼等は開発中の戦闘機4機を持ち出し逃走。自らが犯した罪を償うかの如く、大陸最強の連邦国家に対し、たった二人の造反が始まった。

概要

  • 体裁は一般的な縦STG(後述)。パワーアップアイテムを取る事で自機のメインショットがパワーアップし、オプションアイテムを取る毎に子機を1機ずつ増やす事が出来る(全機体共通で最大4機)。
  • 子機は弾消し効果の無い攻撃補佐用。フォーメーションボタンを押す事で様々な角度に攻撃する事が可能。さらに一定の条件を満たす事で、隠しフォーメーションに切り替える事もできる。
  • ボムは本作では「スペシャルウェポン」(以降ウェポン)と称される。ウェポンのシステムは一風変わっており、小ウェポンアイテムを一定数集めると1発分がストックされ使用可能になるが、1発分に満たなくても所持しているありったけの弾丸を使ってウェポンを使う事ができる。その場合、ウェポンの効果は個数分に相応の持続時間と威力になる。
    • 極端な場合では、小ウェポン1個を取って発射、すぐ1個を取って発射…と連発することも可能で、スコア稼ぎのためにそのような行為が実際に行われることもある。
  • 自機の喰らい判定は発売当時までのシューティングとしてはかなり珍しいことにコクピット付近の非常に小さな範囲のみ。一見敵の攻撃は熾烈だが、スイスイと回避できる。
    • 自機を選択したときに押したボタンにより性能が変化し、それぞれ専用のカラーリングと名前が用意されている。特に「装甲強化型」とされている機体は当たり判定が更に小さくなる。当然今作の激しい攻撃を避けるためには優位なのだが、アイテム取得判定と当たり判定が共通なため、アイテムを取りにくいとあえて装甲強化型を使わないプレーヤーもいる。
  • 隠しコマンドを入力すると、エイティング/ライジングの過去作品『魔法大作戦』からのゲストキャラクターが使えるようになる。

長所

  • 「さんたるる」こと並木学氏が担当したサウンドが好評を博している。NMKからライジング移籍後最初の音響担当作品でもある。クオリティが大変高く、SEは破壊の爽快感を小気味よく演出しているし、STGの新しい時代を感じさせるテクノ調のBGMも秀逸。
    • 特にステージBGMは画面の重厚さに反して明るい曲が多いが、皆評価が高く、個人の好みで評価が分かれる曲はあっても「捨て曲(明らかに出来の低い曲)」は一曲もないと言って良い。
    • ステージ1で流れ、物悲しくもストーリーとマッチした曲「Fly To The Leaden Sky」(鈍色の空へ飛ぶ)、続くステージ2の「Underwater Rampart」など、どれもこれも耳に残る名曲ばかり。ついつい先の面の曲を聴きたくて、ガレッガにハマりこんだ人も決して少なくない。
    • 曲はデトロイトテクノ、ドラムンベースやロッテルダムテクノ(ガバ)に分類されるもので、当時の日本のゲーマー層には耳慣れない目新しいものだった。人気の高い2面のBGMもデトロイトテクノにジャズの手法を持ち込んだアメリカの「UR」ことアンダーグラウンド・レジスタンスの名曲「Jupiter Jazz」のオマージュ。ゲームミュージックの世界に、そういった新しい風を吹き込んだ功績も大きい。
    • 実は音源が非常にプアだった*1中、これだけの物を作り上げたというのも賞賛に値する。
  • ドットの書き込みは背景・キャラクターともに非常に細かく、第一次世界大戦レベルのスチームパンクな世界観とあわせて大変美しい。
    • そしてBGM同様グラフィックス系も非常にプアな環境で、スプライトの回転機能すら持っていなかった。それでも回したグラフィックを上手くアニメーションさせることでスムーズな動きを実現させた1ボス背面砲台(通称ドリーム砲)や、グルグル回り続ける2ボス、有機的な腕の動きを見せる6ボス等プログラムと書き込みは見事。
  • 終盤のボス「ブラックハート」及び「ブラックハートMk2」の圧倒的存在感。多Way高速弾の超連射を左右に振り、その合い間を避けさせる攻撃(通称・ワインダー)は多くのシューターに衝撃を与えた。その結果「銀河一後方に強い戦闘機」という名誉だか不名誉だか解らない称号が与えられ、カリスマ的ボスとして伝説と化した。
    • 戦闘中に流れる空中ボス共通曲「Stab and Stomp!」と併せて人気も高く、シューティング界では火蜂などと並ぶ人気ボスである。
  • ラスボス「グロウスクィード」は前座のMk2に比べて陰が薄いとも言われているが、ガバ調の異様に激しい専用BGM「Erupter」、最終形態の「脱出ポッドらしきものが滅茶苦茶な軌道で超高速で飛び回り、狂ったように攻撃をまき散らす」というクレイジーな姿はやはりインパクト大。
    • グロウスクイードは純粋な連射攻撃とランダム要素が非常に多いため、本作中最もランクの影響を受けるボスでもある。ある意味本作の集大成とも言える存在。
      • あまり知られていないが、スコアラーの極まったプレイなどでランクが非常に高い場合、Mk2が赤子同然にも見えるほど攻撃が激しくなる。
      • ラスボスだけあってタイムオーバーになっても、他のボスとは違い即帰宅せず*2自機の位置をサーチして超高速で弾をばら撒きながら体当たりし続けてくる。速攻で倒さないと、待っているのはゲームオーバーのみ*3*4
    • ボス最終形態の性能・音楽ともに本作メインプログラマー矢川忍の過去作品『サマーカーニバル'92 烈火』のラスボスとほぼ同様である。
      • 最終形態以外の見た目は、エイティング/ライジングの過去作品『疾風魔法大作戦』の自機のなかの1キャラであるキックル&レイクル搭乗機であるソーサーストライカーにそっくりだったりする。
  • 得点稼ぎの部分が非常に凝って作られている。以下が代表的なもの。
    • 得点アイテムの勲章は100点だが、画面内から落とさずに取り続けると点数が上昇し、最大で1個10000点になる。ただし1個でも落とすと100点に戻るばかりかランクも上がりやすくなるので、敵弾をかいくぐりながらの勲章集めが非常に熱い。
    • ウェポンで破壊すると高得点となる敵がいたり、ウェポンでのみ破壊できる背景オブジェクトからも勲章が出て来たりする。ランクの都合に加え死ぬとウェポンがある程度補充される仕様もあり、それを目的に稼ぎ場所の前で自爆することも多い。
      • 最も代表的なものが2面において一気に100万点~300万点ほどの莫大なスコアを一気に稼げる最大のボーナスエリア「鳥」。2ボスも機体によってはウェポン1発で100万点入る。
    • ボスが多くのパーツで構成されている。当然、これも重要な得点源。
    • そしてこの得点稼ぎフィーチャーの多さは、後述する本作ならではの特徴にも密接に関わってくる。最たる例として、撃ちこみ点は「ランク」に比例して上昇していく

賛否両論点

  • 本作を「ランクゲー」たらしめる極端な難易度上昇システム。
    • 一般的なシューティングゲームがそうであるように、パワーアップなどに応じて難易度が上昇していく「ランク」というシステムが本作にも搭載されているが、その上がり幅があまりにも極端すぎ、かつ比較的簡単にランクが上昇してしまう条件のせいで、稼働当初は普通にプレイしていてもクリア不可能とまで言われていたほど*5
      • ランクが上昇した時の6面以降の難易度は絶望的。6面は前半の大型機ラッシュ、後半のレーザー砲台+ザコ戦車ラッシュとただでさえ難所が多いのだが、そこに難易度上昇が絡むと敵は硬くなるし弾は増えるしで地獄絵図と化す。
    • その後、アイテムを取らずに最低限のパワーアップを行う、ショットも連射せず必要なだけ撃つとランク上昇が抑えられる、死ぬとランクが下がる&残機がギリギリになる程下がり方が激しくなるなどの要素が発見された事で、本作のゲームクリアが達成され始めると状況は一変。攻略可能なランクに調整するために自主的に縛りプレイを行うことで攻略していくゲームという認識がされていった。
      • アイテムキャリアの類は無く、空中のザコ敵を何体か破壊する毎=高頻度でパワーアップアイテムが出現するため、ランクを無闇に上げないためには、落としてくるパワーアップアイテムをも避けなければならない。
      • 「ギリギリの環境でプレイするゲーム」と割り切れるなら、途端にこの短所は「スリルを与える最高の要素」と言う長所に化けてしまう。そのため、この作品の評価は縛りプレイ好きか、破壊感重視なゲーマー・たしなみ程度にシューティングをやるプレイヤーなどで極端にバラバラになる。
    • デフォルトのエクステンド設定は100万点ごとに1UPと、数多いスコアフィーチャーと比べると緩めとなっている。
      稼ぎプレイにおいては爆発的に上昇していくランクに対抗するため、スコアエクステンドで潤沢に手に入っていく残機を即自殺させることでランク調整に使うという攻略法が考案される。
      • こうして生まれたランクを下げすぎると打ち込み点が稼げず、逆に上がりすぎるとクリア出来なくなる…という「稼ぎと難易度の絶妙な相互関係」がシューターに大ウケ、本作を傑作たらしめる要素とも言われている。
      • と、ここまで書くと「絶対稼ぎ&自爆プレイしなきゃクリアできないの?」と思うかもしれないが、イメージとは裏腹にノーミスノーボムクリアも実は比較的簡単に可能。パワーアップしなくても攻撃力が高い機体(4号機やミヤモト)を使い、必要最低限のアイテムを取得しショットも必要最低限の発射のみで進めば、道中の難易度はそこまで高くならない。スコアはある程度度外視することになるが、ボスも弱点のみを攻撃することで十分破壊可能。
+ 余談。本作のランクシステムについて
  • 難易度が上昇する条件:基本的に移動以外の自機が生き残る為の行動ほぼ全てが蓄積してランク上昇に繋がる。
    • 時間経過
      • 本作には「ショットを一定の速度で連射すると、以後ボタンを押しっぱなしにするとその連射速度が維持される」というシステムがあるが、この最高連射速度が速いほど時間経過によるランク増加量も上昇する。なお一度速くなった連射速度を遅くすることはそのプレイ中では不可能。
    • ショットを撃つ
      • 一部の機体(2号機、4号機、ガインのオプション)が持つ貫通弾や、ミヤモトのオプションの爆発弾といった威力が高いショットは、撃つだけで上がるランクの量が大きい。
    • ボムを撃つ
      • 大ウェポンが一発溜まっていない状態でボムを使ってしまった場合でも同様に増加する。
    • アイテムを取る(種類を問わず)
      • 限界までパワーアップしている状態でパワーアップアイテムを取った場合、普通に取るより更にランクが上昇する。
      • 得点が入る勲章アイテムは、育ってない状態の方がランク上昇量が大きい。(=一度落とすとランク的にも少しきつくなる)
      • ショットとウェポンは大アイテムと小アイテムがあるが、大を取ってレベルアップした時より、小を取ってレベルアップしたほうがランクの上昇が激しい。
    • 弾封じ
      • 接触判定のない地上判定の敵に重なることで攻撃を封じるというシステムがあるが、それにより止めた弾の分だけランクが増加する。
    • オプションの特殊フォーメーション発動(ワイド除く)
  • 難易度が低下する条件:ミス(敵弾・敵への接触による残機の減少)
    • ランクの減少率は、残機数に反比例して大きくなる。
      つまり自機数を多くストックしておくことは、ミスしてもランクが減少しにくいというデメリットを抱えることになる。

短所

  • 敵弾が背景に混じって非常に見難い。一番小さい弾は銃弾型なのだが、細い上に茶色だったり灰色だったりするせいで、敵の破片かと間違えやすい。
    • 特に1面は最も見づらく、機体によっては茶色い背景・茶色い敵・茶色い敵弾・茶色い煙・茶色い自機・茶色いオプション・茶色いショット・茶色いアイテムと、うんざりするほど茶色づくし。
    • SS移殖版や後述のRev2016では明るく分かりやすい色の敵弾へ種類を変更する事もオプションで可能に。かなり見やすくなっている。
      • SS版の敵弾変更は、海外の一部地域でのみひっそり発売されているバージョン『バトルガレッガ TYPE-2』に準拠。SS版は実質的にTYPE-2のグラフィックも同時収録している事になる*6
    • 続編の『バトライダー』では、ほぼ全ての敵弾が明るい色で輝き非常に見やすく改善されている。
  • 隠しコマンドを入力せずに選べる通常機体4機が、4号機を除いて弱めの調整。慣れないうちは機体選択の幅が狭め。
  • 自殺が推奨されるゲームシステム。前述の通り、上昇したゲームランクを下げるために「稼いで、エクステンドして、死んでランクを下げる」の流れを繰り返すのだが、クリアするために「自ら死ぬ」という事に抵抗感のあるプレイヤーが少なくない。
  • スコアは7桁までだが、前述のとおり1000万点以上の得点も記録されていく。プレイ中は1000万の位が存在せず100万点の位がアルファベットに突入するというやや分かりにくい表示仕様。
    • 900万点の次は「A00万」、その次は「B00万」という風にカウントしていく。現状達成されているハイスコア・2000万台の場合は「K00万*7」。100万エブリが基本という点では分かりやすくはあるが…。
      • この表示方式はどういうわけか矢川氏が手掛けた『鋳薔薇』(AMI/ケイブ)にも導入されている。
      • また、ランキング画面ではさらに表示ルールが異なるため、100万点の位に表示される記号の順番を覚えていないと何点なのかが判別できない*8
      • 余談だが、後述する永パにより63999990点でカンストする事が一応確認されている。

総評

シューティングを語る上で欠かす事の出来ない名作と誉れ高いが、そのユニークなゲームシステムと要求される知識量が多いゆえに永久に賛否が分かれるであろう作品。しかし難易度上昇を抜きにして見ると、グラフィックもサウンドもクオリティが高く、そこそこのシューターであれば5面までは安定して進める。
ちなみに、このゲームに触発されたケイブのスタッフが製作したのが、かの『怒首領蜂』である。そのため、弾幕シューティングの祖と言われることもあり、良くも悪くもシューティング界に大きな影響を及ぼした作品であると言える。


移殖

  • 長らく本作の正式移植はSSのみだった。しかも出回りが少ないので値割れがほとんどされておらず、販売店によっては定価を上回る場合も。処理落ちのかかり方が弱いので、オリジナル版より難易度が上がっている。
    • 隠しオプションで無敵化出来たり、スーパープレーのリプレイを再生することが可能。CD-DA再生のアレンジBGMも搭載されている。
  • 2016年12月15日、PS4に「バトルガレッガ Rev.2016」として、ガレッガ20thアニバーサリーイヤーに移植された。移植担当は現在並木学氏が所属している株式会社M2*9

余談

  • ガレッガ以前のSTGは誘導弾等の特殊攻撃が主になりつつあった中、ガレッガは基本的にまっすぐ飛ぶ銃弾が敵味方ともに主力である。
    • ゲーメスト誌のインタビューにて、怒首領蜂ディレクターのIKD氏は本作のランク上昇時の無茶苦茶な敵の攻撃について「こんなにも単純にまっすぐ飛んでくる弾をよけるのがむちゃくちゃ面白いとは」と語った。
  • 続編の『アームドポリス バトライダー?』の隠し自機として本作の通常機体が16機種全てゲスト出演を果たしている(時間切れorABC同時押し決定の機体は、スタートボタン決定で出現)。
    • また、隠しボスとしてブラックハート・ブラックハートMK2・グロウスクイードもゲスト出演。戦闘曲として本作の人気曲「Stab and Stomp!」のアレンジ版である「Stab And Stomp!」が使用されている(Aは大文字)。ハンドクラップが多用されるなどバトライダーらしいライトさを兼ねた良アレンジなので、機会があればぜひ聴き比べてみてほしい。
  • 本作のゲーム内容は『ガンフロンティア』および『サマーカーニバル'92 烈火』を強く意識しており、これらへのオマージュが垣間見られる。
    • 針状弾・「集めるボム」というアイディア・特定の地形にボムを撃つことで変化やボーナスが発生するギミック・主人公機である1号機のボム「方向指定が可能な絨毯爆撃」は全てガンフロンティアでも見られたもの。
    • 一方、最終ボスの攻撃パターンとクレイジーなBGM・オプションのフォーメーション・大量のパワーアップアイテムを時に「避けさせる」というゲームデザインは烈火に近い。
      • 本作のメインプログラマーである矢川忍は烈火のプログラマーでもある。また、BGMを担当した並木学も烈火へのリスペクトを込めて本作に参加していたとのこと。本作のタイトル自体も「RECCA」とかけたものだという説もある。
  • 新声社から「ゲーメストビデオ」シリーズで攻略ビデオが発売された事がある。この時はカプコン・ネオジオ等の対戦格闘全盛期で、対戦格闘以外のゲームのグッズ化は珍しかった。
    • しかも付録としてサウンドトラックCD付き。何度も言うが本作は名曲揃いである。にも関わらずCD化はそれが初めてであった。
      + 原因?
    • 実は当時、さんたるる氏がX68000で再生可能な「MDXファイル」(*MIDIファイルのようなもので、いわゆる"マスター音源[YM2151/MSM6258V]用の演奏ファイル")を 全曲分 本人が インターネット上に流してしまうという事件が起きた。
      • 「GR_ALL.lzh」の名で各地に触れ回り、さんたるる氏のコメントファイルまで入っていた為に大問題に。これによりサントラ単体の発売ができなくなってしまったとの説が有力。それもその筈、マスター音源故に、環境さえ整っていれば高音質どころの話ではない "頂点音質" で聞けてしまったのである。
      • その後この問題が収束したと判断されたのか、ガレッガRev2016の発表とほぼ同時に「オリジナルver、SSアレンジver、リミックスver」を収録するサントラが発売されることが決定した。
    • 途中で1箇所ポカミスしてしまったのを「DEAD POINT(残機潰しポイント)」の字幕でごまかしたとか。
  • その後株式会社アイエヌエイチより「INSANITY DVD」シリーズ第1弾として「THE MADNESS BATTLE GAREGGA」発売(既に完売)。こちらもおまけサントラCD付き、しかもサターン版のアレンジバージョン等が追加された。
  • タイトルは「ガレッ」と間違えられやすい。
    • かつてゲーメスト誌で行われていたパズルコーナーでも、該当部分を「ガレッ」として問題文を作成してしまい、シューター達が首を傾げた事があった。
  • ゲーメスト・月刊アルカディアと続くハイスコア集計において、2014年3月、稼働から18年にしてクリア可能な永久パターンの存在が認められ、ついに集計打ち切りとなった。
    + 永パの内容について
  • 「画面内の敵の全滅」が進行フラグになっている場面があり、道中で出てきた「自機をいつまでも追う雑魚敵」を倒さずに画面内に残し続けることで進行がストップする場面がある。そして「画面最上部の敵にはダメージが入らない」という仕様を使い開発された。
    • 稼働から早い段階で5面でこの仕様を使った永パ*10が発覚していた。
      ただし永パを実行した場合ランクが上昇しきってクリア不能になるため、ハイスコア争いでは影響が薄いとされていた*11
    • 十数年後になって、6面のボスを倒すまでの間にも同様の操作を行うことで、ボスを倒した後に残してきたザコ敵への撃ち込み点で無限に得点を稼ぐことが可能という事も発覚。
      加えて、この頃にはプレイヤースキルと攻略パターンの進化により、ランクが最大まで上がった状態でも理論上7面クリアまで可能*12と結論づけられたことで、永久パターンは成立したといえる。
    • なお、PS4版ではしっかり修正される旨が同版の公式サイトでアナウンスされている。Rev.2016初回ロケテスト時点で、5面1ボス改前パターンで全一を叩き出したプレーヤーが実践して曰く「1コイン目で修正されたのが分かったので検証するまでもなかった」と感じるぐらい露骨な修正*13だったとのこと。