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ストリートファイターZERO3 - (2019/08/30 (金) 16:22:37) の編集履歴(バックアップ)
ストリートファイターZERO3
【すとりーとふぁいたーぜろすりー】
概要
『ストZERO』シリーズ3作目。『ZERO』『ZERO2』の要素を引き継ぎつつも、様々な要素が追加されてかなりの大ボリュームに。
キャラクター
特徴
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新キャラクターが6人(さらに隠しキャラクターが3人)で、キャラクターは総勢28人。『スーパーストリートファイターIV』が出るまではシリーズ最多だった。
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初代に『ストII』、『ファイナルファイト』や漫画版など手広く多くのキャラクターが登場しており、今までの作品では詳しく描写されなかったキャラクターの描写などもしっかりしている。
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キャラクターを選択した後に「ISM」という3つのスタイルを選択可能。各種システムが異なる上に技性能も微妙に変わるため、これによりキャラクター数が単純に3倍に。
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Z-ISM(海外ではA-ISM) - 従来のストZEROシリーズを継承したISM。スーパーコンボが複数使用可能。ゲージは3分割され、消費量によって1~3のレベルを使い分けられる。初心者向け。
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X-ISM - 攻撃力は高いが、空中ガードやZEROカウンター(ガードキャンセル)が使えず防御力が低い。シンプル故に完全に上級者向けであるISM。Xは恐らく『スパIIX』に由来。
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V-ISM - 『ZERO2』から登場したオリジナルコンボ(オリコン)を主軸に据えたISM。ゲージは2分割され、50%以上あればその分だけオリコンが持続する。
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オリコンは前作と違い自由に動かせる様になった(前作は自動で前進・ジャンプ不可)。又、残像が本体に追従して攻撃し、発動したボタン(弱中強それぞれのパンチ・キック同時押し)によって間隔の違う残像を出せる。 初心者から上級者まで使える。
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さらにISM選択とは別に、3つの隠しモードがある。
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クラシカルモード - このモードのみISM選択はできない。X-ISMベースだがスーパーコンボが使えない代わりにガードクラッシュしない。さらに空中受身もないかわりに、コンボが途切れるとすぐに空中での食らい判定がなくなるので追い討ちを食らうこともない。初代『ストII』ライクな戦いが可能なモード。
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マジモード - 攻撃力が極端にアップし、防御力が極端に下がるモード。その攻撃力はジャンプ強立ち強キャンセル必殺技という単純なコンボで体力半分以上を奪ってしまうほどだが自分の食らうダメージも半端ではない。さらにこのモードを選択した側は、3本勝負のうち1本取られただけで負けとなってしまう。まさに真剣勝負なモード。
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サイキョ-モード - 攻撃力・防御力・攻撃範囲の縮小、通常技のキャンセル不可、ガードゲージと気絶耐久値も半分という、最強とは名ばかりなモード。なんでかといえばダン(意図的な弱キャラ)の流派「サイキョー流」から。いちおうCPU戦でスコアが2倍になる。
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また、CPU専用のISMとしてシャドルーISM(通称S-ISM)がある。これはゲージの形状だけがX-ISMで、基本システムはZ-ISMそのまま。スパコンはLv3限定だが溜まる速度が早い。
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ガードゲージというシステムを採用。相手の攻撃をガードすると減っていき、0になるとガードが割れ無防備な状態に。
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本作のさらに特徴的な点として、ガードクラッシュするかZEROカウンターを使うとガードゲージの最大値そのものが減少する。つまり、守勢が続くほどガードクラッシュし易くなっていってしまう。投げが弱めに調整されていることもあり、待ち戦法より相手に通常技を当てていく戦法がより楽しいものになった。
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しまいには冗談抜きで「強攻撃2~3発ガードする程度でガードクラッシュしてしまう」ほど最大値が減ってしまう羽目に。ガードクラッシュの上限値はラウンドが切り替わることでリセットされる。
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吹っ飛んだ相手に追い討ちできる。また空中で受け身が取れるようになり追撃から逃げることもできるが、全キャラに空中投げが実装され受け身狩りが可能で駆け引きが熱い。
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いわゆる直前ガードにあたるタイミングガード、攻撃を受けた際にボタンかレバーを操作することでダメージを減少させるダメージ軽減が追加。
評価点
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キャラクター数のさらなる増加。
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『III』シリーズが旧キャラクターを極力出さずに独自路線を進む一方、本作では『II』シリーズのキャラクターが数多く復活(家庭用も含めれば『II』シリーズのキャラクターが総登場)するなど多くのキャラクターが登場。そのボリュームの大きさを歓迎されている。
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前作『ZERO2』の基本部分はそのまま、様々なシステムを導入したことで駆け引きがより奥深く濃密なものとなった。
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『ZERO2』はシンプルで遊びやすい反面奥深さに欠けマニアからは避けられるきらいがあったが、本作で独自の駆け引きを確立し、格ゲーマニアも納得の出来となった。
賛否両論点
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BGMが全て完全新曲になっている。ジャンルとしてはテクノミュージック系で、『ZERO』・『ZERO2』のようなアレンジ曲は皆無である。
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全体的にスタイリッシュになったデザインに合わせたものでもあり、キャラクターのイメージから外した曲はなく秀逸な出来だが、メロディよりもビートを重視した曲調には耳に残らず地味だと嫌うプレイヤーも、ノれると好むプレイヤーもおり賛否両論。
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本作で『ストリートファイター』シリーズに初参戦したコーディーの扱い。
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初代『ZERO』で復活したバーディーが色黒になったり初参戦したソドムが十手を所持するなどのアレンジはあったが、彼らは元々CPU専用キャラクターだからそれが許されたのである。しかし『ファイナルファイト』の使用キャラクターであるコーディーが「ケンカのやりすぎで投獄されて脱獄犯になった」というのは、いくら地味すぎる格好の主役とはいえあまりに悪フザケがすぎるのではないだろうか。
当初原作のコーディーに思い入れがあったプレイヤーからは「ふざけるな、ファイナルファイトのコーディーを返せ」との声も挙がっていた。
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とはいえ、ダークヒーロー的なカッコよさがあり、次第にキャラクター自体の人気は上々。「地味なヒーロー」とは別の意味でのファン層を獲得したという意見も多い。
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実際、『スーパーストリートファイターIV』では囚人服姿で参戦している。勿論原作のコーディーに思い入れがあったプレイヤーからは(ry
その続編『ストリートファイターV』では囚人服は卒業…したのだが今度は「メトロシティの次期市長」という設定でスーツを着ることとなった。
問題点
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V-ISM(オリジナルコンボ)が非常に強力で、ガチ対戦の場合ほぼこれ一択。
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ボタン同時押しだけで発動できる上、無敵時間があり、ダメージはスーパーコンボ以上で、ガードされても大幅な削りや強引な崩し(ガードクラッシュ含む)が可能。さらに着地キャンセルというテクニックを使ったゲージの回収や永久コンボが存在。
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これらはプレイヤーの研究によって発展していった要素なので対戦では永パ含め容認されている。どれだけ容認されているかというと、最大手のZERO3専門サイトに基本コンボとして永パが紹介されているほど。
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逆に空中ガードができずゲージの使用効率も悪いX-ISMが弱過ぎる。V-ISM相手との相性が悪い事もありガチ対戦では全く使い物にならないと言ってもいい。
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「じゃぁV-ISMを除いたらどうか」という意見も当然あると思うが、その場合は先述のキャラ欄に書かれている通り、Zダルシムが強すぎる。正直、対戦バランスについてはかなり疑問符がつくと言わざるを得ない。
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一部のスーパーコンボの性能、出来が乱雑。
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オリコンがかなり強力だとは言え、どうにも残念な出来のスーパーコンボが一部存在する。
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リュウの「滅・昇龍拳」。Lv3専用技で、先端当てで「真・昇龍拳」に変化する特殊な超必殺技の一つだが、変化してもダメージはLv2真空竜巻旋風脚を僅かに上回る程度。ゲージの使用量や使い所に大きく劣っている。
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PSP版では威力が大きく上がったため、一発逆転のロマン技と言った感じになった。
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サンダー・ホークの「キャニオンスプリッター」。コンドルスパイアからトマホークバスターに繋げる技だが、問題点しかない。
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必殺技をくっつけただけで地味、コンドルスパイアはしゃがみガードを崩せない、発生が遅く、暗転もあるので対応されやすく、強い無敵もない、ダメージも低い、レイジングタイフーンを出す時に暴発しかける……前述の様にPSP版で強化はされたが、対応されるのは相変わらずである。
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実は対戦に影響を及ぼすバグが多い。テクニックとして容認されているものから、暗黙の使用禁止が設けられてしまうほどひどいものまで、程度はさまざま。
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単純かつ深刻な例として、マジモード・サイキョーモードにおいてかりんの通常投げまたはバルログのイズナドロップを決めると相手の体力を残り1ドットまで減らせるというものがある。
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『ZERO2』では個別にラストボスが設定されていたが、本作はベガと殺意リュウを除いて全員ファイナルベガとなっているため、演出面はやや欠け気味である。
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また、ラスボスに負けた場合は即バッドエンディングに突入してしまいコンティニューによる再戦が出来ない。
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ラスボス前に戦う相手はきちんと区別されており、使用キャラクターによってはCPU専用の『ユーリ&ユーニ』と戦う事になる。
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ED自体は熱い展開のソドムやコーディーに、シュールな展開のザンギエフやダルシムなど出来はいい。
総評
発展しすぎたオリジナルコンボなど賛否の分かれる要素もあるが、純粋に増えたキャラクター数によるバラエティに加え、従来のストリートファイターの駆け引きに加えた新たなスパイスが功を奏し、より面白い対戦ゲームとなっている。
現在においても、手軽に格ゲーに触りたい初心者にも、とことん極めたい上級者にもオススメできる格ゲータイトルの一つ。
2014年12月にNESiCAxLiveに配信されたため、対戦できる機会は増えた(下記のアッパーとは違い、初期仕様のもの)。
『ZERO』シリーズは全般的にシステムの実験場とも取れる部分も多く、また、『ZERO3』の開発に至っては当時のディレクターは徹底的にストリートファイターシリーズを洗い出して分析をしたのだとか(投げのシステムだけでも1日聞き出すくらい仕事はきっちりしていた)。
尚、『ストリートファイターIII 3rd』で導入されたガードブロッキングは、『ZERO3』チームのアイデアである(厳密には連続ガードが嫌だという発言が元になってもいる)。
家庭用版
PS・DC・SS・PS2(ファイターズジェネレーション)に移植。ここではACに忠実な内容のPS2版以外の特徴を挙げる。
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ACでストーリーがベガと共通だった中ボス(M・バイソン、ユーリ、ユーニ)にそれぞれ個別のストーリーが追加され、裏技なしで最初から選択可能。
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バイソンのみ技が追加されて性能が一部変更されているが、裏技でAC版と同じ性能の「EXバイソン」も使用できる。
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AC版では不参戦だった殺意の波動に目覚めたリュウ、真・豪鬼が復活参戦したほか、ガイル、フェイロン、サンダー・ホーク、ディージェイを新キャラクターとして追加。『ストII』シリーズのキャラクターが一堂に会した。
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バトルでスキルを習得してキャラクターをプレイヤーの好みにカスタマイズ出来る「ワールドツアーモード」が追加された。
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スキルは「スパコンゲージが時間経過で自動上昇」「ZEROカウンターの威力上昇・使用してもガードクラッシュゲージが減らない」「空中ガードやオリコンが別のISMでも使用可能」など、まともに対人戦をやればバランス崩壊級のものばかりなので、1人プレイ向け。またスキル取得のためのバトルには、「オリコンでしかダメージを与えられない」など、面白い条件のものもあり、トレーニング感覚で楽しめる。
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SS版は最後期の発売かつ4MB拡張カートリッジ必須となっている。出来は他機種と遜色のない出来で、現在はサターンソフトの中でも屈指のプレミアソフトと化している。SS版のみ開発はミッチェルが担当。
ストリートファイターZERO3↑
【すとりーとふぁいたーぜろすりーあっぱー】
ジャンル
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対戦型格闘ゲーム
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対応機種
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アーケード(NAOMI)
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販売・開発元
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カプコン
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稼動開始日
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2001年2月
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判定
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良作
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概要(↑)
基板をNAOMIに変更し、コンシューマー版ZERO3の新キャラクターと追加要素を加え、更にDC版のワールドツアーモードで育成したキャラクターも使用できるようになったバージョンアップ版。
但しエミュレーションによる動作のため、プレイヤーの入力と画面内のキャラクターの動作が同期しない問題がある。
こちらもGBA、PSP(↑↑)、PS2(ファイターズジェネレーション)に移植された。
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GBA版『ZERO3↑』
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新キャラクターとして、『CAPCOM VS. SNK 2』に登場したマキ、イーグル、ユンが新たに追加。
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GBAというスペック制限下でありながらゲーム内容はしっかりと再現されている。但し容量の制限からボイスなどが大幅に削られており、例えばさくらはケンの声のピッチを高くしただけのものになっている。個別のエンディングもカットされているため、新キャラクターは思わせぶりなプロローグこそあるもののGBA版ではストーリーの結末を知ることはできない。
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本作の発売から約15年が経過した2017年にはSwitch/PS4/One/PC『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクションインターナショナル』に海外版の『アルファ』名義ではあるがAC版ZERO3が移植される事が決定したが、同作の発表と同時に本作の任天堂ハードにおける唯一の『ZERO3』ベースの作品としての役目が終わる事も確定した。
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ただし、収録バージョンは無印版の為、『↑』の追加要素は存在しない。
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PSP版『ZERO3↑↑(ダブルアッパー)』
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前記GBA版の追加キャラクター3人に加えて『CAPCOM FIGHTING Jam』に登場するイングリッドが新たに追加されている。さらに、GBA版には無かった個別のエンディングもしっかりと用意されている。
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VS.シリーズのような「ヴァリアブルバトル」や、「100人組み手モード」、2体の敵を相手する「リバースドラマチックバトル」などの新モードも追加。ZERO3の集大成的な内容となっている。
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ただし、PSP版には4GB以上のメモリースティックに対応していないという、仕様上の問題点がある。またハードそのものが格闘ゲームをするのにまったく適していないという最大の弱点もある(一応外付けパーツで補うことは可能)。
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PS2版『ファイターズジェネレーション』内の『ZERO3↑』
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隠しモードとして『ZERO3↑』を収録。ただしCPS2仕様の「アレンジZERO3」というべきものであり、AC版・GBA版・PSP版いずれとも違う仕様となっている。また上記の携帯機追加キャラクターはいない。