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ウルフファング 空牙2001 - (2015/11/27 (金) 17:54:15) の編集履歴(バックアップ)


ウルフファング 空牙2001

【うるふふぁんぐ くうがにせんいち】

ジャンル アクションシューティング
対応機種 アーケード、PS、SS
発売・開発元 データイースト
稼動開始日 1991年
分類 良作
空牙シリーズ
空牙/ ウルフファング /スカルファング

概要

  • データイーストファンから絶大な支持を受ける横スクロールアクションSTG。
    • 同社の縦STG『空牙』の続編。世界観は同一でストーリーも後日談になっているが、異なる歴史をたどったパラレルワールドと言う扱い。前作自機の同型機が背景に出現する場面もある。
    • 次回作の縦STG『スカルファング』と併せ、三作品で「牙シリーズ」とも呼ばれている。

システム

自機選択

戦闘機を操作するSTGだった『空牙』とは違い、本作では装甲機兵*1と呼ばれる人型ロボット兵器を操作する。

  • 本作は自機選択システムを採用している(が、厳密には自機カスタマイズシステムと言う方が正しい)。
    ゲーム開始時に以下のいずれかで自機を選択する。
    • セレクトモード:あらかじめ組立済みの4機から選択。
    • コンストラクションモード:ボディ・アーム・レッグの3パーツ(各4種類)を組み合わせて自機作成。
      + パーツ内訳
    • ボディによってサブウエポンが変わる。
      • ホーミングミサイル:大量の誘導ミサイルをばら撒く。
        • ザコ戦・ボス戦共に使える安定したウェポン。レベルに応じてミサイルの数が増える。近距離から全弾命中させた場合の破壊力は極めて高い。
      • エレクトリッガー:自機の周囲に弾消し能力のある電磁バリアを張る。
        • 通常弾を消す事が出来る唯一の武装。レベルに応じて効果範囲が広がり、レベル3ならば画面のほぼ全体を覆いつくす。但し威力は極小なので防御向きの武装。
      • フレイムランチャー:真上に火弾を打ち上げ、一定時間炎の雨を降らせる。
        • 真上を攻撃できる貴重な攻撃手段。自機を守るバリアのような使い方も可能。レベルに応じて範囲と攻撃力が増す。
      • グレネードランチャー:自機の左右に爆弾をばら撒く。
        • 飛距離が短く扱いづらいが威力は高く、ボスや大型敵に接近して全弾命中させると瞬殺も可能。命中しなかった爆弾は地面に落ちて火柱となる。レベルに応じて爆弾の数が増える。
    • アームは近接攻撃用の武器が変わる。それに伴い範囲や威力、攻撃速度が変化する。
      • ナックルショット:拳で真っ直ぐに殴りつける。デモを見る限り素手ではなく「電磁メリケンサック」を装備している模様。
        • 攻撃範囲は非常に狭いが、ボタン連打時における「単位時間当たりの威力(DPS)」は最強。
      • ビームソード:腕に取り付けられた(手に持ったではない)ビーム剣を上から振り下ろす。
        • 威力は低いものの出が早い。攻撃範囲が180度と言う広い範囲をカバーする事と、威力は低さは連射でカバー出来る事(DPSはナックルショットに次ぐ)から、最も扱いやすい武器とされる。
      • アイアンクロウ:下から掬い上げるように鉄の爪で薙ぎ払う。
        • ビームソードより威力が高く、連打力が低いと言った性能。モーションのおかげで下方を攻撃できる数少ない武器(逆にビームソードと違い真上を攻撃できない)。しかし下方への攻撃を必要とする場面が少ない事*2と、連打力に勝るビームソードの方がDPSでは上の為、劣化ビームソード扱いされている。
      • パイルバンカー:金属杭を真っ直ぐに打ち出す。
        • リーチと威力は最高だが、隙が大きい上に攻撃範囲は真横のみなので地上物以外には当てづらい。連打力の低さから実はDPSは最低であり、他の武器より強い場面は丁度1撃で倒せる敵(装甲車等)を相手にした時ぐらいである。
    • レッグは移動速度とジャンプ力、猟兵の搭乗可能人数に影響する。また見た目も大きく変化するので食らい判定の大きさも変化する。
      • 2脚:猟兵搭乗可能人数は2人。若干食らい判定が大きいが移動速度・ジャンプ力とも平均的なパーツ。
      • ホバー:猟兵搭乗可能人数は2人。歩行型に比べてジャンプ力が増し移動速度が落ちたパーツ。食らい判定が最も大きいのが難点だが、常に浮いていることから地雷を避ける必要が無い。
      • 4脚:猟兵搭乗可能人数は4人。ジャンプ力は最高だがあまりに移動速度が遅く、上級者向けのパーツ。見た目に反して食らい判定自体は小さい。
      • 6輪:猟兵搭乗可能人数は4人。ジャンプ力が最低だが移動速度は最高、通常状態でもしゃがんだ2脚と同程度の全高なので食らい判定が小さい*3(ただし前後の判定は一番大きい。全高より影響は少ないが)。初心者から上級者まで使いやすいパーツ。
  • パーツの組み合わせによって機体のコードネームが決定される。
    • 単語として定められた法則性は薄いものの、(4×4×4=)64機種全ての組み合わせにコードネームが設定されている。
      例えば「ホーミングミサイル・ナックルショット・2脚滑走型」の機体は『蒼龍』となるが、ナックルショットをビームサーベルにした機体は『虎徹』となる。
    • 最も初心者向きとされているのは敵弾消しに優れ食らい判定の小さい機体(その分攻撃力が低いが)。具体的には「エレクトリッガー・ビームソード・2脚」のTYPE-51『紫電』か、「エレクトリッガー・ビームソード・6輪」のTYPE-63『月光』。

操作方式

操作体系は1レバー3ボタン(ショット、ジャンプ、サブウェポン発射) レバー左右で自機は左右移動。レバー上でショット発射方向を斜め45度上に。レバー下でしゃがむ(被弾判定が小さくなる)。

  • ショットは4種類ある。ショットボタンを押すと自動連射。
    + ショットの種類
  • V(バルカン):扇状に針弾をばらまく。パワーアップするごとに範囲が広くなる。
    • ザコの多い道中では非常に頼りになるが、火力に乏しいためボス戦ではつらい戦いを強いられる場合がある。
  • C(クラスターショット):前方に円を描くような軌道の弾を発射する。
    • 攻撃範囲はバルカンより狭く威力は中くらいなものの、無暗に連射していると弾の間隔が出来てしまうなど、慣れのいる武器。
  • G(グレネードガン):自機から直線状に飛んでいき、敵に命中すると炸裂し爆風が残る。
    • 威力は高くボスの弱点に撃ちこみやすい。また爆風には敵弾を消す能力があるのでボス戦向き。その反面、命中判定が狭いのが欠点。
  • L(レーザー):貫通性のあるレーザーを照射する。
    • 近接攻撃が出てしまうとレーザー照射は解除され、再び攻撃判定が発生するまでに多少の時間がかかる。さらに水平前方か斜め45度の2方向にしか照射できず、方向を切り替えても2角度間に潜り込んだ敵には当たらない(薙ぎ払う動きをしない)ので隙が大きい。主にボス戦用の兵器といえる。
  • ショットボタンを押したままだと、自機の左右方向をホールド(固定)する。ボタンを離すと自機はレバーを入れた方向に応じて左右を向く。
  • ゲーム中で出現する「Power」のアイテムを取るとショットがパワーアップする。
  • ショットの種類は、ゲーム中で「ショットチェンジ」アイテムを取ることにより切り替えられる。
    • このアイテムにショットを当てる事で4種類に変わり、取った種類のショットに変更される。現在のショットと同じものを取ると得点になる。また4ループさせると爆発して画面の敵全てにダメージを与える。
  • 敵に肉薄すると、ショットが自動的に近接攻撃に切り替わる。押しっぱなしでも自動的に連続で攻撃するが、ショットボタンを手で連射すると素早い連打攻撃が可能(連打速度は近接武器の種類による)。
  • ジャンプボタンでジャンプやダッシュを行う。
    • ジャンプ中は空中で左右制御が可能。レバーを下に入れると高速で地上に降りる。
    • 斜面や水中では、自機はレバー上下で上下移動。ジャンプボタンで上方向へ高速移動する。
    • しゃがみ中にジャンプボタンで高速ダッシュ。これで敵弾をくぐる事ができる。ダッシュ中、敵に接触するとダメージを与える事が出来る。ダメージ量はパーツに関係なく固定。
  • サブウェポンは時間チャージ式のゲージ制。
    • ステージ開始時は使用不可能だが、時間と共に1段階目→2段階目→フルチャージ(3段階目)となり威力が上昇。一度使用するとゲージは0になり、最低でも1ゲージ溜めないと使用不可。
    • チャージ速度は、エレクトリッガー→ホーミングミサイル→フレイムランチャー→グレネードランチャーの順に長くなる。
    • ゲーム中では、即座にフルチャージになる「チャージ」アイテムも出現。

ゲーム内容

ステージ選択制度及びマルチエンディング採用。
2人同時プレイもでき、途中参加も可能である。

  • ステージが進行すると、次のステージを選択する事ができる。5ステージで全4コース*4。その際、難易度は「生還率」と表記される。
  • 隠しコマンドを使用する事で、分岐無しで全12ステージをプレイする事ができる「ROHGA(狼牙)モード」がプレイできる。(コイン投入後1P側のショットボタン、サブウェポンボタンを押しながらスタートボタン)

ステージは真横からの視点の横方向強制スクロール。常に重力が働き、自機は地表を走行する。斜面、水中、空中ではレバーでの8方向移動が可能になる(何もしないと斜面では下方向に、水中では上方向にゆっくり移動する)

  • 自機は1機のみのライフ制。ゲーム開始時のライフは6点(標準設定)、最大値は9。標準設定ではステージクリア時に1点回復*5
  • アイテムは先述のショットチェンジ・パワー・チャージの他に、「ライフ(1点回復)」と「猟兵」がある。
    • アイテムは満タンの状態で取ると得点になる。ショットチェンジアイテムは、同じものを取り続ける事で得点になる。
    • 猟兵*6は装甲機兵の腰に乗り自動で敵を攻撃してくれる。最大数以上取得すると得点が入る。
      • 攻撃力が低そうに見えるが、実はメインショットであるバルカン二発分程度の威力がある弾を打ち出す為、最も弱い雑魚程度なら一撃で墜としてくれる。特に6輪や4脚は数と相俟って非常に強力。
  • ライフが0になると自機が破壊されるが、パイロットが脱出して戦闘を継続する。生身の状態で被弾するとゲームオーバー。
    • 生身の時はショットの性能が最弱に固定され、サブウエポンも近接攻撃も使えなくなるが、当たり判定が非常に小さくなる。また背中のバックパックでホバー飛行しているため、ダッシュやジャンプを含め装甲機兵以上の機動力を誇る(ジャンプは早すぎて逆に問題だが)。
      • 生身状態でダッシュすると、敵本体をすり抜けられる。
      • また、猟兵は機体破壊時に放り出されるが、拾えばオプションのように自機に追従する。
    • 生身でライフ・パワー・チャージを種類問わず合計3つ取ると、機体を復活させる事ができる(この場合、残りライフは2点になる)。
    • 生身でステージクリアすると、次ステージ開始時には復活した機体に搭乗できる(残ライフは1点)。
    • 生身の状態に限り走行点が加算されるため、あえて機体を破壊させてこの状態で進むスタイルも一応あるが、弊害として永久パターンの問題点(後述)も出てきた。
  • アイテム出現関連
    • ゲーム攻略に直結する部分になるが、アイテムの出現条件が非常に特殊になっている。
    • アイテムは、固定アイテムと非固定アイテムに分かれる。固定アイテムはステージ毎に出現位置が決まっている。また、非固定アイテムの出現条件はスコアであり、出現順番は固定されている。
    • ライフアップアイテムだけは特殊な条件になっており、2万点以降の、千の位が9になった場合に出現するのだが、9の位を通らずに一気に桁上がりさせてしまうと、次の9千点を取得するまでアイテムの出現が完全に停止する。
      • 停止するのはライフアップだけではなく、固定アイテム以外の全て。

評価点

  • パーツ構成によって劇的に変化する自機性能ながらも、それぞれに特徴があり、異なった攻略パターンを要求されるステージ展開。
    • それに伴い、自分の最も使いやすい機体に専用コードネームが与えられる事も相まって愛着が湧きやすく、思い入れも強くなる。
    • ステージ選択制度を採用しつつ、機体構成によって攻略法方が変化するため、飽きが来にくい作りにもなっているのも評価点。
  • 丁寧な演出、濃厚な世界観、綿密なグラフィック、評価の高いサウンド。
    • BGMはフュージョン系でまとめられている。特にステージ1のBGM「WOLF FANG -狼牙」は格別評価が高い。
    • ボス出現前にオペレーターから警告があり、弱点を教えてくれるなんてのは勿論、ステージ開始時とステージ選択時にもオペレーターや上官からの指令が表示され、戦況を把握する事も出来る。
    • 水しぶきを上げて着水する輸送機や、「Commence your attack」の声と共に出撃する自機など、ロボット物の展開をがっちり抑えた演出も。
    • メカニックデザインも評価が高い。要所要所で一騎討ち*7を仕掛けてくる敵ロボット「バーサーカー」や、後半のボス「フリムスルス」「ノルン」等、北欧神話から引用した名前のボス達はそのデザイン、攻撃方法もあって印象的。
  • 巨大ロボット(装甲機兵)を、システム・操作面から「それらしく」描いている。腕で銃を掲げて上空の敵を撃ち、膝をかがめて地に伏せるなど、シンプルでありながらロボットらしさを実感できる理にかなった操作であり、しかもそれがゲーム性にも深く結びついている。
    • 自機が破壊されてもゲームオーバーとならず、パイロットが生身のまま戦闘を続行する点もユニーク。身体ひとつで激戦の真ん中に放り出される心細さと喪失感は強い印象を残し、巨大ロボットの頼もしさを逆説的に実感させる。

難点

  • 高い難易度
    • と言うのも、独特な操作システムにより、慣れるまでは振り向き撃ちがやりにくい仕様であるため。
    • 敵は画面の左右から容赦なく入り乱れて出現してくるので、振り向き操作を身に付ける事は必須。
    • 敵出現パターンを覚えればそれほど難しくなく、更に選択した武装を有効に活用する事で難易度を劇的に下げる事ができるものの、それだけに取っ付きが悪く、稼動当初は評価が芳しくなかった。
  • システムも、前述のようにやや複雑で特殊操作が多彩。格闘ゲーム等と比べるとまだ簡潔な部類だと言えなくもないが、アクションシューティングとしてはややハードルが高い。
    • 左右の打ち分け、ダッシュといった操作を身に付け、機体ごとにより異なるジャンプ軌道を把握し、出現パターンを覚え、サブウェポンの使い所を覚える。
    • 高い難易度ではあっても、プレイする毎に、そしてやり込む毎に前に進んでいくゲームなので、一度ハマってしまえば面白いゲームではある。
  • 永久パターンあり
    • 一部ボスが自爆も撤退もせず、時間により耐久力が下がっていき最終的に1になる仕様(一定時間粘った後ならバルカン1発でも撃破できる)のため、攻撃せずに回避し続ければ永久パターンとなる。しかも生身の状態で回避しまくれば攻撃せずとも点が入る為、ゲーメスト誌でもハイスコア集計は打ち切られてしまった。
  • 裏ワザによるインカム低下
    • 熟練者が先述の「ROHGA(狼牙)モード」でプレイした場合、全面クリアまでの総プレイ時間は1時間を超える。この裏ワザが知れ渡るにつれてお店が得られるインカムも低下していき「稼げないゲーム」という評価がくだされてしまった。名作でありながら比較的短期間でゲームセンターから姿を消してしまったのは、この事情(および先述のハイスコア集計打ち切り)の影響が大きいという意見もある。

総評

難易度という名のハードルこそ高いものの、そこを乗り越えた先に待つのはむせ返る程に熱い世界観、サウンド。美しいグラフィックと演出。変幻自在の攻略と奥深いゲーム性。やればやるほど本作の虜になっていく。
とっつきの悪さもステージ選択制度による難易度調整、様々な機体によって異なる攻略パターン、がらりと変わるステージ展開から、ステージの先を見たいという誘惑と、単純に触るだけでもそこそこ楽しいと言う至極単純な要素を含めて、他の高難易度ゲームよりもハードルが低い傾向にある。
あらゆる面において隙の少ない、完成度の高い2Dアーケードロボットゲーム。最高傑作と言っていいだろう。 今尚、根強いファンが多いゲームでもあり、もしも万が一何処かで見かけたら、一度・・・と言わずに何度もプレイしてみる事をお勧めする。


移植

  • PlayStation版(1996年5月10日発売 エクシングエンタテイメント制作・販売)
  • セガサターン版(1997年3月28日発売 エクシングエンタテイメント制作・販売)
  • PS版は、2003年8月28日にハムスターより廉価版が再発売されている。また、2010年4月14日よりゲームアーカイブス用ソフトとしてPlayStation StoreにてPlayStation 3、PlayStation Portable用にダウンロード販売が開始された。
  • SS版は、PS版の移植と呼べる物であり、PS版を元に移植されているため、AC版とは若干プレイ感覚が異なる。
  • 移植版の特典として、新しい操作方法を盛り込んだプラスモードや、オープニングムービー・音声・隠しカラー(茶・黒・白・紫の4色)の追加など、オリジナル版にはなかった新要素が盛り込まれている。
  • プラスモードでは、2W・6Wの二段ジャンプ、2Hの空中ダッシュ、4Wのホバリングが可能となっている。 サターン版のみ、オリジナルステージが追加されているほか、オープニングムービーが若干追加されている。
  • 移植度
    • ゲーム性については、ほぼ完全な形で移植されていると言えるのだが、ゲーム自体の移植としての評価は残念ながらあまり高くない言えるだろう。評価の悪い理由は以下の通り。
      • バグ(ボスパーツ無敵化等)の存在。ランク計算が完全に狂っている(ノーダーメージ時の敵出現パターンが、難易度最低ランク時のものになる等)。敵、及び自機の挙動が若干異なる、等。
      • また、各所での演出も、一部削除されていたりする。大抵は普通にプレイしている場合には気付きにくい場所である事が多いのだが・・・。
    • とは言え、今現在、一番気軽にプレイ出来る媒体である事と、アーケード版をやり込んでいなければあまり気にならない部分ではあるので、まずは移植版からプレイしてみるのもいいだろう。

余談

  • 当初は『狼牙』というタイトルだったが、既に商標登録されていたため『ウルフファング』となった。なお海外版は『ROHGA』である。
  • 「第6回(1992年)ゲーメスト大賞」(アンケート方式)で総合2位を獲得。
    • 同時に「ベストシューティング賞7位」「ベストアクション賞5位」だった。その為「アクションシューティングだったのが災いして票が割れた」と言う意見もあるにはあったが、大賞(総合1位)が『ストリートファイターIIダッシュ』と言う化け物だった事もあり「他の作品がストII'(ベストアクション賞1位でもある)に票を食われた結果の棚ボタで総合2位」と言う評価が編集部の総評であった。
    • なおゲーメストでの攻略は何故か途中で打ち切られている。永パ発覚の影響だろうか?
  • その所為なのかは判らないが、移植はかなり遅かった。しかも忠実に移植をしないと定評のエクシングだったため、原作ファンからの評判は宜しくない。詳しくは上記のとおり。
  • 1面開始時の「酒落にもならん」という誤字は落になってない誤字として一部で有名。
    • プレイステーション版およびセガサターン版では「洒落」に修正されている。同様に機体構築画面の「NUCKLE」「CRAW」といったスペルミス(正しくは「KNUCKLE」「CLAW」)も修正されている。